秋篠宮殿下

保守系議員、秋篠宮家を「あきしのみやけ」と読み違い! にわかに増える「ビジネス保守」の“無知”が明らかに

文/編集部

高まる愛子天皇待望論に保守派は危機感

来春以降、安定的な皇位継承に関わる議論が政府及び国会で開始される予定であるが、現在、世論の大多数は女性天皇の容認を支持しており、先日共同通信が発表した世論調査の結果によると、女性天皇を認めることへの賛成が81.9%に達しており、反対はわずか13.5%となっている。

このような女性天皇を望む世論の高まりに危機感を持っているのが男系皇統の護持を目指す保守派の政治家や評論家だ。自民党の「日本の尊厳と国益を護る会」(代表幹事・青山繁晴参院議員)は、皇位の男系継承堅持のための具体策を提言しているが、このような動きも、女性天皇の容認に賛成する圧倒的多数の世論の声に対する警戒に他ならない。

会の提言案の内容によると、女性天皇の子が即位した「女系天皇」は存在しないとし、一度も存在したことがない女系天皇を認めれば、「異質の王朝」「天皇ならざる天皇」を生み出すとの危機感を表明している。

保守系のネットメディアも男系護持の考えを表明

このような状況で、あるインターネット上の保守系メディアは複数の保守系の政治家および評論家を呼んで、皇室問題に関する討論番組を放送した。内容としては、女系天皇誕生に対する危機感を表明すると共に、如何にして、男系皇統の護持を目指すべきかが議論の中心となった。

その中での代表的な案の一つが漫画だ。ある保守系の国会議員は討論の中で、女子高生が皇室について学び、男系皇統と皇室の歴史の重要性を学んでいくという内容の漫画を出版することで、広く国民を啓発し、皇室についての理解を深めることが男系皇統の護持に繋がると語った。すでに出版の準備は整っており、早ければ来年の1月にも出版される予定のようだ。




秋篠宮家(あきしののみやけ)を「あきしのみやけ」と読み間違い

もっとも、こういった男系皇統の護持を叫ぶ保守派の政治家や評論家の中にも、皇室に関する知識は怪しい者は多いようだ。討論に参加したある保守系の政治家は、討論の冒頭で秋篠宮家(あきしののみやけ)を「あきしのみやけ」と読み間違いをしていた。

仮に、皇室に関する深い知識を有する政治家であるなら、これほど初歩的なミスを犯す可能性は低いはずだ。ある皇室ジャーナリストは次のように語る。

現在、男系皇統護持を主張する政治家の中にも、知識的には非常に怪しい政治家や評論家が多いようです。安倍政権誕生以降、いわゆる保守系の評論家やネットメディアが台頭したことで、ネット上の保守層にウケる発言を繰り返す政治家や評論家の数は一気に増加しました。

もちろん、中には、皇室問題を専門的に研究し、深い知識や理解を有している政治家や評論家もおりますが、一方で、単にブームに乗るようなかたちで深い知識もないままに保守ウケする言動を繰り返す論者が多いことも事実です(皇室ジャーナリスト)

現在の愛子天皇誕生への国民の期待の高まりを批判して、「安易に女性天皇の誕生を望むのは国民の皇室に対する理解が浅いからだ!」といった言動を繰り返す保守派の論客は多いが、どうやら、必ずしも、そのように男系護持を主張する保守系の言論人が、皇室に対する深い敬意と知識を持っているとは限らないようだ。


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