オピニオン

安倍総理「愛子天皇は、私が責任を持って潰します」


文/宮本タケロウ Twitter

政権は愛子天皇論に反対

安倍晋三首相は8日の参院本会議で、立憲民主党の長浜博行参院会長の代表質問に関し、安定的な皇位継承のために「男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえながら、慎重かつ丁寧に検討を行う必要がある」と述べた。

また、女性皇族の婚姻などで皇族数が減少していることに触れ、「皇族方のご年齢から先延ばしすることはできない重要な課題だ。さまざまな考え方、意見があり、国民のコンセンサスを得るために十分な分析、検討と慎重な手続きが必要だ」とも言及した。

秋篠宮への皇位継承が一層明らかに

先月に行われた秋篠宮殿下への「行平御剣の儀」と来年予定されている「立皇嗣の儀」に加え、政府の秋篠宮への皇位継承方針が一層明らかになった。

今回の安倍総理の答弁について、政治アナリストのU氏に話を聞くことができた。

「安倍総理の発言には3つのポイントがあります。まず、①男系が伝統であることが大前提。②次に生身の人間であり、神聖な皇室に関わることなので慎重で丁寧であるべきこと。そして、③国民のコンセンサスが必要であること。この3点です」

政治アナリストの論点整理

  1. 皇統は男系である
  2. 神聖な皇室に関わることなので慎重に進める
  3. 国民の理解が必要である

この3つのうち、①と③は矛盾しているように思える。なぜならば本サイトを見てもわかるように、国民の多くが愛子さまの天皇即位に賛成し、秋篠宮殿下への皇位継承を反対している国民が多いからだ。U氏はこう続ける。

「おっしゃる通り、この①と③は明らかに矛盾です。③を大切にしようというのが野党の立場で、①を重視するのが政権の立場です。この断絶は一見深いように見えますが、②がポイントになってきます。普通の法案であれば与野党が国会で議論して意見の対立があったら、野党は最後まで反対しますね。しかし、この件は②の神聖な皇室に関わることですので、野党も苛烈に反対するとは思えません。」

なるほど。①と③に関しては与野党で断絶があるが、②については一致しているという見解だ。

与党と野党の一致点は…

「野党が苛烈に反対しないというのは、皇室に関わることで騒ぎたくないからです。仮に国民の人気を得ようと「愛子天皇」を今声高に主張して、数十年後に秋篠宮が即位したらどうなりますか?とんでもない不敬、黒歴史でしょう。恥ずかしくて、また右翼が怖くて外を歩けませんよ。」

そうか…

U氏は「野党もこぞって長いもの(安倍政権)に巻かれる」という意見だ。確かに秋篠宮殿下への皇位継承が規定路線なら「愛子天皇!」と叫ぶのは数十年後に朝敵・逆賊の汚名を被ることになる…

世界は安倍総理の手の中で回っている

しかし、国民の同意なしで皇室の制度設計を進めると、民意が皇室から離れ、安倍総理の手のひらで皇室が存在しているような印象を受けてしまう… 

最終的には安倍政権も、③の国民の理解を一番のベースに置くのではないか?

筆者の淡い期待を裏切るように、U氏はこう述べた。

国民の理解ですって!?(笑)バカバカしい。消費税増税や辺野古の基地移設、アメリカ産の牛肉関税撤廃に国民が賛成なんかしましたか?

ここまではっきり言われては何も言い返せない。。。

愛子天皇論は消え去る。

もう気づくべきでしょう。日本は安倍総理の国なんです。景気が悪いのも安倍総理のせい、日韓関係の悪化も安倍のせい、地球温暖化も安倍のせい、最近台風が多いのも安倍のせい。全部安倍のせいですよ。

19世紀半ばのヨーロッパはフランスのナポレオン三世の意のままに回っていた。ナポレオン三世の意のままにオーストリアの皇族が無理やりメキシコに行かされ、皇帝に即位させられたことも世界史の現実だ

安倍政権の意のままに、愛子天皇待望論は消え去る。これが令和の日本史の現実だろう。


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