悠仁さま

「悠仁より目立つことは許しません!」週刊誌が紀子さまの愛子さま公務妨害の真相を衝撃暴露!卑劣すぎる皇嗣妃の野心

文・もっちゃん

Contents

紀子さまの秘めたる最終目標

現在、高校3年生の秋篠宮家の長男・悠仁さま。週刊誌等では、早くも、悠仁さまの第一志望が東大であることを報じ、また時に、すでに悠仁さまの東大合格は内定している、などと書かれることもあります。

こうした悠仁さまの東大入学計画の裏には、国民に対して、「悠仁さまは、大変知的で優秀だ」という印象操作を行いたい、紀子さまの思惑が存在するようなのですが、実のところ、紀子さまにとって悠仁さまの東大入学は、最終目標へ到達するための過程の一つに過ぎない、ということは、よくよく理解しておくべきでしょう。

「紀子さまの野心は、皇室における秋篠宮家の地位を確固たるものにすることです。ですが、秋篠宮殿下では、どうにも心許ない。そこで担ぎ出されているのが悠仁さまなのですが、残念なことに悠仁さまに関しても、身体能力や知性、カリスマ性といった面で、雅子さまや愛子さまに大きく後れを取っているということは紀子さまも十分に認識されております。

そこで、なんとか悠仁さまにカリスマ性を持たせるための一つの手段が東大入学計画なのです。それも、単に一般入試で入学するだけでなく、特別な実績を残して、推薦入学させたい、というのが真の目的です。

悠仁さまを、圧倒的な知性とカリスマ性を身に着けた、史上初の東大出身天皇とすることこそが紀子さまの最終目標と言えるでしょう」(秋篠宮家関係者)

このように、大きな野心を心に秘めておられる紀子さまですが、その目標を達成するために様々なハードルが存在することも十分に承知されているようです。東大の推薦入学に関しても、共通試験で8割以上の得点を獲得することが必須条件とされています。

ですが、現在、紀子さまにとって、それ以上に気がかりなのが、愛子さまとの人気格差であるようですね。すでに、様々な世論調査で、国民の8割以上が、悠仁さまではなく、愛子さまこそ次世代の天皇としてふさわしい、と考えていることが明らかになっており、こうした国民世論は、紀子さまの野望の実現において、最大のハードルとなっています。

紀子さまによる愛子さま妨害計画

そうした状況の中、紀子さまは、なんとかして、悠仁さまの活躍を国民にアピールしながら、一方で、愛子さまのご活躍を目立たなくさせることに苦心されているようです。

そうした紀子さまによる妨害行為の一つが、愛子さまの公務削減であるとか。「女性セブン」(2024年8月8・15日号)は、紀子さまを始めとする宮内庁や皇室関係者が、愛子さまに公務をさせないよう、様々な圧力をかけているという驚くべき実情を暴露しています。

4月以降の愛子さまの数少ないご活動のなかで、ほかの女性皇族と比較すると少ないのは、行事や催しへの「単独でのお出まし」の回数だ。愛子さまは現状、初めての単独公務として5月に平安文学の特別展に足を運ばれて以来、一度も単独での公務をされていない。

「女性皇族は、各種団体の名誉総裁に就いていたり、ご家族からイベント参加を引き継がれていたりと、それぞれ担当の公務をお持ちです。

 佳子さまも例外ではなく、日々単独での公務に邁進されています。たとえば、4月には、『全国高等学校女子硬式野球選抜大会』を観戦されたり、6月には『東京都障害者ダンス大会ドレミファダンスコンサート』に足を運ばれたりと、単独でのお出ましの数は3か月で6つほど。さらに5月のギリシャへの公式訪問をこなされ、それに伴う説明や準備、ご報告の参拝などもありましたから、愛子さまと比べるとその数は圧倒的と言えるでしょう。

 愛子さまは数か月前まで学業に専念されていたため、この段階で回り持ちの公務がないことは、仕方のないことです。しかし、この種の単独公務が半年でわずか1回というのは頻度が少なすぎるという声も聞こえてきています」(前出・宮内庁関係者)

(中略)

愛子さまには、皇室のご活動においてご活躍できる充分な素養があることは明らかだろう。しかし、公務の予定は現状未定だという。

「8月は両陛下と共に須崎御用邸と那須御用邸でそれぞれ静養される予定だと聞いています。表立った公務は、10月半ばまで期間が空くのではないかという見方もあるほどです。

 愛子さまの皇室のご活動が極端に少ない背景には、9月に成年を迎えられる悠仁さまへの配慮および、あり得ない『女性天皇』隠しの動きがあるといいます。政治サイドからは、『目立つ公務をさせない』という許されざる圧力もあるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)

(中略)

安定的な皇位継承において、悠仁さままでの流れは「ゆるがせにしてはならない」ということは各所で明言されており、愛子さまが天皇になられる可能性は、現状ない。それでも愛子さまへの期待はすさまじく、一部調査では、「女性天皇を認める」という意見が8~9割に上るという結果も出ている。

「公務やお出ましの機会が増えれば増えるほど、愛子さま人気は高まり、『愛子天皇』待望の声は大きくなるでしょう。そのため、“愛子さまに公務を控えていただき、仕事に専念していただいた方がいい”という意見も一部にはあるのです。悠仁さまとの比較構造をあおることになりかねないという点において、秋篠宮ご夫妻も、本音では愛子さまのご活躍を危惧されているのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)

「女性セブン」(2024年8月8・15日号)

怒れる良識派ジャーナリストの逆襲

これまで、紀子さまや美智子さまが、愛子さまのご活躍を妨害されている、という噂は、ネットメディア等を中心に囁かれてはいましたが、週刊誌等のメディアにて、ここまではっきりと、「政治サイドからは、『目立つ公務をさせない』という許されざる圧力もある」「秋篠宮ご夫妻も、本音では愛子さまのご活躍を危惧されている」と書かれたのは初めてのことです。

「近年では、あまりにも露骨に、紀子さまが愛子さまに公務を行わせないよう圧力をかけるケースも目立っておりました。そうした状況に関して、憤懣やるかたない思いを抱える良識派の一部の職員が、週刊誌等のメディアに情報をリークしたということでしょう。

最近では、政治家にまで圧力を掛けているようですから、紀子さまの愛子さま潰しの陰謀も、いよいよ許容範囲を逸脱しつつあるということなのだと思います」(宮内庁関係者)

皆さんは、このような、紀子さまによる露骨な愛子さま潰しの圧力について、どう思いますか?是非、コメント欄に感想や意見をお願いします。


POSTED COMMENT

  1. 匿名 より:

    菊紋お得意のデマ見出し。
    女性セブンの記者、社員の朝鮮同胞や学会信者が、秋篠宮家関係者をでっち上げているのか?
    それとも秋篠宮家関係者とは朝鮮同胞や学会信者なのか?
    愛子が自閉症、我儘で公務できないことを隠そうと必死だな。 
    くだらない。

    • 匿名 より:

      海外からのお客さまの食事会の時、キコさん下痢で敬宮愛子さまが参加されましたね。

      お客様とにこやかに通訳なしでお話し、本当に自慢できる皇族だと嬉しく思いました。

      皇室の高額の医薬品が使用されているそうですね、誰が利用されているのか?

      疑惑満載の秋篠宮家、長女も仕事もしない婿と、毎日マンションの籠の鳥、かこさんも元皇族から嫌われ拒否され、どんなお相手を見つけてくるのか?

      50億と言われる新居、別邸にキコさん、ひさ盆も住んでいるとか、先行き暗い宮家だが、税金は使いまくりで、困ったもんだ!

    • 益々嫌われるのに より:

      秋篠宮家がやってる「ゴコーム」というのは「ヒトヒト」「カタカタ」の集まりに行って金屏風を飾って、「平民に訓示をたれてあげるから有り難く思え」と皇族ごっこしていることかな?
      フリガナ付きの原稿を読んで、高額バイト代がもらえて最高だろう。
      動員された住民は迷惑そのものだろうが…
      ベトナム行く前の秋篠宮夫婦の記者会見、酷かったね〜
      何を言いたいかまるで分からない
      その後のベトナム訪問も塩対応、ベトナムはよく事情を知っていると確信した。
      敬宮愛子内親王の成年会見と比べたら、問題外、58年間国民の税金での無駄な人生を送ってきた。
      国民は馬鹿ではない、秋篠宮家がミテコの威を借りて悪巧みしているのは皆んな知っている。
      愛子内親王に嫌がらせをすればするほど、自分たちが益々嫌われる事に気がついた方が良い… でも無理だろうな〜頭悪いから

    • 匿名 より:

      国際昆虫学会議の数日前、トンボ論文を掲載した国立科学博物館が土壇場で、トンボ論文の複数のミスを認める!訂正を発表した!
      国際昆虫学会議の開催日は悠仁様は出席したが、26日自ら発表する日は欠席?25日ご両親とトンボ帰り?
      東大は其れでも「合格」にするんですか???共著で名前を書いただけで「合格」にするんですか?国民に説明を!

    • 匿名 より:

      清拓哉研究主幹、26日自ら発表する日、欠席で清氏コメント。
      「夕暮れになっても、走るんですよね。…「元気」「体力」が、有り余っている様子」とコメント?トンボ論文の説明しないの? 今日は発表じぁないの?何で前日の開催日の両親と悠仁様の映像だして、出席した風に報道すんの??? 此で合格するの?
      清氏コメントは日テレでした?

    • 匿名 より:

      皇室天皇制度維持に年間500億円税金が使われてる!

      国民のためではない、為政者のためだ❗️

      皇室天皇制度は令和で廃止して

      年間500億円の税金は子供たちに使うべき‼️

  2. とほりすがり より:

    愛子さんの公務の少なさは、日赤勤務を優先してのことではなかったのですか?
    オフの日にも仕事のための勉強に忙しいと聞いていましたが、それも嘘だったというわけですか。残念です

  3. 匿名 より:

    押しかけ集金公務(特に秋篠宮一家)を減らせばいいだけのこと。知識もないのに出向く姿が醜い。
    来ても相手に迷惑かけるだけなんだし、名誉総裁なんて即刻辞めるべし。
    そして二度と海外旅行はさせるな。使いものにならないのに。

    • 匿名 より:

      20:07
      押し掛け公務とは、これまたデマ拡散だな。
      秋篠宮家への公務依頼はこなしきれない数。
      愛子への依頼もあるはずだが、公務やらないやれない愛子。 お車代を貰えないからか?
      日赤勤務を隠れ蓑にしてるだけ。
      一家揃って頭のゴビョーキを隠そうとするからデマが飛び交うのだ。 

    • 匿名 より:

      >>安西孝之さんの子孫を上皇様の子孫と、国民を騙している。
      安西孝之さんの子孫なら、一般人一家ですよね!?
      一般人一家を皇族一家と、国民を騙し続けている。
      しかも男系男子と嘘八百!皇位継承一位二位とし、皇族費三倍。
      その他一家だけでなく、一家に寄生する一家にまで血税が湯水のごとく注ぎ込まれている。
      50億?100億?桁外れな建築費の宮殿に住み、今尚桁違いの修繕費を毎年計上し続けている。
      これは
      莫大(桁外れ)な皇族費不正受給。
      そして
      豪華絢爛な宮殿を不法占拠。
      ですよね!?

      こんなことが何故許されるの!?

      岸田総理!!
      国民に説明してください!!

