上皇陛下

美智子さま、皇宮警察の「破廉恥不祥事」にご心痛!「まだ皇室には私たちが必要ですね」

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文/編集部

皇居から退去される上皇ご夫妻

本日19日、上皇ご夫妻は皇居・吹上仙洞(せんとう)御所を退去された。ご夫妻は今後、葉山御用邸(神奈川県葉山町)と御料牧場(栃木県高根沢町)に滞在した後、31日に帰京し、仮住まい先となる高輪皇族邸(東京都港区)に入居される。

体調が万全とは言えない中、美智子さまは退去される直前まで忙しくお引越し作業をされていたという。月末に仮住まいの高輪皇族邸に入居されるまで、ご静養で身体を休まれていただきたいところだが、そうもいかない事情があるようだ。

「高輪皇族邸に、ご夫妻のお荷物が運び込まれる3月31日までの約2週間、上皇ご夫妻は静養を兼ねて、神奈川県三浦郡にある葉山御用邸と、栃木県・高根沢町にある御料牧場の2か所に滞在されるご予定です。

1度のご静養で2か所に滞在されることは異例のスケジュールとなりますが、長い移動距離と、現在の御料牧場の気温の低さは、ご体調に不安がある美智子さまにとっては大きな負担となるかもしれません(皇室ジャーナリスト)

ご体調が心配される中、異例ともいえるスケジュールで御料牧場を訪れるのは、美智子さまが抱かれている「ある思い」が関係しているという。

「御料牧場の牧場長や次長などは、東京の本庁への異動や訪問の機会がありますが、そのほかの職員は皇居や赤坂御用地への異動はなく、皇室の方々とお会いする機会がほとんどありません。

特に、上皇ご夫妻が御料牧場に滞在される機会は、ほかのご静養先と比べても少ないので、美智子さまは“牧場職員を直接ねぎらいたい”とお気持ちで、今回の御料牧場への滞在を決められたようです(前出の皇室ジャーナリスト)

上皇陛下が退位されると同時に、引退された美智子さまであるが、現在でも皇室やその職員らを想うお気持ちは変わらないようだ。

皇宮警察の「破廉恥不祥事」にご心痛!

このように、現在でも皇室のことを想われている美智子さまだが、2月に皇宮警察が起こした不祥事には特に心を痛められているという。

「今月10日に、マスコミ各社は“皇宮警察本部で、警察学校の校長らが懇親会などの席で未成年の皇宮護衛官らと繰り返し飲酒していた”こと、“那須御用邸の施設で男女4人の皇宮護衛官が飲酒後にみだらな行為に及んでいた”などを一斉に報じました。

TVのニュースでこれらの報道を知られた美智子さまは、大変ショックを受けられたご様子で“私たちが築き上げてきた皇室の神聖なイメージが傷付いてしまいました”と仰られました。

また、その後しばらく何かを考えるようなご様子で宙を眺められた後、”やはり、まだ皇室には私たちの力が必要ですね”とも口にされました(上皇ご夫妻に近い皇室関係者)

美智子さまの苦悩と葛藤

皇后陛下の立場から退かれた後も美智子さまは、国民や皇室のためを想い、新年の一般参賀に参加されるなど様々に尽くされてきた。

しかし、美智子さまが何か活動されるたび、「二重権威」といった批判が起こることに大変心を痛められてきたようである。

現在でも、美智子さまは、国民のため皇室のために尽くしたいという慈愛の心をお持ちであるが、同時に「二重権威」のような状況になってはいけない、「後進の天皇皇后両陛下に道を譲らなければならない」というお気持ちとの葛藤に苦しまれているという。

このような美智子さまの苦しみや葛藤が無くなり、心穏やかな生活を送られるためにも、皇室の職員や護衛官には神聖な任務に就くという自覚と高い倫理規範を持って職務にあたって欲しいものである。


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