天皇陛下

雅子さま「被災地訪問」に心寄せる愛子さま 「いつか私も…」

文/編集部

天皇皇后両陛下、代替わり後初の被災地訪問

今月26日、天皇皇后両陛下は、台風19号による大雨などで大きな被害を受けた宮城県と福島県を訪れ、被災した人たちを見舞われた。

代替わり後、両陛下の被災地訪問は初めて。平成の時代、上皇ご夫妻は率先して各地の災害被災地を訪れてきたが、「国民と苦楽を共にする」という皇室の在り方は令和にも引き継がれている。

両陛下の優しさに涙を流す被災者も

両陛下は午前11時前、特別機で仙台空港に到着、自衛隊のヘリコプターに乗り換えて宮城県南部の丸森町に入られた。町では台風19号による大雨で10人が死亡し、1人が行方不明となっているほか、およそ1300棟の住宅が浸水などの被害を受けた。

両陛下は、被災状況を視察された後に、先週完成したばかりの67世帯126人が暮らす仮設住宅を訪ねられ被災した人たちなどと懇談。陛下は自宅が全壊した86歳の男性に「大変な生活でしたね」「お体に気をつけて」などと、言葉をかけられた。また、雅子さまは、ひざを曲げて同じ目の高さで被災者に語りかけ「こちらの生活はどうですか」などと気遣われていた。

被災者の中には両陛下に両手で握手をされて、涙を流す人の姿も見られた。このあと、両陛下は再びヘリコプターに乗って午後3時半、福島県本宮市に入られ、市内の保健福祉施設を訪れ、被災者らと懇談された。

愛子さまも被災地訪問を強く希望

今年のお誕生日に発表されたご感想文書でも、被災者への思いやりの気持ちを綴られていた雅子さまであるが、今回の台風の被害を案じ、宮内庁を通じてお見舞いの気持ちを明らかにされていた。

早期の現地訪問も希望されていたが、即位に伴う一連の儀式が今月上旬まで続いていたため、宮内庁が今月下旬に訪問する方向で調整していたようだ。

また、天皇ご一家の長女愛子さまも、台風の被害を案じられており、今回の被災地訪問への同行を強く希望されていたという。天皇ご一家と近い関係にある皇室関係者は次のように語る。

「台風被害の報道が出た際に、愛子さまはテレビのニュース番組を観ておられました。とりわけ15号の惨禍には大変心を痛められ、被災者の方々のインタビューを聞かれた際には涙まで流されておりました。

愛子さまは、今回の両陛下の“被災地の訪問”に同行されることを強く望み要望しておりましたが、重要な大学進学を控えた身であり、また宮内庁も“愛子さまのご公務活動は大学に入学された後に”と計画していることから、今回の同行は実現しませんでした」(皇室関係者)

台風被害の報道に心を痛められているお姿や、被災地訪問への同行を強く望まれ真剣に申し入れを行う愛子さまのご様子を見て、その優しい思いやりの気持ちに、心を打たれ、感銘を受ける職員も少なくなかったという。

大学進学を目前に控え、今後本格的に公務をこなされていくであろう愛子さまであるが、公務デビューを前にして、すでに「日本国の象徴」としての資質と覚悟を備えられつつあるようだ。


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