    • 匿名 より:

       今迄だって、いろんな手段でやり抜いてきた、、でも、そんな方法で入学して何の意味あるの?
      勉強に付いていけるの?
       入試という公正な選抜方法を骨抜きにしてさ!
        ↓
      >悠仁の学力不足で筑波大附属高校の成績悪い?裏口入学だったのか調査

      2024.4.1

      上記文言で検索を、、

      >それは筑附へは一般受験ではなく、提携校進学制度によるもので、裏口入学だったという疑惑が、、

      >さらに筑波大附属高校への入学後の成績が悪い、、という噂が出まくっていますが、、

      >同じ筑波大附属高校の父兄による口コミや噂がひどいことになっています。

      >作文の賞を取ったこともあり、国語は得意だろうと思っていたにもかかわらず、現代国語が平均点60点の試験で12点だったそうです。

      >現代国語だけではなく、数学も物理も0点近いという話もあります。

      >成績は最下位という噂もありますが、、

      >秋篠宮家では、東大農学部に金に糸目をつけず寄付をしているそうです。

      >東大農学部の改修工事も終わり、受け入れ準備が完了したと言う噂です。

    • 匿名 より:

      どっかの知事と一緒だね、美味しいものもらえる所に、また行こうとか、革ジャン、良いじゃん、頂戴、この靴いいね〜頂戴。

      皇族である人が、被災地のお見舞いに行き、この柿美味しいから、上納して、まあ〜美味しそうな葡萄一箱頂き、ひさ凡も一房頂きなさい、長女は能力も無く、口先男と、働かずして、マンション暮らしで子作りだけ励み、悠々自適の生活。

      お互い税金でお暮らしなんですけどね〜

    • 匿名 より:

      >紀子さま「どうしたら楽に稼げるか考えましょう」 家族会議で錬金術を提案

      2024年7月28日  菊ノ紋ニュース

      上記文言で検索を、、

      皿婆さん、雅子皇后さまへの躾について話してたけど、この秋篠宮家の惨状はどう考えるのかな。躾は成功だったの?!
      その中にあったコメント
        ↓
      >皇族とは何ですか⁉️
      あんたは何の存在価値があるのですか
      半島人が体を武器に入り込み恫喝結婚して
      挙句政治介入にまで口出しし
      更に特権階級を利用し
      贅沢品を血税で買い込み
      其れをネット販売で利益を肥やし
      今迄の集り公務で得たあぶく銭と共に
      膨大にふくらむ金銭の山となった
      天下の大泥棒なんてものじゃない!
      餓鬼道に堕ちてしまった餓鬼❗️
      いつか訪れる痛い目に会わないうちに
      古巣に帰って欲しい!民意達の願いだ!

  4. ガールズ訪問/皇室まとめ回顧録 より:

    16:00『「事務局から招待された」が消されたわー』

    ・Yahooニュース来た! 私的に京都入り
    (8/24-15:24『悠仁さまが国際昆虫学会議の開会式に私的に出席 秋篠宮ご夫妻とともに京都入り』(TBS)

    ・「秋篠宮ご夫妻は主催者からの願い出で公的な立場で出席し、秋篠宮さまが開会式であいさつされます。一方、悠仁さまは事務局から個別に招待があり、私的に出席されたということです」 という設定にしたんだ

    ・「秋篠宮ご夫妻は主催者からの願い出で公的な立場で出席し、秋篠宮さまが開会式であいさつされます。一方 悠仁さまは事務局から┅┅」
    ↑ これが削除されてると書いている人がいるから見たら ほんとに消されてるよ!
    最初の記事のスクショ撮ればよかった このヤフコメも消されるかもね

    ・その記事読んだわ。ずいぶんややこしい設定にしたなって思った。
    削除されたんだ、、、

    ・サムの良くできました拍手パチパチ動画も消されるかな? あれも結構ヤバい

    ・拓取ってあります、ビフォアも。
    (スクショ:消される前の元記事も、消された後の記事)

    ・「悠仁さまは現在、筑波大学付属高等学校3年生で、宮内庁によりますと、昆虫などの生態や自然環境などについて研究する「自然誌」を学べる大学への進学を目指して勉強に励まれているということです。」
    これも消したのね
    「自然誌」を学べる大学への進学を目指して 東大にこれができる学部があるのかな 前から自然誌って書かれるけど やたら具体的だよね

    ・およそ44年ぶりの日本開催の国際昆虫学会議、、
    それが「わざわざ悠仁さんの高三時期に合わせて日本開催」というところが 見え透きすぎて怖い
    「たまたま」とか「偶然」とか言われて信じられるかい‼️

    ・ホント。違う文になってますね。 招待された事を急に隠したくなったの?

    ・ガルでも この一文とりあげられたし まずいと思ったから夜中に削除したのかな きっとまずいことなんだね

    ・皇族としての招待になると 推薦に使えなくなるからでしょう。

    ・悠仁くんが 事務局から個別に招待され私的に参加したってことは そら皇族だから招待されたんだよね
    秋篠宮夫妻を来賓に呼んでる会議なんだし でも招待されてなくても出席してんのは秋篠宮側の圧力何じゃないの?

    ・「事務局から個別に招待」って記事ちゃんと見たよ ここで主催と事務局ってどう違うの?とか話題になってたし 「事務局から個別に招待される高校生」なんて他にいる? ありえない待遇だよね
    そんなので推薦理由になるのおかしいもの

    ・当初の予定は没が関わったとされる論文の発表に参加だったけど、やっぱり無理となって招待に変更したんでしょ。
    発表するのは清氏だろうけど、親がいないと 横に同席することもできない発達具合なんでしょうよ。

    ・私も「招待された」が消されるかと思ってスクショ撮っておいた
    (スクショ:記事全文)

    ・こちらのブログも必見です!

    ・ブルーサファイア8月26日『(追記あり)学会に提出してある論文はぼったんのではありません』
    『彼がファーストオーサーとして提出したのは「赤坂御所」の論文で、今回ポスター発表するのは「皇居」の論文なので全くの別の論文です。
    訂正が入ったのは「赤坂御所」の論文です。 「皇居」の論文に彼は関与していないのですが、何故か発表メンバーに含まれている不思議な状況となってます。┄続く┄』
    ꧁ ┄ ┅┄»»»◈※◈«««┄┅ ┄ ꧂
    都合の悪い所は、配信されたYahooNewsでも、そこの箇所だけ削除する6月…日本語も読み取れないあの夫妻には 不可能ですよね。
    藤原麻衣子広報室長の ご努力❓️ 怖

    • 匿名 より:

      何故、名称が赤坂から皇居になったか理解できました。何処までズル?

  5. 南京大虐殺26号 より:

    皇室ウォッチャーといい適当な事ばかり書くもんだな。さっさと税金と政治家及び皇族による匿名SNSを全開示した方が事件は手っ取り早く解決して景気は良くなる。



  6. 匿名 より:

    京都から初日で逃げ帰り!!

    • 匿名 より:

      発表日、清氏が前日の悠仁様の様子だけをコメント? 論文の発表無し!自ら発表は無し!
      これでも合格すんの?

  7. 一言主 より:

    京都の件は大失態ですね。

    と言うより、他にやりようもなかったのでしょう。

    もう、降参して、皇位を要求することはおやめになっほうが良いのでは?

    • 匿名 より:

      ええ、収集がつかなくなり、昆虫学会を利用する計画は失敗に終わりました。
      秋篠夫婦から持ち駒はなくなったのです。
      お気の毒様。
      悠仁の腑抜けた表情が印象的でした。

      さてさて、悪評はMAXです。
      どうすることやら。
      坊やの行く先はもう無いですね。

  8. 匿名 より:

    国民の0.4割前後で皇室情報に影響を受けている様な人を街で見かけるが、ほとんどがデマなのに真剣に捕え過ぎて暗雲な表情になってるので辞めた方がいい。資源と時間と人生と金の無駄で、それらをドブに捨てた内容ばかりですな。
    中学生のガキがいつまでたっても5才対象のおもちゃから離れられない様な出来事ばかりを税金で発信している。

  9. やっぱり 悠仁君は 天才だって‼️ より:

    日テレ『悠仁さま 学術会議で研究成果発表…「皇居のトンボの生態」について』 8/26(月) 19:55

    秋篠宮ご夫妻は25日、京都市を訪問し、昆虫学に関する世界最大規模の学術会議である「国際昆虫学会議」の開会式に出席されました。
    高校3年生の長男、悠仁さまも私的に日帰りで訪問し、客席で出席されました。

    そして26日、国際昆虫学会議で発表されたのは「皇居のトンボ相」というタイトルの研究です。
    悠仁さまは4人の研究者とともに研究に臨み、皇居内のトンボの生態について、「ポスター」を掲示する形で発表されたのです。

    ドイツのトンボ研究者の説明を受けた際、悠仁さまは「この中でいくつ日本の種がいますか?」などと 英語で質問されたということです。

    悠仁さまと共同で研究 国立科学博物館・清拓哉研究主幹 (顔写真)
    「悠仁さまは夕暮れ時になっても、走るんですね。『あちらの池の方がトンボが面白そうだから見てきます』と、ダッシュでかけていく。信じられないような『元気』『体力』が有り余っている様子というのが記憶に残っております」

    ドイツの研究者
    「日本のいずれ天皇になる人が、自然のこのような部分に興味があり、生物に思いを寄せ、科学的な興味をもたれていることは、素晴らしいことだと思います」

    第27回国際昆虫学会議・組織委員会議長 玉川大学・小野正人教授
    「皇居の中でトンボ相がどうなっているのか、見た瞬間にわかるような、わかりやすい写真と文章。シンプル・イズ・ベスト、そういう感じのポスターだった。
    (25日の悠仁さまとの懇談で)客観性と独創性と論理の一貫性、研究者に必要な3つのことが、どんどん備わってきつつある。研究者としての成長ぶりを感じとってうれしかった」
    ※※※※※◈◈※※※※◈◈※※※※※
    写真いっぱい、母親に抱かれた悠仁君の小さい時の写真やら、いろいろ……

    文春砲で暴露された「異例の成績」やら、「無表情で根暗」、ヤフコメで指摘されたズルや友達いない・学校行ってない…なども、打ち消す、素晴らしい記事で、びっくりした!Σ( ̄□ ̄;)

    • ヤフコメを読むのが好きです♡ より:

      ベトナムから帰国された両陛下のお出迎えで「秋篠宮様を撮れ」と指示したのが日テレだったと記憶していますが。
      アレレ?(・_・;?と思うようなこのニュース、2時間でヤフコメは400。
      怪盗さんやnetさん、gifさんが、いつものストーカー返信していました(笑)

      ☆共同執筆者の悠仁様は夕方でもいきなり走り出す(意訳)というのは子供の頃から変わってないんだなあと
      更に言うと父親も研究の名の下に、タイで護衛をまいて とある歓楽街にとネットで噂されてたのを思い出しました

      ☆優秀であれば 盗作なんかせずに ご自身で文章が書けるでしょうと思います
      問題は優秀かどうかではなく 盗作するような人が こういうお立場にいらっしゃるということだと思うわ

      ☆進学のための論文執筆についていろんな疑問点が生じていると思います。例えば希少トンボ発見が飼育と放虫の結果なら学術的意義はどうなるのか、また研究開始されたのが筆頭著者が6歳の時だったのは問題にならないのか、国立科学博物館と両親、担当庁は説明責任があると思う。
      しかもトンボ愛に溢れるはずの者が 改修と称して池を潰してしまうのも不審な事であり、証拠隠滅とも受け取られないのはいかがなものかと感じる。
      高校進学時の作文に続いて、大学進学もこのようなやり方が取られるなら、国民の敬愛など 望むべくもないという気がします。

      ☆ドイツの研究者への質問、挨拶のような内容で中身がない。
      その後のやりとり、例えば温暖化によって南方の外来種が在来種を圧迫していることがドイツでも起こっているのかなどの議論になったのか知りたい。まあならなかったのかな。
      玉川大学の
      先生や共同研究者のコメント、幼少期のビデオ、どれをとってもアカデミズムや研究とは関係ない。
      学術大会の現場での取材なのか。驚いた

      ☆ドイツの研究者に「この中にいくつ日本の種がいますか」と質問されたと書いてありますが、ドイツの研究者になぜ日本の種について質問するのでしょうか。
      「この中のこれとこれとこれは日本の種です。」ではないのでしょうか?
      6歳からトンボの研究に打ち込んでいるトンボの専門家ですよね?
      不思議です。
      ポスターのわきで説明して、いろんな研究者に(誰も入れない)皇居のトンボについて教えてあげる責任はないのでしょうか。
      趣味と研究者としての仕事は区別すべきではないでしょうか。

      ☆ドイツの研究者のコメントに笑ってしまった。無理矢理、褒めなきゃいけないから大変ですね。

      ☆お母様はドイツ語に堪能で云々という設定を忘れてしまったのかな

  10. 匿名 より:

    オールドメディアはサラダバーの手先。
    全てはキコサンの暴走、とトカゲの尻尾切りにするつもりか。

    • 匿名 より:

      いい年下大人が、こんな茶番につきあうなんて、愚か。日本があの愚かしい太平洋戦争に突き進んでいった国であるのもうなずける。白を黒と言い、自分の保身のために権力者に媚びへつらう。



  11. とほりすがり より:

    皇太子時代から予想はされていましたが、今上天皇は秋篠宮一家の専用になすすべがありません
    娘が弟嫁の妨害に遭っていても、昔の横恋慕の疚しさのためかニタニタしているだけです
    これでも天皇ですか、それ以前に父親ですか?

