雅子さま

美智子さま、雅子さま「偶像化」に激怒 出版社に「猛抗議」

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文/編集部

「皇后雅子さま〜笑顔輝くまで」連載スタート

今月12月3日発売号の「週刊女性」にて、少女漫画家の折原みと氏が描く天皇皇后両陛下の漫画「皇后雅子さま〜笑顔輝くまで」の連載がスタートした。

この物語は、天皇皇后両陛下ご成婚の年に生まれた26歳のフリーライター山村雅が即位を記念した雑誌の企画で雅子さまの半生について調べていくというかたちでストーリーが進んでいく。

第一話のタイトルは、「お妃候補誕生」。雅子さまが、お生まれになってから、アメリカ留学、ハーバード大学を卒業し外交官となり、一躍世間の注目を浴びた後に、当時皇太子であった天皇陛下のお妃候補となるまでの出来事が描かれている。

物語の内容に美智子さま激怒

実はこの物語の表現の一部に関して、美智子さまが激怒されているという。問題となったのは、皇太子時代の天皇陛下が記者からの質問を受けて、お妃候補の条件について語られるシーンである。

そこには、記者との次のようなやり取りが描かれている。

陛下「身長・学歴・家柄とか私はそれほどこだわらないです」

「相手として、自分と価値観が同じである人が望ましい

具体的にいえば美しいものを見たときそれを美しいと評価出来る人」

「それに贅沢を避ける意味で金銭感覚の同じ質素な人

ティファニーであれやこれや買うようでは困ります」

記者「どっ・・・(爆笑)」

一見、陛下と記者との間の他愛もないやり取りのように思えるが、なぜこんなものに美智子さまがお怒りになられたのだろうか? ある皇室関係者は次のように語る。

「現在、一部ネットメディアでは、美智子さまの着道楽ともいえるファッションへの支出に批判の声が上がっています。

おそらく、そのような批判を受けてナーバスになられているのでしょうか、美智子さまは漫画内でのこのような何気ないやり取りもお気に召さなかったようで、“これは私への当てつけですか!?”と激怒され、出版社に『過剰な表現を控えるように』との抗議をなさるおつもりです」(皇室関係者)

以前から、世間やマスコミからの評判を大変に気にかけられているとも噂される美智子さまであるが、最近では特にそのような傾向が強く、週刊誌やネットメディアでの評判に一つ一つ細かくチェックされているという。

上皇上皇后両陛下の再評価

平成の時代には偉大な天皇陛下と、それを支える皇后陛下といったかたちで半ば神格化されていた上皇ご夫妻であるが、上皇陛下が生前退位されて半年以上が経った現在、そのような神格化された視点のみならず、より中立的、もしくは批判的観点からそのご活動に関して再評価がなされているようだ。

特に、ネット上で評判になったのは、「現代ビジネス」にて掲載された「皇室記者が現場で感じた、新天皇夫妻と上皇夫妻の『大きな違い」」と題する記事である。この記事では長年皇室記者を務めてきた大木賢一氏が、上皇ご夫妻に感じてきた違和感を端的な表現で綴っている。

特に、大木氏が強調するのが、上皇ご夫妻が意図的に行ってきたマスコミへのコントロールである。記事内では、一見政治的な発言を封じられてきたように見える上皇ご夫妻が如何に巧みにマスコミを操作し、ご自身のカリスマ的な地位や評価を演出されてきたが綴られている。

当然、何もかもをゴシップ的な扱いによって、批判するべきではないが、一方で、令和の新時代となった現在、より公正かつ客観的な視点から平成時代の皇室に関して再評価することは必要だろう。

天皇陛下と雅子さまの半生を描く漫画「皇后雅子さま〜笑顔輝くまで」にも、是非、そのような役割を期待したい。


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