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佳子さま海外公式訪問に、ハンガリーが「冷淡」な評価! 「税金で観光地を巡る日本の姫」

文/編集部

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佳子さま欧州訪問から帰国

秋篠宮家の次女佳子さまは25日、オーストリアとハンガリーへの訪問を終え、羽田空港に民間機で帰国された。これまで2度の大学入学や15年6月の宮中晩餐会“デビュー”、さらにICUのご卒業、と節目を迎えるたびメディアの注目を集めてきた佳子さまだが、初の海外公式訪問となった今回の欧州訪問も多くのメディアが注目した。

「今回の欧州訪問でも民放をはじめ多くのメディアが現地入りし、新聞社などはウィーン支局を拠点とし、それぞれ佳子さまのご動静を連日伝えました。今回の佳子さまの公式訪問では、直接のインタビューの禁止、許可された場所以外での撮影の禁止等、様々な報道規制がなされましたが、それでも、各種メディアはなんとか現地での佳子さまの様子を伝えようと競って、記者を派遣しました(皇室ジャーナリスト)

国内メディアは佳子さまの欧州訪問中、連日そのご様子を伝えられたが、厳しい報道規制がかかったことも影響してか、独自情報がスクープされることもなく、ほとんどのメディアが各所を回られる佳子さまのご様子や現地の反応を淡々と報道した。

ドイツメディアは佳子さまの美貌を絶賛

今回、佳子さまは最初にオーストリアを訪問されたが、現地メディアは佳子さまの訪問を非常に好意的に報道した。全国紙でも佳子さまの表敬訪問は写真付きで一面トップで掲載され、「王宮のプリンセス」との見出しが付けられ大々的に報じられた。

また、記事中でも『so schön』(ドイツ語で“とても美しい”の意味)と佳子さまの美貌が称賛されており、現地メディアによる報道からも、佳子さまのご訪問が熱烈な歓迎を受けていることが伝わってきた。

ハンガリーメディアは辛口な評価

一方で、ハンガリーでは現地メディアにより中立的、もしくは少々辛口の報道がなされたようだ。政権寄りメディアは大統領表敬や地方訪問の事実のみを、国営通信社MTIを使い淡々と報道。また独立系メディアはほとんど報道すらされず、唯一取り上げたHVGは、大統領表敬、国会議長懇談以外の日程大半は観光地周りだったと紹介した。ある宮内庁関係者は次のように語る。

通常、皇族の方の海外への公式訪問は現地メディアで大々的に取り扱われることがほとんどです。というのも、海外の王室や皇室の人物の訪問を小さな出来事として扱うということは、相手国に対して敬意を欠いた行為とみなされるからです。

実際に、眞子さまの南米訪問や、公式訪問ではなく私的旅行ではありましたが、秋篠宮ご夫妻と悠仁さまのブータン旅行などは、熱烈な歓迎を受け、現地メディアでも大々的に報道されました。

また、佳子さまの今回の欧州訪問でも、オーストリアでは現地メディアが全国紙の一面トップで大体的に報じたことから、ハンガリーでも大いに佳子さまの訪問が歓迎されるものだと多くの関係者が考えていました」(皇室関係者)

しかし、先にも述べたように、実際にはハンガリーの現地メディアは政府系メディアは訪問の事実のみを淡々と報道、独立系メディアに至っては、一切報道しないメディアも多かったようだ。

「日本国内でも、高級ホテルに宿泊し、有名観光地ばかりを回られる佳子さまの欧州訪問に対して、批判的な意見を述べる専門家もいましたが、ハンガリーの独立系メディアの中には、有名観光地ばかりを訪問される佳子さまに対して、皮肉交じりに“税金で観光地を巡る日本の姫”と書くメディアさえありました。

オーストリアでの熱烈な歓迎ぶりとは打って変わり、ハンガリーでは、有名な観光地を巡られる佳子さまの様子に醒めた視線が向けられ、僅かな皮肉を込めながら淡々とした調子で報じられたようです(前出の皇室関係者)

今回の初の海外公式訪問にて、欧州の美しい街並みや、素晴らしい観光名所の魅力を満喫し、ご満悦の佳子さまであったが、一方、ハンガリーの人々の多くは観光名所巡りのような公式訪問を堪能する日本にプリンセスを醒めた想いで眺めていたようだ。


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