    • 匿名 より:

      天皇陛下がりっぱな父親であることは、今の敬宮殿下の成長ぶりを見れば、よくわかります。あのような状況にあって、邪な所のまったくない、敬宮様のお姿を見ると、本当に頭が下がります。
      天皇とは「支配者」ではなく、他人を自分の思うとおりにしようという心は全くもっていらっしゃらないでしょう。弟家族がどうあろうと、それに対抗しようとか、けしからんとは思われないところが、天皇の天皇たる所以でしょう。

  12. 匿名 より:

    そうですよ。秋篠宮家は権力、今上陛下は権威と大きな違いがあります。
    今上陛下ご一家は飾らない自然体な親子の仲睦まじさと、他者へのお心遣いは秋篠宮家には一ミリもありません。
    秋篠宮家は、ただの私利私欲に傲慢と無駄遣い。
    それを持ち上げている利権絡みの周りの大人に権力を使って凡を道具にして秋篠宮家のどこに家族愛等あるのでしょうか?

    • 匿名 より:

      諸悪の根源は宮内庁だよ。キコをコントロール出来ないんだから。

    • 匿名 より:

      天皇皇后内親王のどんなところが立派であり敬愛できるのか答えて下さい。
      今まで答えられた天皇一家擁護派はいませんが。 笑笑笑笑

  13. 匿名 より:

    英国からは独自に出自調査をかけられていた紀子。なんとその結果は”humble origin”(卑しき出自)だった。

    これではその息子もhumble originとなり、卑しき出自者の再生産となるだけ。
    皇位継承云々を言い出す前に、母親の卑しき出自問題で悠仁は完全ノックアウトである。

    その卑しさを象徴するような事件が、この紀子による愛子さまへの公務妨害だ。
    セイハク息子悠仁に出番などなく、押しかけ公務ばかりなのに対し、愛子さまのお出まし先には、たくさんのサクラなんかじゃない、自発的に集まった善男善女で溢れ返る。秋篠宮家にはぶつけられる帰れコールもなし。
    皇宮警察の指示にもちゃんと従う。

    それは愛子さまが「天皇の器」だからであり、オーラに溢れているからなのだ。
    黙っていても、将来の天皇だと思わせる何かが愛子さまにはある。
    「卑しき出自」で「文仁の妾」でしかない紀子が生んだ悠仁では、どんなに逆立ちしても追いつけない「カリスマ性」が愛子さまには産まれながらにして備わっている。これが紀子にとっては忌々しいのである。

  14. 匿名 より:

    ブスすぎる

  15. 匿名 より:

    「象徴天皇制も根底から揺るがす」悠仁さま 東大推薦入学への反対署名が1万2千筆超え…“特別扱い”への強まる逆風(女性自身)

    東京都内にある筑波大学附属高等学校の校門から出てきた3人の男子生徒たち。そのなかのお一人が、秋篠宮家の長男・悠仁さまだった。

    “表情に乏しい”などとSNSに声が上がることもある悠仁さまだが、ご友人たちには、いきいきとした笑顔を見せながら、積極的に話しかけられていたのが印象的だった。

    だが交差点でご友人たちと別れて、付近で待機している送迎車に向かって歩きだすと、みるみるうちに笑みが消え、物憂げなご表情に……。

    本誌が、悠仁さまのご様子をお見かけしたのは8月中旬のこと。実はこのとき、悠仁さまはあるお悩みを抱えていらしたのだ。

    「8月25日、秋篠宮さまと紀子さまは京都を訪問し、『第27回国際昆虫学会議』の開会式に臨席されました。世界中から昆虫学者が集い、4年に1度開催されることから、“昆虫学者のオリンピック”とも呼ばれており、日本で開催されるのは44年ぶりです。

    しかしこの会議が日本で注目されることになったのは、会議の重要性もさることながら、悠仁さまと共同研究者たちの研究成果が26日に“ポスター発表”という形式で発表されるためでした。宮内庁内では『秋篠宮ご夫妻も京都で1泊されて、翌日の悠仁さまの晴れ舞台をご覧になるのではないか』という見方もあったのです」(皇室担当記者)

    だが結局、秋篠宮ご夫妻と悠仁さまは、その日のうちに帰京された。

    「悠仁さまは主催者側の招待を受けて私的に参加されました。しかし開会式では、秋篠宮ご夫妻とは同席されず、会場の客席に座られたのです。開会式後、悠仁さまは秋篠宮ご夫妻とともに、ポスターの展示会場に足を運ばれ、ドイツの研究者からトンボのはねについての説明を受けられたりしました。

    しかし、こうした形に落ち着くまでには、紆余曲折があったようです。宮内記者会も事前に悠仁さまの学会へのお出ましについて確認しようとしたのですが、皇嗣職も言葉を濁すばかりだったのです。悠仁さまの開会式へのお出ましを皇嗣職がようやく認めたのは、わずか3日前のことでした」(前出・皇室担当記者)

    高校3年生で世界的な学会にご参加という快挙でありながら、皇嗣職が悠仁さまの京都ご訪問の有無すら明かそうとしなかった背景について、前出の皇室担当記者はこう続ける。

    「たとえば8月8日発売の『週刊新潮』が、《「余裕の地方ご公務」「国際学会デビュー」 夏休み“大人のお膳立て”で整った悠仁さま「東大合格」》というタイトルの記事を掲載しています。昨年11月の共同執筆による初めての学術論文発表について、東京大学の『学校推薦型選抜』のための実績作りではないか、という声が上がるようにもなりました。

    そうした声は、今回の国際的な学会へのご参加や、ご両親も臨席されることなどが判明したことでより強まったのです。

    国際昆虫学会議の組織委員会の委員長を務めているのは、玉川大学学術研究所所長の小野正人教授で、秋篠宮さまとは古くから交流があります。また、今年4月に悠仁さまが玉川大学の研究施設を見学された際には、ご案内役を務めています。そういったことからも、“東大ご入学へのシナリオができあがっているのでは”という疑問を抱いている人がいるのでしょう。

    宮内庁内にも、『悠仁さまの大学ご進学のために、秋篠宮さまと紀子さまは、そこまでゴリ押しされるのか』と嘆息する職員がいます。皇嗣職も批判が強まることを恐れて、公表を渋っていたのでしょうか……」

    そんななか本誌編集部に分厚い封筒が郵送されてきたのは、8月中旬のことだった。中には《悠仁様が東大の推薦入試を悪用し、将来の天皇として「特別扱い」で入学されることは、象徴天皇制を根底から揺るがすこととなるため反対します》という見出しの、署名を求める運動についての日本語と英文による概要が入っていた。

    提携校制度を利用した筑波大学附属高校ご入学への疑問、悠仁さまが共同発表した論文の不備な点への指摘などが記載されており、“不正な手段を用いて東京大学に合格すれば、天皇として国民の尊敬と思慕の念を得ることはできない”といった厳しい論調で締めくくられているのだ。

    署名活動は8月10日からインターネット上で展開されており、本誌が確認したところ、8月24日時点で1万2千筆を超える署名が集まっていた。

    「署名を求める文書には中傷ともいえる表現や、事実関係が確認されていない文章もあり、プラットフォームの主宰者から、ガイドライン違反として一部修正・削除を求められていたようです。そのためか2週間ほどで署名活動も終了しています」(前出・皇室担当記者)

    宮内庁総務課報道室にオンライン署名活動について把握しているかについて質問をしたところ、《個別の署名活動についてコメントすることは差し控えさせていただきます》との回答があった。

    だが、静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう語る。

    「東大推薦入試に反対する署名活動が始まっていたことについては、“ここまで来てしまったのか”というのが率直な感想です。

    将来の天皇として高い学歴は必ずしも求められていないにもかかわらず、悠仁さまは特別入園制度によりお茶の水女子大学附属幼稚園へご入園し、さらに提携校進学制度により筑波大学附属高等学校へ入学されました。

    国民から見て公平とは思えない制度を用いて、高学歴を求めているように捉えられる状況がこれ以上続けば、皇族としての特権を濫用しているとみなされてしまい、将来の天皇が持つべき“徳”の存在が疑われてしまう事態にもなりかねません」

    実は大学ご進学にまつわる逆風を、いちばん強く感じておられるのが悠仁さまご自身だという。

    「これまで紀子さまが敷かれたレールの上を歩まれてきた悠仁さまですが、来月には18歳の誕生日を迎え、成年皇族となられます。近ごろは、ご自分に注がれている周囲からの“微妙な視線”をお感じになっているようなのです。

    特に国際昆虫学会議に対しては悩まれていたようです。幼いころからコツコツと採集や観察を続けてきたトンボ研究の論文が、“ご両親のお力によって、特別扱いされたもの”と世間から思われてしまうことは耐えがたかったのではないでしょうか」(宮内庁関係者)

    本誌が目撃した、いきいきとした笑顔から、ご帰宅を厭うような物憂げなご表情への変化。あくまでも高学歴を願う紀子さまへ、悠仁さまは違和感を抱かれているのだろうか。

    ■地方で目撃された“母子の軋み”

    秋篠宮ご夫妻と悠仁さまは、7月31日から岐阜県で「全国高等学校総合文化祭」の開会式などに臨席されたが、現場でも周囲が驚くシーンが目撃されていた。

    「2日目の8月1日、ご一家は岐阜県立美術館を訪れられ、高校生による絵画や陶芸作品を鑑賞されました。

    陶芸作品をご覧になっていたとき、悠仁さまが紀子さまの脚を押され、紀子さまが慌てたご様子で場所を譲られたのです。悠仁さまがそのとき何と言われたのかは不明ですが、紀子さまのお顔がとても驚いたご表情だったことが印象的でした。

    ご公務は1泊2日でしたが、紀子さまは悠仁さまを席に誘導されたりと、こまかくお世話されていました。それが悠仁さまにとっては干渉と感じられ、ストレスになっていたのかもしれません」(前出・皇室担当記者)

    大学受験に向けて募る憂慮が、さらに母と子の間に軋みを生じさせるのか――。

    • 匿名 より:

      親を押しのけて・・・非行の始まりだ。

    • 匿名 より:

      いくらご優秀?ショラテンに即位させようと思っても?ボロが出る。カメラを睨みつける目、上から目線、宿題、作文、論文…皆、ご優秀な職員にして貰い、他人が作ったのは俺様のもの?品位なし?○○!…国民に寄り添いじぁ無くて、贋皇族に寄り添い、敬愛しろって?法律創っちゃうのかな~?皇籍剥奪追加しかない。この一下が報道される度に国民のストレスになる!



