秋篠宮殿下

「立皇嗣の礼」は無参列開催の可能性! 紀子さま「やることが大事です」

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文/編集部

反対の声強まる「立皇嗣の礼」

先月2月27日に行われた記者会見にて、菅義偉官房長官は新型肺炎の感染拡大を踏まえ、秋篠宮殿下が皇位継承順一位の皇嗣になられたことを国内外に示す4月の「立皇嗣の礼」の一部縮小や手法の見直しを検討する考えを示した。

現在、政府が多くの人が集まる集会やイベントの自粛を呼びかける中、4月に「立皇嗣の礼」が執り行われることに反対の声も上がっているが、一部縮小や手法の見直しの検討はこのような反対の声に配慮したものと思われる。

「“立皇嗣の礼”が執り行われる日が近づいても、一向に新型肺炎の流行が収まらない状況で、ますます反対の声は強まっております。

また、海外からの参列予定者も次々と参列をキャンセルしており、政府や宮内庁の内部でも“こんな状況でまともに儀式を行えるのか?”と不安の声が上がっているようです(宮内庁関係者)

延期や中止はあり得ない

このような状況にあっても、政府が延期や中止を検討している様子は見えない。

「一部報道では、秋篠宮殿下は儀式を辞退されたいお気持ちを持たれているとも噂されていますが、“立皇嗣の礼”は“内閣の助言と承認”によって行われる“天皇の国事行為”であるため、殿下が中止を決定することは出来ません。

中止や延期を決定できるのは“助言と承認”を行うとされる内閣ですが、今のところそのような動きは全く見えないのが現実です(皇室ジャーナリスト)

どうやら、男系皇統護持を目指す政府としては、「さっさと“立皇嗣の礼”を済ませて、秋篠宮殿下の皇位継承を確定させたい」というのが本音のようだ。

実際に、ある政府関係者は先のジャーナリストの前ではっきりと「“立皇嗣の礼”の中止や延期はあり得ない」と口にしたという。

参列者無しでの開催も

とはいえ、海外の要人が次々と参列の予定をキャンセルする中で、儀式を成功させるのは困難だ。そんな状況で現在では、本気か冗談か、「参列者無しの挙行」まで検討されているという。先の宮内庁関係者は次のように語る。

「おそらく、このまま海外の要人がことごとく参列の予定をキャンセルする状況が続けば、儀式は延期か、もしくは中止せざるを得ないでしょう。

しかし、政府はあくまでも強行を予定しており、ある政府関係者によると“参列者がいない場合、無参列でも儀式を執り行う”可能性まで検討されているといます(前出の宮内庁関係者)

秋篠宮殿下が皇位継承順一位の皇嗣になられたことを国内外に示す4月の「立皇嗣の礼」を海外からの参列者不在で強行するなど、ほとんど本末転倒であるように思えるが、この案に関しては紀子さまも納得されているという。

「紀子さまも、万が一の場合には“参列者無しでの儀式の挙行もやむなし”とお考えのようです。この案が政府内で検討されていることを知った際には、小さくため息をつきながら“とにかく、やることが大事です”と仰られました(秋篠宮家に近い皇室関係者)

現在、専門家も含め、多くのジャーナリストや関係者らの間で、「立皇嗣の礼」の開催の必要性に疑問が投げかけられているが、果たして本当に、このような状況でも強行しなければならないほどに重要な儀式なのだろうか。


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