紀子さま「お願いですから結婚の裁可を出さないで下さい！」　雅子さまへ「涙」の直訴

文／編集部

解決の兆しの見えないご結婚問題

現在、延期状態にある眞子さまと小室圭さんのご結婚問題。国民の大多数が反対する中でも眞子さまの結婚への意思は固く、全く解決の兆しは見えてこない状況にある。また、国民の反対と眞子さまの希望との対立だけでなく、より複雑な問題もあるとの指摘も存在する。

「やはり、この結婚を厄介なものにしてしまったのは、現在退位された上皇陛下が下された“裁可”の問題が大きいといえます。大多数の国民が結婚に反対している状況で小室圭さんや母親の佳代さんがこれほど強気の姿勢でいられるのも、やはりその背景には“すでに天皇陛下（現上皇陛下）の裁可を頂いている”ということがあります。

可能であれば、上皇陛下が退位される前に裁可の取り消しを行い、一旦結婚問題を白紙状態に戻すことが望ましかったのですが、結局は、裁可を下されたままの状態で退位をされ、上皇陛下が公の場から身を引かれたことで、この裁可の問題があやふやなままに令和の時代までこのご結婚問題が引き継がれてしまうこととなりました」（皇室ジャーナリスト）

もちろん、当時の状況を考えるならば、やむを得ない事情はある。しかし、とはいえ上皇陛下は令和の時代に厄介な置き土産を残したままに退位されてしまったようだ。

結婚騒動でも浮上した二重権威の問題

この眞子さまのご結婚の裁可をめぐる騒動は、また別の厄介な問題も浮かび上がらせた。現在、上皇陛下は眞子さまのご結婚に裁可を下されているが、一方で今上陛下は裁可を下されていない。

こうなると、現在でも上皇陛下の裁可は有効であるのか？あるいは、結婚を実現するには、あらたに今上陛下による裁可が必要になるのかが分からないのである。

上皇陛下が退位される前には、権威の二重化が懸念されていたが、「上皇陛下と今上陛下のどちらの裁可が有効であり、また必要なのか？」という疑問はまさに、この二重権威の問題と直結している。

裁可を出されないよう懇願する紀子さま

このような状況の中で、現在紀子さまは、天皇陛下に対して結婚の裁可を下されないよう時に涙ながらに懇願されることもあるという。ある皇室関係者は次のように語る。

「来年の4月19日には、秋篠宮殿下が、自らの立皇嗣を国の内外に宣明する一連の国事行為である“立皇嗣の礼”が行われます。皇嗣妃である紀子さまにとって、この“立皇嗣の礼”にケチがつくようなことは何としてでも避けたい事態なのです。

そのため、当然ながら家庭内の問題は出来る限り解決しておくことが望ましく、可能であれば、眞子さまのご結婚に関する問題もなんとか解決をつけたいとお考えのようです。

ですので、下手なタイミングで天皇陛下に裁可を下されては解決できるものも解決しないと考え、なんとか解決がつくまで絶対に裁可を下されないよう天皇陛下ならびに雅子さまに懇願しているそうです」（皇室関係者）

当然だが、陛下は現在のように国民の大多数が結婚に反対している状況で結婚の裁可を下されるようなつもりは一切ないようだ。

立皇嗣の礼までに、是非ともなんらかのかたちで問題を解決させたいと考えている紀子さまであるが、おそらくそれは当の秋篠宮殿下にしても同様であろう。これまで長らく膠着状態が続いてきた眞子さまと小室圭さんのご結婚問題であるが、そうなると、今後半年以内に問題が進展する可能性は高そうだ。

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