  16. 匿名 より:

    何しとんねん、コイツ

  17. 匿名 より:

    「天皇に学歴の箔はいらない」悠仁さまの“東大進学説”で前代未聞の署名活動勃発の異常事態(週刊女性PRIME)

     8月25日から30日まで京都府で開催中の『国際昆虫学会議』で、秋篠宮家の長男・悠仁さまが研究者らと共同で“ポスター発表”を行われた。

    「昆虫学における世界最大規模の学会で、“昆虫学者のオリンピック”と呼ばれています。悠仁さまは、皇居のトンボの生態に関する研究成果を、ポスターを掲示する形で発表されました。同学会の開会式には秋篠宮ご夫妻も出席され、悠仁さまの発表もご覧になられたようです」(皇室ジャーナリスト、以下同)

     しかし、国際的な学術会議に研究グループの一員として参加され、高校生としては異例ともいえる悠仁さまの同会のご出席が物議を醸している。

    「現在、悠仁さまは高校3年生。卒業後の進路に注目が集まっています。中でも“推薦入試制度を利用し、東京大学農学部へ進学なさるのでは”との見方が有力視されているのです。

     東大の推薦入試は、共通テストで8割以上の点数が求められるほか、これまでどのような活動を行い、どのような成果を得たのかについても、提出書類に記載する必要があり、評価の対象となります。高校生のうちに、権威の高い学会へ出席することは、推薦入試で高い評価を得ることでしょう。このことから、昆虫学会議へのご出席は、東大入試に向けた布石なのではとの臆測が広がっているのです」

     そんな悠仁さまの東大進学説を巡って、現在“前代未聞の活動”が行われている。

    「世界最大のオンライン署名サイト『Change.org』で、悠仁さまの東大進学を反対する署名活動が行われているのです。8月10日から始まったこの署名に、現在1万を超える賛同の票が集まっています。署名の中には“皇族という立場を利用して入学するのは不正”“天皇に学歴の箔はいらない”などのコメントが寄せられています」

     同署名について、宮内庁に問い合わせたところ、

    《個別の署名活動について、コメントすることは差し控えさせていただいています》

     との回答があった。

     悠仁さまを取り巻く逆境には「宮内庁にも責任がある」と語るのは、元宮内庁職員で皇室解説者の山下晋司さん。

    「秋篠宮家について、宮内庁は説明責任を果たしていないと感じています。宮内庁は皇室と国民の橋渡しをする省庁ですから、皇室の方々の思いを尊重しつつも、国民が納得するような説明をする責任があります。疑義が生じるような説明は、なにか裏があるのではないかという臆測を呼んでしまいますし、そうした臆測が批判を招いているのではないでしょうか」

     また、山下さんは悠仁さまの進学先についても次のような見解を示す。

    「悠仁親王殿下は一般の人と違い、特別なお立場の方です。一般の人のように学歴社会を生きていかれるわけではありませんから、東大進学が不公平だという認識自体がずれています。重要なことは、静かな環境で研究ができるかどうかです。一方で受験で一般の人と争うのは好ましくありません。大学側が、“一般枠とは別に特別に入学を認めました”という対応をとっても問題はないでしょう」

     東大進学が有力視される一方、東京大学農学部関係者は「将来の天皇がうちに入学されるなんて考えられない」と次のように本音を明かした。

    「まず、東大農学部は学内でも一、二を争う財政難に陥っています。ですから、戦前に建てられた校舎はペンキが剥げて、配管はむき出しの状態です。加えて、耐震にも不安があります。悠仁さまが現在通われている筑波大学附属高校は、悠仁さまの入学に際し、事前に大規模な改修工事が行われていたと聞きました。今のところ、農学部ではそうした動きがないので、可能性は低いのかなと思っています」

     この関係者が、悠仁さまの進学の線は薄いと考える理由はほかにもあるそうで、

    「悠仁さまは昨年、トンボに関する論文を発表されたと伺いました。幼少期からトンボに関心を寄せられ、大学でもそうしたことを学びたいとお考えなのではと想像できますが、東大農学部には、悠仁さまを指導できるようなトンボの権威がいないんです。つまり、うちは悠仁さまが学ばれるのにふさわしいと言い切れないのです」

     悠仁さまがどの大学に進学されるかは、わからないが、実は皇族に対する署名活動は過去にも行われていた。

    「’11年、現在の天皇陛下が皇太子だったころ、タレントのデヴィ夫人が“皇太子の位を秋篠宮さまに譲る”ための署名活動を行ったことがありました。

     当時、雅子さまは体調が安定せず、皇室の祭祀をほとんど休んでおられ、また、不登校ぎみだった愛子さまのため“付き添い登校”をなさっていた時期でもありました。デヴィ夫人は、そうした雅子さまのお振る舞いが“皇太子妃としてふさわしくない”と指摘し、署名活動を始めたのです」(前出・皇室ジャーナリスト、以下同)

     この署名には多数の賛同の声が集まった。

    「この署名は瞬く間に拡散されました。そして、“正論”“よくぞ言ってくれた”など、ネット上では同意のコメントが寄せられることに。当時は、“秋篠宮さまを未来の天皇に”という意見が称賛されるほど、秋篠宮家は国民からの支持を得ていました。当時の皇太子ご一家は雅子さまの体調不良や愛子さまの不登校などが重なり、世間からは冷たい眼差しが向けられた時期でした」

     しかし、秋篠宮家の長女・子さんの結婚騒動以降、事態は一変している。

    「現在の秋篠宮ご一家は一挙手一投足が注目され、少しでも落ち度があればバッシングされるような状況にあります。一方、雅子さまは努力と工夫を重ねながら、ご自身の体調と向き合っていくことで、以前よりお出ましの機会が増え、国民からの支持を得られています。

     また、愛子さまも’22年3月に行われた成年会見でのご立派なお姿が話題となり、今では“愛子さまを天皇に”との声が上がるほど国民から愛されています。悠仁さまも成年を迎えられ、露出の機会が増えれば、秋篠宮家が国民から高い支持を得る可能性も大いにあり得ます」

     デヴィ夫人騒動に巻き込まれた天皇ご一家同様、秋篠宮家も巻き返しはあるか─。

    山下晋司 皇室解説者。23年間の宮内庁勤務の後、出版社役員を経て独立。書籍やテレビ番組の監修、執筆、講演などを行っている

    • 匿名 より:

      デビル不人ね。
      ダマ下ね。

    • 匿名 より:

      デビさんの廃太子運動でアキが支持を集めていたって?!
      嘘つくな!そんなん、メディアの中だけ。
      当時、皇室への関心が殆ど無かった自分も、何の非も無い皇太子(当時)に何言ってるんだ〜?
      ポッカーン???でしたよ。

    • 山下晋司の大嘘付き‼️ より:

      さすが、平成の天皇家職員だけあって、ちゃんと悠仁君のズル進学阻止の署名活動を悪く書き、悠仁君や秋夫妻をどっこいしょと持ち上げて

      秋夫妻と舟大好きな 同胞のデビル夫人。パーティで仲良しこよしの写真もあったね。
      「廃太子署名活動」のタイトルが凄い‼️
      「皇太子さま ご退位なさいませ」
      でも、集まった署名は 17❗️
      住所氏名は?? 川島家と正田家…

      今回のchallenge org署名は、メアド 明記で、10日程で13000。何故か、弾圧で中止になっちゃったけど、それが 世界中に拡散されたよね。

  18. 匿名 より:

    悠仁君、愛子ちゃんよりも目立ちたいのでしたら、前皇后のガンダムケープやガッチャマンマント、ディッシュハット、ラメ入りシューズを借りてお出ましなさってください。
    インパクト大で誰よりも目立ちます。平成時代の無駄遣い衣裳も日の目を見ることで一石二鳥ですよ。

  19. 匿名 より:

    ガルちゃんの記事の没玉、目がパッチリしている。
    アイプチ&デカ目メイクを佳子様に習ったの?。

  20. 匿名 より:

    悠仁より目立つな?
    東大進学反対の署名を大量に集めて目立ってるではないか



  21. 匿名 より:

    今までの公表されたの作品は母親から職員に作れと命令されたとばらされているらしい。嘘つき母親の陰謀満載?天井知らずの,,,。

  22. 匿名 より:

    別に妨害しているわけじゃなくて、ただ単に名誉総裁系って母から子に受け継がれるものだから、雅子さまがサボってたせいで東宮家が名誉総裁職少ないだけだと思うよ。

  23. 匿名 より:

    秋篠宮家を日本の象徴になどとんでもないと思う

    一般の人でもっと立派な方もいた

    しかし血統が大切な皇族だからどんなに立派な方

    でも一般人は一般人

    キコさんなんてそこいらにいる◯◯婆さんだけど

    秋篠宮のDNAはどうであるか

    違えば血も態度も◯も全部アウト

  24. 匿名 より:

    ラブホは顔認証をしてます。
    アパホテルは、デリヘル嬢の出入りが自由なので顔認証でもしてるのか。
    ラブホって、ほとんど同じとこが経営していて顔認証してて、パチンコ店の顔認証と繋がっているから情報を見放題なのです。
    駅やコンビニや大手ドラッグストアや、照明が明るすぎる店は、顔認証してて、これともつながっています。
    顔認証は、大手のダイコク電機のだろうから、全部つながっていて情報見放題だと思ってください。

    ラブホテルを利用してるデリヘル嬢40万人、客の医師や政治家は、もれなくダイコク電機の顔認証で記録されてます。
    マスクしてても意味ないです。

    ラブホテルやパチンコ店の嫌がらせの対象になった人が来店すると、ラブホホテルでは騒音を出す、威圧する、無視するなどの嫌がらせ、チンピラを配置して大声で威圧するなどの嫌がらせをし、パチンコ店では台に座るとすぐ隣や後ろの台が大当たりする嫌がらせをしたり、店内報道で嫌がらせしたり、店員にずっと監視させる嫌がらせや、店員に後をつけさせる嫌がらせをする。

    パチンコ店は30年前から大当たりは全て遠隔大当たりです、これは違法行為です。
    店が大当たり信号を送らないと大当たりしないです。
    大当たりしていないときは無抽選の台を打ってるだけなので絶対に大当たりしません。

    顔認証を導入してからは、顔認証を使って遠隔大当たりさせています。
    だから客は最後は全員、負けるようになっているのです。
    これ全て違法行為です。

    神奈川最大のパチンコ店ピアは暴力団稲川会のフロント企業で、大当たりはもちろん全て遠隔大当たりです。
    ここで大勝ちしている人は、ピアと暴力団が送り込んだ打ち子と呼ばれるアルバイトの人たちです、毎日100人以上雇っていると思われます。
    普通の一般人は最初だけしか勝てないです。
    これが稲川会の資金源で、年間30億円は違法に稼いでいます、これを30年ぐらいしています。
    神奈川県内の他のパチンコ店も同じことをしています。
    ピアとその系列店のサントロペは、フランスの高級避暑地コート・ダジュールにある地名です。

    つまり稲川会と山口組も顔認証の情報を見放題な可能性が高い。

    5c@、したらば、ばくさい、はパチンコ業界や大手ネカフェとステマ契約して金儲けしています、掲示板はステマ掲示板になった。
    例えばパチンコのスレでは掲示板管理人、パチンコ店長、ネット工作会社が連絡を取り連携しながらステマの書き込みをしている。
    パチンコスレの書き込みの9割以上はステマの書き込みばかりです。
    パチンコ店を批判する書き込みをすると、掲示板管理人からハッキングされ、名前を特定するために集団でストーカーしてきて名前を特定し、威圧したり、したらば・ばくさい管理人の女優・高岡早紀の兄の高岡のように物を盗んで嫌がらせしてくる。
    ちなみに、日本ではステマを禁止する法律ができましたから。

