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文/編集部
悠仁さま、佳子さまと臨んだ初公務
今月8日、秋篠宮家の長男悠仁さまは、姉の佳子さまと共に、「第41回少年の主張全国大会~わたしの主張2019~」に出席された。お二人だけで公務に臨むのは初めてである。
大会では12人が発表し、様々な主張が披露されたが、悠仁さまと佳子さまは一人ひとりの主張に耳を傾け、発表が終わるごとに大きな拍手を送られた。終了後に、悠仁さまは同年代の中学生と交流し、「どのような思いでスピーチされたのですか」などと尋ねられたようだ。
佳子さまがご一緒とはいえ、13歳というご年齢で両親ご不在のなかご公務に臨まれるのは、かなり異例のことであるという。
秋篠宮殿下は54歳のお誕生日会見で今後の悠仁さまへの教育方針については「いろいろな所に行って、実際に見て、話を聞くということをしてほしいなと思っています」と語られたが、このような異例の公務が行われたことは、秋篠宮ご夫妻から悠仁さまへの大きなご期待の表れといえるかもしれない。
愛子天皇待望論に焦りを覚える紀子さま
以前から、週刊誌やネットメディアでの報道で、紀子さまは悠仁さまが皇位を継承され将来の天皇となられることを何よりも大切に考えられているということが知られているが、そんな紀子さまにとって現在の「愛子さまを将来の天皇に」という世論の期待の高まりには大変な焦りを感じられているという。
悠仁さまが13歳という年齢で両親ご不在のなかご公務に臨まれた背景には、ご夫妻の悠仁さまへの期待と同時に、愛子さまへの対抗心もあったのかもしれない。ある皇室ジャーナリストは紀子さまの抱かれている焦りの感情に関して次のように語った。
「紀子さまは長らく“将来の天皇に”という思いから熱心に悠仁さまの教育に励まれてきました。ですが、最近は焦燥をつのらせていらっしゃるようです。
その焦りの背景には現在の秋篠宮家に対する世間からの批判の声の高まり、そして何より”愛子さまを将来の天皇に”という愛子天皇待望論の声が強まっていることがあります。現在では、各種メディアによる世論調査でいずれも女性天皇を容認する声が8割近い数字となっております。
また、このような世論の声の影響を受けてか、政府与党の幹部らの口からも次々に女性・女系天皇を容認する発言がなされていますが、このような事実にも、紀子さまを大変な焦燥と不満を感じられているようです」(皇室関係者)
13歳という年齢で両親不在のなか悠仁さまに臨ませた裏には、悠仁さまが次の世代の天皇として相応しい素質を備えられているということを世間に広くアピールする狙いがあったのかもしれない。
公務の成功に自信を深められる紀子さま
今回、ご両親が不在のなか、立派に公務をこなされた悠仁さまの様子をご覧になり、紀子さまは大変に自信を深められたという。
「最近では、大変な焦燥を感じられていた紀子さまですが、今回の悠仁さまの公務でのご活躍に大変喜ばれると同時に、自信を深められたようです。悠仁さまが佳子さまと公務を終えられた後には、周囲の職員らに対して“やっぱり、次世代の天皇は悠仁で決まりね”と大変自身に満ちた表情で語られておりました。
最近では、悠仁さまに対する不安と、ご自身による悠仁さまへの教育に対する自身の喪失という、二つの大きな不安に苛まれてこられた紀子さまですが、今回の悠仁さまの公務での頼もしい姿をご覧になられて、これらの不安は見事に払しょくされ、再び自信を取り戻されたようです」(前出の皇室関係者)
現在、皇位継承議論の先行きが見えにくい状況にある中、秋篠宮ご夫妻は悠仁さまが皇位を継承され天皇となられた時のためにと、十分な教育を施され、また万全を期して備えられているようである。
現在では、「愛子さまを次の世代の天皇に」という愛子天皇待望論の声も大きくなってはいるが、たとえ今後皇位継承議論の行方がどのような結末を迎えたとしても、国民として全力で次の世代の天皇を支えてくという、強い想いと覚悟が必要であろう。