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文/新藤幸人
眞子さまと小室さんの婚姻問題
’17年9月に婚約内定会見を行った眞子さまと小室圭さん。会見後、次第に圭さんの母・佳代さんとその元婚約者との間で生じた金銭トラブルが明るみになり、翌’18年2月には2年半の婚約延期が発表された。
一部報道では、この問題に何らかの進展があるのは延期発表から2年後の来年2月であるとも言われているが、未だ秋篠宮家は固く沈黙を貫いている状態だ。
ご学友にインタビュー
さて、2年前の9月、まだ日本中が眞子さまと小室さんに対して祝福ムードだった当時、フリーの記者として小室さんの友人にインタビューを行ったことがある筆者。その後も折に触れてこの友人とコンタクトを重ねてきた。
今回その友人の方から連絡があった。およそ1年ぶりとなる。
話題はまず今年1月の「金銭トラブルは解決済」とする通称「小室文書」について。その直後に起きた「フォーダム大ロースクールの2019年同期の友人一同」と名乗る設立者が、仮想通貨「コムロコイン」の出資を募る怪しげなサイトを立ち上げた件について。
出資金の用途は【パリ、モナコ、ローマへのハネムーン旅行にかかる費用 50万ドル(約5,500万円)】【佳代さんのアンティークブティック開業資金 80万ドル(約8,800万円)】などとされていた。
「詳しいことは分かりませんが、ネタ要素強めの詐欺であると断定されてましたよね。でも、あの件はイタズラにしては結構実情と重なる面もあった。例えば昔、圭さんは『将来、母に経営者になってほしい。ショップを開きたいみたいだから』と語っていたことがあったんですよ。
あのサイトは、虚実ないまぜって感じで結構“いい線”を突いていたんじゃないかと思いますよ。圭さんも『もしかしたら日本の同級生の仕業か』とかなり警戒したんじゃないか。直前に発表した“小室文書”について、あれは彼なりの誠実な対応だったんですよね。何をしても妨害されて、信頼回復なんてできないんだから静観するしか無いだろ、と今は考えてると思いますよ」(小室さんの友人)
小室さんの父や父方の祖父母の相次ぐ自殺、そして佳代さんの交遊関係などから、小室家には後ろ暗いイメージが付いてしまった。イタズラだったとしても、小室さんがこういった件で徐々に追い込まれていった様は想像に難くないと、この友人は評する。事実そのあたりの時期から、メッセージにも既読は一切つかなくなったという。
佳代さんと圭さんは“まーしー”ファン
そんなわけで、小室さんの現在の生活については「一切情報を持っていない」というこの友人。
「彼は要領いいし、色々支援も受けているみたいだし、必ずNY州弁護士資格は取得すると思いますよ。彼なら、仮に眞子さまとの関係がどう転んでも大丈夫なようにそうすると思います。眞子さまの事についても、全然諦めてはいないでしょうが、自分から何かを発信して解決方向に導くといったことは今後もしないでしょうね。
例えば自ら破談を申し出たりとかは絶対しないでしょう。割と事なかれ主義の飄々とした性格なので、事態の沈静化を待ちつつ、自分の生活の方を大事にしてるんじゃないですかね」(同前・小室さんの友人)
なるほど、小室さんは既に色々と“割り切っている”ようだ。この友人は続けてこんなエピソードを語った。
「そう言えば、先日、田代まさしがまた覚醒剤で逮捕されたじゃないですか。実は圭さんはなぜかファンなんですよ。『なんで?』って聞いたら、『母さんが昔からファンで一緒にTVとか観てたし、講演にも行ったことがある』と(笑)
結構裏社会ネタが好きで『更生施設のDARCのプログラムで頑張ってるんだよ。シャブ断ちしてまた活躍して欲しいなって母さんも言ってる』と薬物治療の実情を色々教えてくれましたね。変わった奴ですよね(笑)」(同前・小室さんの友人)
小室さん、そして佳代さんが田代容疑者のファンとは意外であろう。実力を付けて、将来は社会的に弱い立場の人を助けたいと語っていたこともあるという。闇社会に高い関心を持ち、社会的弱者に寄り添いたいとはすばらしい精神であると言わざるを得ない。
小室さんもまた虎視眈々と再起の機会を待ち続けている身。田代容疑者の境遇は、今の自身とどこか重なる部分もあるのかもしれない。