    昔、ひろゆきは「もう2chの管理人をやめました」と公言したが、朝日新聞が、ひろゆきは別の会社から2chを管理しているよというスクープをしてひろゆきの嘘がバレた。
    今でも掲げているが2chの謳い文句の「今晩のおかずからハッキングまで~」の意味は・・・・・・「今晩のおかず」は2chの大広告主の無修正えろ動画サイト「カリビアンコム」をおかずに一人えっちしてね、という意味だし、「ハッキングまで~」は2ch管理人は普通にユーザーのパソコンをハッキングしてましよって意味です。
    2ch管理人は、2chの掲示板に、きにくわない書き込みをした人、ただ掲示板を見てるだけの人も、2ch管理人は気分次第でパソコンをハッキングしていたのです。
    おそらく現在も同じです。
    掲示板を見てるだけでも、管理人にはリアルタイムで今、どこと見てるか分かるようになっています。
    要注意人物のユーザーは、2chの掲示板を見始めたらスグに2ch管理人が分かるようになっています。
    2ch管理人がハッキングをして集めたユーザーの個人情報はニコニコの管理人とも共有されていたようです。
    ばくさい、したらば、も同じように普通にハッキングをします。
    タヌキという掲示板も同じです。
    安全な掲示板はないと思ってください。
    掲示板の管理人は普通にユーザーをハッキングしてきます。
    無修正えろ動画「カリビアンコム」を経営したいたのは台湾の会社で台湾人です。

  25. 匿名 より:

    デヴィ夫人「あんなブスが天皇だなんて世界中から笑われますよ、あーた」

  26. 匿名 より:

    「次代の天皇がなさるべきことなのか…」秋篠宮家・悠仁さま(17)“異例の大学受験”をめぐる識者たちの賛否両論(文春オンライン)

     9月6日に18歳の誕生日を迎えられる秋篠宮家・悠仁さま(17)。筑波大学附属高校の3年生であられる悠仁さまが直面しているのが、進学先をめぐる問題である。

     悠仁さまは、かねてよりトンボに関する研究に取り組まれてきた。今年3月の宮内庁の会見では、自然誌を学ぶことのできる大学を志望されていることが明らかにされ、東京大学をはじめとした複数の大学名が取り沙汰されている。

     今週号の「週刊文春」では、「 悠仁さま“異例の成績”で「トンボより受験勉強」 」と題する記事を掲載。編集部のI記者は、トンボ研究の関係者や、宮内庁の関係者などに取材を重ねた。

     次代の天皇による“異例の大学受験”をめぐって、I記者の耳にはどのような評判が聞こえてきたのか。

    「悠仁さまは小さな頃から自然と触れ合われてきたそうで、やんちゃなお子さまだったそうです。その御姿をご覧になってきた方からは、ご自身のやりたいことをやってほしいという応援の声が聞かれました」(I記者)

     一方で、天皇制の研究に携わる識者などからは、別の意見も聞かれるという。

    「受験勉強は競争の場ですから、次代の天皇になられる方でも、競争の中で戦わなければいけなくなる。果たして、それが今、悠仁さまがなさるべきことなのか。そういった声が出てくることもあります」(I記者)

     実際のところ、大学受験をめぐる悠仁さまの“ご近況”はどうなっているのか。その詳細な実態についてI記者が解説した有料番組の全編は「 週刊文春電子版 」を購読すると視聴できる。



  27. ガールズ訪問/皇室まとめ回顧録 より:

    8/27-9:45『今週の週刊誌は・・』

    ・本日発売の「女性自身」最新号情報
    女性自身 2024年9月10日号 2024年8月27日発売
    悠仁さま (初)反逆 紀子さまと同席拒否
    「僕の晴れ舞台に来ないで!」
    雅子さま 「テントで星空デート」 二人きりご静養で27年ぶりに復活
    (写真:女性自身の表紙)

    (YahooNews:8/26-6:00『「象徴天皇制も根底から揺るがす」悠仁さま 東大推薦入学への反対署名が1万2千筆超え…“特別扱い”への強まる逆風』(女性自身ヤフコメ3597)
    ・(報道記事 抜粋)
    小田部雄次さん「東大推薦入試に反対する署名活動が始まっていたことについては、“ここまで来てしまったのか”というのが率直な感想です。
    将来の天皇として高い学歴は必ずしも求められていないにもかかわらず、悠仁さまは特別入園制度によりお茶の水女子大学附属幼稚園へご入園し、さらに提携校進学制度により筑波大学附属高等学校へ入学されました。
    国民から見て公平とは思えない制度を用いて、高学歴を求めているように捉えられる状況がこれ以上続けば、皇族としての特権を濫用しているとみなされてしまい、将来の天皇が持つべき“徳”の存在が疑われてしまう事態にもなりかねません┅」

    (写真:8月中旬、友人達とお話された後 輝く笑顔ような笑顔をお見せになった悠仁様)

    ・歩くときいつも腕がダラ~ンとしてる と指摘されたから、この写真は思いっきり腕を振ってるの?笑(写真)

    ・夏休み中に何しに学校行ったの?
    バド部(設定)も引退してるでしょ?

    ・私もそれ思ったw 成人の儀は学業に専念する為、延期にします!って言っときながら、何してんだ?って まぁ、撮影会だな

    ・その割に模試は受けないって謎だよね

    ・輝くような笑顔???
    アゲたりサゲたりの記事ですね。
    この写真にはいつもの吹き出物は写ってないわ! 随分と体調が良い日だったご様子…(写真)

    ・なんか がっしりさせていない?京都の時と全然違う

    (YahooNews:8/27-6:00『「象徴天皇制も根底から揺るがす」悠仁さま 東大推薦入学への反対署名が1万2千筆超え…“特別扱い”への強まる逆風』(女性自身)

    ・週刊誌各社にちゃんと送って 週刊誌記事に出るところまで行ったんだね 赤門さんありがとう ・安心できない 女性自身だけですから

    ・週刊女性の広告は反対1万人署名って出てたよ。(写真)

    ・良かった、 新潮、文春も頼む
    ꧁ ┄┅┄»»»◈ ※ ◈«««┄┅┄ ꧂
    今日配信された 女性自身の記事、秋シンが必死に庇ってたけど、大丈夫かな(いつもの「東大卒 ニューヨーク在住、息子が筑附」のヒトの口調(嗤)

  28. 匿名 より:

    心配するな、敬宮殿下より十分目立っているよ、それもかなりの悪目立ち。
    集金公務に親子そろって雁首並べ、やっと取れた音声画像は、「ないすみーちゅう」だと。これで東大推薦貰うつもりだ。こんなあいさつ英語は、今どき幼稚園児だって言う。ご聡明らしいけど、外国語での学術論議は非公開?

  29. 天皇徳仁 より:

    お父さんは、悠仁のために以下の署名は行っておりません。
    悠仁が持っている権利は、権利行使すればよいと思います。
    きちんと権利行使することを、望みます。

    ーーーーーーーーー
    悠仁様が東大の推薦入試を悪用し、将来の天皇として「特別扱い」で入学されることは、象徴天皇制を根底から揺るがすこととなるため反対します。

    開始日
    2024年8月10日
    この署名で変えたいこと

    署名の発信者 network akamon
    Ⅰ. 国民の側と天皇の側の双方から支えられた象徴天皇制

    以下は、象徴天皇とは何かということを生涯を通じて誰よりも深く考えられた方のお言葉である。

    「…即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。…私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じてきました。」(『象徴としてのお務めについての天皇陛下〔現明仁上皇〕のおことば』平成28年8月8日。ご退位のご希望を述べられた際のおことば。)

     戦後我が国に導入された象徴天皇制は、極めて絶妙なバランスの上にしか成立し得ないものであったにもかかわらず、我が国に見事に定着した。それは二つの要素のバランスの上に成り立っている。ひとつは国民の側の天皇への尊敬の念であり、今一つはそれに相応しい天皇の側の徳である。「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく」という日本国憲法の規定は、この二つの要素を欠いては成立し得ない。

     さて、現在の皇室典範に従えば、皇位継承者第一位は、現天皇の弟である秋篠宮文仁親王であり、第二位が秋篠宮殿下のご長男である悠仁親王である。現天皇との年齢差から見て、秋篠宮文仁親王が天皇になる可能性はほぼないと思われるので、実質的には悠仁親王が現天皇の次の天皇となる。そして、男系男子のみを皇位継承者とする現在の皇室典範によれば、皇位継承者は畏れ多くも、悠仁殿下ただお一人である。

     しかしながら、実質上唯一の皇位継承者であるこの少年に、「人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添」い、「常に国民と共にある自覚」、即ち、象徴天皇制を成立させるに不可欠な態度は備わっているであろうか?彼の周囲にいた大人たちは、この少年にそのような自覚を促すような接し方をしてきたであろうか?否、むしろこの少年は、昭和・平成・令和の三代の天皇が、国民と天皇の双方から築いてきた象徴天皇制を、他ならぬ天皇の側から掘り崩してしまうのでは?

    Ⅱ. 提携校制度による筑波大付属高校への入学

    まず振り返るべきは、この少年がお茶の水女子大付属中学校から、難関校として有名な筑波大付属高校を受験した際の出来事であろう。彼はお茶の水女子大付属中学校・高等学校と筑波大付属中学校・高等学校との提携校制度を用いて、一般入試を経ることなく合格した。この提携校制度は、彼が小学五年生であった2017年度に導入され、彼が中学三年生となる2022年度が期限とされていた。

    小学五年ということは、恐らくは筑波大付属中学の受験を元々は考えていたということである。ただし、当時は眞子様と小室圭氏との結婚騒ぎで秋篠宮家への国民からの風当たりが余りにも強く、提携校制度を使っての裏口入学ははばかられたということであろう。ただし、2022年度期限では、彼が中三になる年までであり、余りに露骨で、彼だけのために作った提携校制度ではないかと勘繰られると思ったのか、彼の合格後の記者会見で筑波大学の永田恭介学長は、さらに5年間延長すると述べた。また、宮内庁は、提携校制度による合格であることを糊塗するためか、わざわざ彼を一般入試の受験会場に行かせ、報道陣に写真まで撮らせた。なお、彼が一般入試で合格したと考えるには、無理がある。なぜなら、筑波大付属高校のような超難関校を一校しか受験しないというのは、余りにもリスクが高過ぎるからである。その一校を落ちたら行き場を失い、高校浪人になってしまう。将来天皇に確実になられるお方を高校浪人にすることなど余りにも畏れ多い。超難関校に単願受験が出来たということは、受験前から合格が決まっていたと見るのが妥当であろう。要するに、ロイヤルパワーを使った裏口入学である。

    Ⅲ. 海外に報道された佳作作文の盗作

     ところが運の悪いことに、この合格発表と同時に、この少年が中学二年生だった時に応募した作文に多数の盗作箇所があることが報道されてしまった。2021年北九州市主催の「第12回子どもノンフィクション文学賞」で見事佳作となった『小笠原諸島を訪ねて』である。この問題が深刻なのは、我が国でよりも海外でより大きく報道されたことにある。

    イギリスの高級紙ザ・テレグラフ(The Telegraph)は、その電子版(2022年3月23日)の見出しで、

    ”Japan’s 15-year-old prince to keep literary award despite plagiarism row.”

    (plagiarismは「盗作」。rowは「騒ぎ」。直訳すると、「十五歳になる日本のプリンスは、盗作騒ぎにもかかわらず、文学賞を手放さない」となる。)

    と報道し、

    また同じくイギリスのウエブサイト、ロイアル・セントラル(Royal Central)は2022年2月22日、

    ”Prince Hisahito of Japan accused of plagiarism in award-winning essay.”

    (accuseは「非難する」というかなり強い言葉。直訳すると、「賞を取ったエッセイで盗作したと非難されている、日本のプリンス悠仁」)と報道し、

    またイギリスの上流階級が手に取ることの多い雑誌タトゥラー(Tatler)は、

    ”Japan’s heir to the throne accused of plagiarism for essay that won runners-up prize.”(heirは「後継者」。Throneは「王位」。runner-upは「二位」。直訳すると、「日本の王位継承者は二位となったエッセイで盗作したと非難されている」)

    と報道した。

    さらに極めつけは、ザ・タイムズ(The Times)である。

    “Prince Hisahito ‘copied guidebook’ for award-winning essay.”

    (「プリンス悠仁は賞を取ったエッセイのために〝ガイドブックをコピペした〟」と報じた。ガイドブックというのは彼が盗作した『世界遺産 小笠原』(JTBパブリッシング、写真・榊原透雄、文・福田素子、2012年、p. 11-12)のことを指していると思われる。

    要するに、宮内庁がいくら国内メディアに報道規制を敷いても、海外では日本の次の天皇は盗作までやって賞をもらう奴だ、とバレてしまうのである。注意すべきは、ザ・テレグラフがkeepという単語を使っていることである。つまり、盗作がバレても賞を「手放さない」と述べているのである。

     受賞の発表があったのは2021年3月であった。3月20日におこなわれた表彰式にこの少年はオンラインで参加している。盗作が発覚したのは約一年後の2022年2月である。約一年近く、彼は素知らぬ顔でトロフィーと五万円分の図書カードをkeepしていたことになる。さらに凄いのは盗作が発覚した後の彼の態度である。トロフィーと五万円分の図書カードを返さないどころか、肝心の賞の辞退をしなかったのである。メディアが宮内庁報道室に確認すると、「ご指摘に感謝します」という意味不明の本人からの回答があったという。盗作を指摘されながら、「ご指摘に感謝します」と答える図太さはあっぱれである。

     この少年の一連の行為と態度を、英語版のWikipediaが正確に伝えている。少し長くなるが引用しよう。

    “In March 2021, he was awarded a second-place prize in the junior high student category of Kitakyushu’s 12th Children’s Nonfiction Literature Awards. In February 2022, he was accused of plagiarism concering that award-winning essay, which was about his trip to the Ogasawara islands. The Imperial Household Agency and Prince Hisahito acknowledged that the essay’s citations were ‘inadequate’ and that the prince would contact the organizers of the award with revision. The award was not considered for revocation.” (Wikipedia, “Prince Hisahito of Akishino”より引用)

    (「2021年3月、彼は第12回北九州子どもノンフィクション文学賞中学生の部で佳作を受賞した。2022年2月、その受賞作である小笠原諸島旅行の作文について、彼は盗作したと非難された。宮内庁と悠仁様は、作文の引用が〝不適切〟であったことを認め、悠仁様が賞の主催者に連絡して修正することを明らかにした。受賞の取り消しは検討されなかった。」 (英語版ウィキペディア、『秋篠宮家の悠仁殿下』より引用)

    新聞とは異なり、Wikipediaは消えない。一種のデジタル・タトゥーである。これで彼が天皇となった時、皇室外交は出来るのであろうか?盗作をする汚い奴、と思われないで済むのであろうか?

     問題なのは、度重なる実力不相応な裏口入学、バレなければいい、バレても賞を辞退をしろとまでは、将来天皇になる自分には言ってこれないだろう、という経験を繰り返し積むことによって、世間を甘く見、小馬鹿にした態度を身に付けてゆくことにある。それは天皇としての徳を積むことにはならない。ましてや、「人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添い…自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる」ことには、決してならない。

    代々、天皇家は学問の家系であった。学問の最低限の基本、そして最高の倫理が誠実さにあることは、「スタップ細胞はあります」と虚言を弄し、ノーベル賞候補者とすら見なされていた一人の有能な研究者を自死に追いやった小保方晴子氏の例を挙げるまでもなく明らかであろう。学問の世界において、盗用は犯罪である。犯罪を犯したという自覚はこの少年にあるのであろうか?恐らくはないであろう。彼の周囲にいる大人たちは誰もそのことをこの少年に教えてはこなかった。

    Ⅳ. 彼を迎え入れる東大の学校推薦型選抜入試

    東大は2019年度より学校推薦型選抜を始めた。それ自体は決して悪い事ではない。東大生というのはなんでも器用には一応はこなすが、独創性には欠ける。失敗するかもしれない新しいことはやりたがらない。だから、東京大学が「学校推薦型選抜のアドミッション・ポリシー」において、「国際的な広い視野を持ち、高度な専門知識を基盤に、問題を発見し、解決する意欲と能力を備え、市民としての公共的な責任を引き受けながら、強靭な開拓者精神を発揮して、自ら考え、行動できる人材の育成」を目指す、と高らかに歌い上げるのも理解できないことではない。自分の頭で自ら考えることもできない。強靭な開拓者精神などもない。公共的な責任感などどこにもない。自分固有の問題を発見することもできない。ましてや、国際的な広い視野などない。そういう東大生はたくさん見てきた。だから、この制度に意味があるのだろうということは理解できる。

    ただし、問題はその運用の仕方にある。高等学校長が取りまとめて出願するのである。筑波大付属高校からの推薦枠は4名である(ただし、全員が男子のみ、または、女子のみである場合は、3名まで)。筑波大付属高校では定期テスト等での順位の発表は一切ない。生徒は自分がクラスのどの程度の位置にいるのかを知ることはできない。順位や成績が発表されていれば、なんであんな出来の悪い奴が東大に学校推薦されるんだ?…と思うこともできるであろうが、そうしたことは一切不可能である。つまり、もし悠仁親王を学校推薦で東大に入れたいと思うならば、あるいは、入れるよう圧力を掛けられるならば、筑波大付属高校側は、彼の在学中の学習成果・調査書・推薦書等を密室で改竄・作成することが可能となる。彼の筑波大付属の合格発表後、生徒たちの父母からの問い合わせが多かったため、筑波大学の永田恭介学長は2022年2月24日会見を開き、その席で、「『おめでとうございます』と申し上げたい。学校のモットーや教育コンテンツを気に入られたのなら光栄なことだ」と述べた。永田学長の発言から推測すれば、喜んでそういう改竄行為をする可能性も考えられなくはない。

    次は受け入れ側である東大側である。狙うのは農学部であろう。この少年とこの少年の周囲の大人たちは着々とその準備を進めている。

    まず基礎的学力を判断するために、学校推薦型選抜といえども大学入学共通テストを受験することになっている。おおむね80%以上の得点が期待されるとされているが、これは東大内部でいかようにも改竄できよう。

    興味深いのは東大農学部の「推薦要件・面接方法等(詳細)」である。推薦要件を見てみよう。

    「推薦要件:以下の全てに該当する者とします。①高い基礎学力を有する成績上位者であること。②農学とその関連分野に関する特記すべき推薦事由を有すること。」

    ここで推薦事由とは、具体的には次のようなものを指す。

    「各学部に共通に求める調査書等のほか、上記推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す以下の①~⑤の資料のうち、少なくとも1つ(複数提出可)の提出を求めます。提出に当たっては、以下の項目の概要の説明書を求めます。

    ① 研究成果あるいは論文

    ②  活動実績等の資料

    ③  各種コンテスト参加者はその成績

    ④ 外国語の能力に関する検定試験等の記録

    ⑤ その他特記すべき活動の記録」

     注目すべきは①の論文であろう。そこには注が付いていて、

    「例として、以下のような資料を提出してください。

    ・研究成果を証明する資料や論文等の成果物

    ・各種学会・研究会での発表を証明する要旨等の資料」

    とある。

     さて、上記の「研究成果を証明する資料や論文等の成果物」を目指してであろうか、この少年はすでに学術論文を一本発表している。国立科学博物館が発行する研究報告誌『国立科学博物館研究報告A類(動物学)』に掲載された「赤坂御用地のトンボ相—多様な環境と人の手による維持管理—」である。驚くべきことは、この少年がファースト・オーサー(筆頭筆者)となっていることである。二番目には、元農業・食品産業技術総合研究機構の研究員で、宮内庁に引き抜かれ宮内庁職員となり、実質上悠仁様の〝家庭教師〟となっている飯島健氏が、三番目にはコレスポンデイング・オーサー(責任筆者)として、トンボ研究の専門家で国立科学博物館動物研究部研究主幹の清拓哉氏が名を連ねている。ファースト・オーサーなどと言われても、一般の方にはその重さがピンとこないであろうが、研究者の業績として見た場合、ファースト・オーサーでなければ、ほとんど意味はない。セカンド・オーサー、サード・オーサーばかりの論文しかない研究者というのはよくいる。採用の際、そうした論文はほとんど評価されない。

    したがって、ファースト・オーサーとなっている学術論文を一本持っているということは、この少年にとっては大きなことなのである。あるいは、少なくとも、この少年をファースト・オーサーに仕立てた大人たちの思惑としては、そうなのである。なぜなら、ファースト・オーサーとなっているこの論文一本あれば、東京大学農学部の学校推薦型選抜試験を突破したとしても、世間からは何ら不思議には思われない――あるいは、彼の周囲にいて、彼をファースト・オーサーに仕立てた大人たちが、世間がそう思うに違いないと思った—―からである。

    もはや、他人の文章を盗作してでっち上げた佳作作文ではない。れっきとした学術論文のファースト・オーサーなのである。9歳の時の巨大な信号機や、10歳の時の古代の民家の見事なジオラマや、12歳の時の巨大なトンボの模型のように、御付きの侍従たちの手を借りただろうなどと、あらぬ腹を探られるいわれももはやない。一流の大人の研究者達との共著であるときちんと明示している学術論文なのであるから、そのような非難を受ける筋合いは、そのそもそもの最初からない。そして、すでに東京大学入試事務室学校推薦型選抜担当は、「学校推薦型選抜の提出書類における論文についてですが、論文の専門分野の学者と共著の場合、選考対象になりますでしょうか?」との問い合わせに対して、「学校推薦型選抜に提出する論文は、論文の専門分野の学者と共著のものであっても、出願書類として提出可能です。」という回答をしている(Etcetera Japan blog, 2024年6月6日より)。

    しかし、普通の高校生が元農業・食品産業技術総合研究機構の研究員や国立科学博物館動物研究部研究主幹といった研究者たちと共同研究など出来るであろうか?そうした研究者たちと関係を付けて、国立科学博物館の研究誌に自分の論文を掲載してもらうことが出来るであろうか?

    Ⅴ. 悠仁論文の学術論文としての欠陥

    この論文の問題点に関しては、すでに多くの方からの指摘がある。ここではそれらの指摘の内の主なもののみを簡単に紹介したい。

    (1)5歳か6歳で研究を開始!?

    論文冒頭に、次のような記載がある。

    「著者らは、2012年から2022年にかけて赤坂御用地内のトンボ類を調査しており…調査は2012年から2022年にかけて赤坂御用地内の池の他、樹木、防火水槽など、トンボ類が確認できる場所で行った。…記録方法は、目視できたトンボ類をデジタルカメラで撮影し、種の同定を行った他、採集、目視による記録を行った。」(p. 130)

     この少年は2006年9月6日に生まれている。調査を開始したとされる2012年、彼はまだ5歳から6歳児である。要するに、幼稚園の年長さんである。幼稚園の年長さんがトンボ研究の意図を持って、研究の中心者となって調査を開始し、「目視できたトンボ類をデジタルカメラで撮影し、種の同定を行った他、採集、目視による記録を行った」と言うのか?

     国立科学博物館にこの旨の質問をされた方に対し、国立科学博物館サービス担当は次のような苦しい回答をした。

    「…ご指摘の論文については、当館の研究者から、悠仁親王殿下の長年にわたる赤坂御用地のトンボ相の調査記録を『論文としてまとめられてはどうか』と勧められ、悠仁親王殿下が作成されたものです。また、調査期間は、写真撮影を行い記録を残していることや標本収集を行っていた期間を指します。なお、論文の136ページに記載のとおり、2012年~2016年については調査の頻度が少ないため、まとめて示す旨記載しているところです。」(Etcetera Japan blog, 2023年12月9日。「【YOUR VOICE】トンボ論文について国立科学博物館に問合せしてみました」より引用)

     では、「調査の頻度が少ないため、まとめて示」したと、国立科学博物館サービス担当がいう2012年から2016年(悠仁様、5歳ないし6歳から10歳)までの調査記録を見てみよう。

    「14. マルタンヤンマAnaciaeschna martini (Selys, 1897) (図42, 43)

     前回調査では未記録。本調査では、2012年には菖蒲池のショウブ群落で産卵している♀を初めて確認した。」(p. 139)

    2012年と言えば、悠仁様5歳から6歳の時である。後述するように、この悠仁論文には発見者が誰であるかという肝心の記載がないという根本的欠陥があり、ここでも発見者の記載はないが、この当時は「当館の研究者から、悠仁親王殿下の長年にわたる赤坂御用地のトンボ相の調査記録を『論文としてまとめられてはどうか』と勧められ」る以前の時期と思われるので、発見者は悠仁様ご本人しかあり得ない。つまり、5歳から6歳児がトンボの産卵を確認し、しかもそれがマルタンヤンマであった、と言うのである。ところが、証拠がない。図42と図43の写真は付いているが、図42は一匹で飛翔している写真であり、図43は空中で交尾中の写真であり、産卵中の写真ではない。2つの写真は共に菖蒲池ではなく、中の池での撮影、とある。結局、図42の写真は、「2022年には、擬木橋と中の池南側でも本種の飛翔を確認した」の証拠写真であり、図43は、「2022年8月7日には黄昏飛翔中に空中で交尾が成立した」の証拠写真であることがわかる。したがって、2012年のマルタンヤンマの産卵の発見は、この5歳から6歳児の証言しか証拠がないのである。つまり、「ぼく、見たよ。ちゃんと見たよ」という幼稚園の年長さんの証言である。これが学術論文の論拠となるデータと言えるのか?

    次は2014年、悠仁様が8歳になられたばかりの頃の記録である。

    「4. オオアオイトトンボ Lestes temporalis Selys, 1883 (図24, 25)

    前回調査では未記録。本調査では、2014年9月9日に赤坂御用地内で確認しているが、詳細な地名を記録していなかった。」

    これも図24, 25の写真はこの記述とは無関係である。ということは、「見たよ。でも、どこで見たか忘れちゃった。9月9日だったことは覚えてるよ」という8歳児の証言しか証拠がない、ということである。これは学術論文の論拠となり得るのか?

    次は、場所はわかるが日付がわからない、というものである。

    「21, オニヤンマ Anotogaster sieboldii (Selys, 1854)(図55)

     前回調査では未記録。本調査では、2015年に御膳水跡で本種の飛翔を目視で確認しているが、正確な日付を確認していなかった。」

    2015年と言えば、悠仁様は8歳から9歳になられているはずである。小学3年生である。ただし、小学3年生であったとしても、トンボ研究を一生懸命やっていたとすれば、記録くらいはもう付けていたと思うのであるが…。この場合も、図55の写真は2021年7月25日のものであって、この記述の証拠にはならない。

    場所が特定出来ないもの、日付が特定出来ないもの、観察者が特定出来ないものは、学術論文の観察データとしてはそもそも採用すべきではなかったのではないか?すなわち、2012年から2016年という、悠仁様お一人でしか観察出来なかった時期の観察記録は、学術論文の論拠としては採用するべきではなかったのではないか?

    (2)いつ、どこで、誰が発見したのかが書かれていない。

    「前回調査では」と悠仁論文において言及されている「赤坂御用地のトンボ類」(斉藤洋一、大和田守、加藤俊一、国立科博専報, (39), 2005年3月25日)を見てみよう。悠仁論文とのまず目に留まる顕著な違いは、そこでは名前のイニシャルを用いて、誰が、いつ、どこで発見したのかが正確に記載されていることである。

    「調査地区は秋篠宮邸池以外についてはひとくくりとし、雌雄の別の個体数、採集年月日、採集者の順に記載し、特記事項を記した。採集者については次のように略記した。

    ES:斉藤江美、MI: 池田真澄、MO: 大和田守、SS: 篠永哲、TN: 南部敏明、TO: 大塚貞司、YS: 斉藤洋一。」(p. 422)

    と各人の略号を挙げたうえで、例えば、最初の事例ベニイトトンボについては、

    「1.ベニイトトンボ Ceriagrion nipponicum Asahina (Fig.11)

    2♂, 14. Ⅶ. 2024, 秋篠宮邸池、YS」(p. 422)

    と記載しており、ここから2024年7月14日に雄2匹を秋篠宮邸の池で斉藤洋一氏が発見し、その写真はFig.11にあることがわかる。

     ところが、悠仁論文では誰が、いつ、どこで、が記載されていない。

    同じベニイトトンボで見てみよう。

    「7. ベニイトトンボCeriagrion nipponicum Asahina, 1967(東京都区部:絶滅危惧Ⅱ類)(図29, 30)

    前回調査では表町池で確認されている。本調査では、表町水田、菖蒲池、黄金渓、御膳水跡で確認している。御膳水跡では2020年に、黄金渓では2021年に、表町水田では2022年に確認した。 」(p. 139)

    誰が確認したのか?なぜ確認者の主語がないのか?そして、どうして年だけで、月日が書かれないのか?図29, 30は、「菖蒲池、2018/07/26」と「菖蒲池、2021/7/18」の写真であり、「御膳水跡では2020年に、黄金渓では2021年に、表町水田では2022年に確認した」と記載している本文とはちぐはぐで、証拠とはなっていない。

    学術論文とは、確証された事実のみを書くものである。生態学的研究において重要なことは、その個体が確実に識別されたか否か、である。発見者の特定も出来ず、発見の月日も特定出来ない論文は、証拠の無い論文であり、学術論文とは到底言えない。いくら「(東京都区部:絶滅危惧Ⅱ類)」などと書いたとしても、これではこの絶滅危惧種が確実に確認出来たとは言えないのである。

    (3)観察以前に、トンボの幼虫であるヤゴの放虫によって、御用地周辺の生態系を変化させてしまっていること。

    東京都が絶滅の恐れのある野生生物について解説した『東京都レッドデータブック(本土部)2023』において、「8,昆虫、(1)トンボ」を担当し、清拓哉氏との共著論文「皇居のトンボ類」(2014年、国立科学博物館専報、(50): 105-128)でファースト・オーサーも務めているトンボ研究の第一人者である須田真一氏は、放虫について次のように厳しく警告している。

    「なお、近年になって、明らかに人為的な放虫に由来すると判断されるものや、その可能性が強く疑われる記録や個体群が存在している。これらについては、確実性の高いものは評価から除外した。このような行為は厳に慎むべきであるが、チョウ類やバッタ類などでも同様の事例が見られる。今後、レッドリストの作成にあたっては、この点にも十分留意する必要があろう。」(『東京都レッドデータブック(本土部)2023』(p. 556)

     ところが、この少年は放虫をやっている。以下は産経新聞2016年9月6日付の「悠仁さま10歳 田んぼ作りで生物にご関心」と題された記事からの引用である。

    「秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまは6日、10歳のお誕生日を迎えられた。お茶の水女子大付属小学校の4年生となり、下級生の世話をされる機会が増えた。…生物がすみやすい環境にも関心を持ち続け、田んぼにメダカやヤゴを放すとともに、そばに池を作って水路でつなげるなど、工夫をこらされた。必要に応じ、田んぼや水路の手入れもされているという。」

     ヤゴというのは言うまでもなく、トンボの幼虫で、肉食である。メダカはその餌として放したのであろう。ただし、これはれっきとした放虫である。5歳か6歳でトンボの研究を始めたこの少年は、10歳でトンボの放虫をしていたのである。

     悠仁論文は、「結果」において、次のように言う。

    「今回行った2012年から2022年までの11年間の調査では、8科38種が確認された(表1)。確認された種数は、前回調査(斉藤ほか、2005)の24種よりも14種も多かった。…前回の調査で記録されず、今回新たに確認されたのは、…の7科16種である。」(p. 149) 〔著者注:「前回調査」とは、前述のように、赤坂御用地でのトンボ類について2002年から2004年にかけて初めて行われた調査を指す。悠仁論文は、「その後、赤坂御用地におけるトンボ類の調査報告は、15年以上行われていない」(p. 130)ことを指摘し、自らの調査の価値を強調している。〕

     さらに、悠仁論文は「考察」において、東京都区部レッドデータブックを引きつつ、次のように誇らしげに述べる。

    「東京都区部のレッドデータブック(東京都環境局、2023)に掲載されているトンボが12種今回の調査で記録された。絶滅危惧ⅠA類にランクされているオツネントンボとオオイトトンボが記録されたことは特筆に値する。」(p. 150)

     どのような絶滅危惧種がいまだに存在し、どのような種が絶滅してしまったと思われるか、それを正確に知る必要があるのである。そのためには生態系を出来る限り保全し続ける必要がある。ヤゴを田んぼに放ったりしてはいけないのである。なぜなら、データを撹乱させるからである。これは研究倫理上の問題なのである。今回調査で記録された「絶滅危惧ⅠA類にランクされているオツネントンボとオオイトトンボ」が、10歳の悠仁様によって放たれたヤゴの子孫である可能性が否定出来なくなってしまうのであり、「近年になって、明らかに人為的な放虫に由来すると判断されるものや、その可能性が強く疑われる記録や個体群が存在して」おり、「このような行為は厳に慎むべき」なのである。放虫は、悠仁論文そのものの信憑性を、研究倫理上の観点から掘り崩してしまう行為なのである。

     学術研究でこういうことをなぜ行ってはいけないのか、分かりやすく説明しよう。学問とは確証された事実の論理的体系に過ぎない。ただし、ここで重要なのは、〝確証された事実〟という部分である。悠仁様のあとに続く研究者は、悠仁様がご自分の論文で確証されたと述べられた事実を確かなものとみなし、悠仁様の論文を引用し、それを論拠とした上で次の研究を行うのである。「スタップ細胞はあります」と述べた小保方晴子氏がなぜ罪深いかと言えば、もし仮に再検証がなされずに、スタップ細胞はあるという前提の元にその後の何十年かの研究が積み重ねられたとしよう。そして、何十年後かに初めて、スタップ細胞などそのそもそもの最初から存在しなかったことが明らかになったとしよう。その場合、スタップ細胞があることを前提に行われたその何十年間かの研究者達の努力の積み重ねは全くの無に帰するのである。学問の世界では、こうした虚偽が何十年にも渡ってまかり通ってしまうということが、残念ながら素人が思う以上にある。

    ここで必要なのは誠実さである。10歳の時、そうしたことには気づかず、放虫してしまったとしよう。ただ、今の悠仁様であれば、そうした行為が、赤坂御用地の生態系を崩しかねぬ、やってはいけない行為であったことを御理解されているはずである。ただし、やってしまったことはやってしまったことであり、今さら取り返しはつかない。だとしたら、10歳の時、ヤゴとメダカを田んぼに放ってしまったので、本研究はその影響を受けているかもしれません、と書かねばならないのである。その上で、「東京都区部のレッドデータブック(東京都環境局、2023)に掲載されているトンボが12種今回の調査で記録された。絶滅危惧ⅠA類にランクされているオツネントンボとオオイトトンボが記録されたことは特筆に値する」と書くことは、何ら差し支えない。なぜなら、その場合は悠仁様の論文を読む研究者は、放虫によって何らかのバイアスがかかっている可能性がある研究論文であると、きちんと理解出来るからである。

     学問研究において必須のこの誠実さ、これが佳作作文の盗作が露見した時の対応と全く同質の問題であることは、悠仁様にはわかっていただけるであろうか?盗作してしまったのなら、仕方がないのである。「盗作しました。ごめんなさい」と謝るしかないのである。そして、「盗作しました。ごめんなさい」と正直に白状すれば、人は許してくれるものなのである。あの時素直に謝って賞を返していれば、「殿下が謝った!」ということで、むしろ国民は悠仁様に好意すら抱いたであろう。何も海外紙にあそこまで書かれ、次代のプリンスの国辱物の騒ぎにまでならずに済んだのである。

     正直になることを怖がってはいけない。嘘を押し通してはいけない。これが学問の基本である。そして、代々の天皇家が学問に携わってきたことの意味もここにある。そのことを教えてくれる大人は、悠仁様のお近くには一人もいらっしゃらなかったのであろうか?トンボがお好きなら、トンボの研究を一生やってもよいのである。一生は掛けるに値する研究テーマではある。ただし、背伸びはいけない。必要なのは、ありのままの、貧しくて見っともない自分の姿を正直にさらけ出すことである。そうすれば、国民はそういう悠仁様を次代の天皇として認めるであろう。やるべきことは簡単なことなのである。

     身の丈に合わない学術論文のファースト・オーサーとなって、東大農学部の学校推薦型選抜入試を突破することを、悠仁様ご本人は本当に望まれているのですか?身の丈に合わない学校選びは、もう筑波大付属高校で懲りていませんか?

    紀子様とその周囲にいる人間たちが知らないことは、東大に入るまでも激しい競争があるが、東大に入ってからはもっと熾烈な競争が待ち受けているということである。いかに自分が洒脱で頭が良い事をひけらかすことが出来るか。これが東大に入ってから待ち受けている競争である。東大生だ、というプライドは、東大生になるともはや通用しなくなる。なぜなら、周囲にいるのは自分と同じ東大生ばかりになるからである。そこで生じるのは、東大生相互の頭の良さを巡る潰し合いである。いかに自分が洒脱で頭が良いかを競い合う場、と言えば、今、筑波大付属高校に通われている悠仁様には肌でご理解出来るであろう。筑波大付属高校生というのは、東大生の卵である。彼らは頭の悪い人間を徹底して侮蔑する。一見遊んでいるようにしか見えぬのに、見えぬところでちゃっかり効率良く勉強している。そして、あっさりと東大に入る。学部三年・四年次になれば、ゼミでの学生相互の潰し合いも起こる。東大生というのは、馬鹿に対しては徹底的に無慈悲である。意地の悪い鋭い質問が飛び、答えられなければ立往生するしかない。そこには宮内庁侍従飯島健氏はいない。応答責任者であった国立科学博物館動物研究部研究主幹清拓哉氏もいてくれはしない。主任教授は助け舟を出してくれるであろうが、主任教授が彼をひいきにすればするほど、周囲の東大生の彼に対する反感は一層高まる。東大に入った東大生にとって最も恐ろしいスティグマ(烙印)は、〝お前、馬鹿なの?〟である。この少年はこの苛烈な競争に堪え切れるのであろうか?この少年を、この熾烈な潰し合いの世界に投げ込んでいいのであろうか?

    Ⅵ. 民を蹴落とし東大に合格することでの、民との修復不可能な決定的乖離

     この8月に京都で開かれる「国際昆虫学会議」において、悠仁様がポスター発表をすることが既に決まっている。テーマは「皇居のトンボ相」で、メンバーは5人で、筆頭は清拓哉氏、悠仁様はその二番目に名前が記されている。この国際会議の組織委員長は、秋篠宮殿下と悠仁様をお招きして巨大な蜂の巣をお見せした、玉川大学の小野正人氏である。これで、「論文等の成果物」ばかりか、「各種学会・研究会での発表を証明する要旨等の資料」も揃ったことになる。さらに、このポスター発表は全て英語で行われる。国際会議で英語で発表するのであるから、ということは、「外国語の能力に関する検定試験等の記録」に匹敵するだけの「上記推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す資料」も揃ったことになる。東大の学校選抜型入試には、もはやケチのつけようのない、十分過ぎる業績である。悠仁様側のこうした着々とした準備状況から見る限り、東大側もほぼ確実に、悠仁様のトンボ論文を悠仁様の「研究成果あるいは論文」と、「国際昆虫学会議」でのポスター発表を悠仁様の「各種学会での発表」と、その会議における悠仁様の英語での発表を「外国語の能力に関する検定試験等の記録」と見なし、学校推薦型選抜を用いて彼を合格させるのであろう。問題は、そこで何が生じるのか、ということである。

    一般の方はちょっと驚かれるかも知れないが、東京大学というのは、教科書と過去問さえやれば、頭さえ良ければ、お金を掛けることの出来ない一般庶民でも十分入れる大学なのである。つまり、塾に行くお金もない、いわんや、東大合格率を誇る私立の中高一貫校になどそもそも行けない、そうしたお金のない庶民にとって最後に残された最高学府なのである。

    これは少し説明が必要であろう。元来東京大学というのは、低所得層に生まれた優秀な子弟が、己の頭脳だけによって階層を駆け上がることを可能にする上昇志向のパイプとして機能してきた大学である。それは一中・一高・東京帝大の頃から変わらない。入試問題に対して最も文部科学省の監視が厳しい大学が、東京大学なのであり、教科書の範囲を超えた問題は、そもそも出すことが出来ない。過去問をさかのぼってみれば、教科書に載っていることを最大限に工夫して作り上げた良問であることがわかる。だから、東大合格の最短の道は、教科書を丁寧に理解した上で、過去問を解いてゆくこと、これである。筆者達の内の二名はこれだけで東大に入った。確かに入ってみると、開成、灘、学芸大附属出身者が綺羅星のごとく並んでいて、第二外国語のドイツ語選択の筆者達の所属クラスで都立高校出身者は筆者達を含めて三名しかいなかった。その三人目の一人というのはNHKのラジオの基礎英語と英会話で英語を学んだ、という女子学生で、見事な発音と英語読解力であった。NHKのラジオ英会話で東大の英語が解けてしまうのか…ということは、筆者達から見ても驚きであった。要するに、教科書とNHKの英会話と過去問、東大というのはこれだけで入れてしまう大学なのである。これが何を意味するかというと、かつて東京帝大が有していた機能、貧乏な家に生まれた秀才が、一中・一高・東京帝大と進み、貧しい低所得層から階層を上昇する唯一の抜け道となっていた機能、それが過去に通用していたし、そして、現在の東京大学でも、たとえその実数がごく少数になっていたとしても、通用している、ということなのである。逆に、慶応大学に、教科書、NHKの英会話、過去問だけで入れるかと言われれば、ほとんど不可能であると言わざるを得ない。教科書の範囲を超えた問題が平気で出されるからである。慶応大学の特殊な入試問題に特化した塾ないし予備校に通わなければ、到底合格は望めないのであり、そのためには親にそれ相当の経済力があることが必要となる。経済的格差が学歴上の格差を生み出し、それがさらに経済的格差を再生産するということになってゆくならば――我が国の現状は確実にその方向に進んでいる――低所得層の子弟は絶望しか抱けなくなるであろう。階層の固定化を打破する役割を、東京大学が最後まで担い続ける必要性がここにある。たとえ親が生活保護世帯であったとしても、東大だけは本人が努力さえすれば行ける、という状態を何としても維持し続ける必要がどうしてもあるのである。

    最近なされている東京大学総長藤井輝夫氏による授業料の値上げの主張がなぜ罪深いかと言えば、低所得層出身の子弟の最後の希望の芽を摘んでしまうからである。藤井氏は、『総長対話』(2024年6月21日、学生が怖かったのか、対面ではなく、Zoomで開催。さらに、質問出来る一人の学生に対して、幹部七名がずらりと並んで対応。『総長対話』とは銘打ったものの、〝対話〟とは名ばかりで、実際に〝対話〟出来た学生は、院生も含めて、わずか13名。しかも、録音・録画は一切不可。パブリックビューイングのZoom画面には、ログインした学生のメールアドレスが透かしとして表示され、映像をSNS等にアップロードなどしたら、誰がアップロードしたか特定出来るぞ、という脅しであったと思われる。) を見る限り、授業料を値上げしたとしても授業料免除と奨学金給付・貸与で十分手当てできる、と考えているようだが、授業料免除にせよ奨学金給付・貸与にせよ、経済的要件以外に、成績が優秀でなければならないという要件がある。生活費を稼ぐためにバイトに追われ、勉強時間が取れなくなり、留年するならば、どちらも打ち切られてしまうのである。

    さらには、運用面での問題がある。学生は複雑で煩瑣な書類を用意し、窓口でお願いする立場に立たされる。授業料免除と奨学金貸与の手続きを行っていた東大本郷窓口の女性事務員が、学生に対してどんなに高圧的で居丈高で残酷な態度で接していたかを、筆者達はこの目で見てきた。筆者達の前に並んで窓口の順番を待っていた女子学生の膝は、震えていた。役人は、得てして、自分の財布から奨学金を出してやっているかのような錯覚、自分が授業料免除の決定権を握っているかのような錯覚を起こし、居丈高に、やれこの書類が足りない、やれあの書類が足りないと、学生に向かって早口でまくし立る。理解出来ぬ学生は、何度となく窓口へ足を運ばざるを得ないことになる。授業料免除や奨学金の給付・貸与をお願いしなければならない状況に置かれている彼らは、立場が弱く、屈辱的な仕打ちにも耐えねばならない。しかも、窓口の職員の気分次第でいつ打ち切られるかもわからないという不安な心理状況に彼らは置かれている。それよりは、授業料が安く設定されており、バイトで頑張りさえすれば、何とか自力で払えるかもしれない、という方が、屈辱的な目にも会わずに済み、精神的にははるかに健康でいられるのである。

    では、悠仁様が東大の学校選抜型入試を利用して東大に合格することの問題点とその罪深さはどこにあるのであろうか?低所得層出身ではあるものの、公立高校での「総合的な学習の時間」では農学の研究分野において秀でた能力を示し、大学入学共通テストでも高得点を取得し――大学入学共通テストもまた、厳密に教科書の範囲内からしか出題されない――しかしながら、国立科学博物館の研究主幹とのコネも付けれず、国立科学博物館の研究報告誌に論文を載せることも出来ず、ましてやファースト・オーサーになるチャンスになど到底恵まれない、一人の農学の分野における前途有望な生徒を確実に不合格にさせるからである。

    悠仁様が今後も学問の世界で生きてゆきたいと思われるのであれば、不正に得た佳作の作文が盗作であったことを謝罪し、きちんと賞を辞退すること、これが最低限の、そして、絶対の条件となる。今、返さなければ返せなくなるからである。海外にはズルして賞をもらっても、それが発覚しても手放さない奴、とバレてしまっているのである。天皇になってから、中学生の時の佳作作文は盗作でしたと言って、今さら返せるであろうか?天皇になってしまったら、もうそんなことは出来る訳がない。もう返せないのである。帝王学などと言う小難しいことを言っているのではない。人のものを盗んではいけない、ズルしてはいけないということ、これは、私とあなたという世界において、最低限に守らなければいけないルールであり、ましてや、今後天皇になられるお方が当然に守るべきことなのである。賞をお返しする潔さ、そして、御付きの者がコピペしてしまいました、自分で書いたものではありません、と詫びる正直さ、あるいは、僕自身が盗作してしまいました、と詫びる正直さ、それらすらもないと言うのであれば、民の心は悠仁様から離れるであろう。この御方は、三年前には民から佳作の賞を盗み取り、二年前には民を蹴落として筑波大付属高校に入り、そして今度は東京大学にズル入学する御方なのであり、国民の心に寄り添う御方ではないのだな、国民統合の象徴として尊ぶべき御方ではもはやないのだな、と民もまた判断するに至るであろう。そして、紀子様もまたそうしたお考えなのか、と見なすであろう。トンボ論文と国際昆虫学会議における発表を業績として、学校推薦型選抜で悠仁様が東京大学に合格するならば、この母子はグルだ…と民は見なすに至るであろう。

    なぜこれから天皇になられるという御方に、人間としての最低限のことすらも教えられないのか?悠仁様に箔をお付けして天皇にしようとしていることが、国民との決定的な乖離を招く火種になっていることに、いつになったら彼らは気付くのか?悠仁様をそうした大人たちからお守りしなければならない。今の紀子様と秋篠宮殿下には、天皇となられるお方をお育てになるだけの資質は、残念ながらない。

    正に今が、国民の悠仁様への思慕の念が崩れてしまうぎりぎりの瀬戸際であるという危機感を、悠仁様の周囲におられる大人たちはお持ちになられないのであろうか。これ以上変なことをすれば、民の心は決定的に離れるであろう。この母親は学歴しか頭になく、明らかに病んでいる。誰かそれをお止めする方はいらっしゃらなかったのであろうか。

    Ⅶ. 結語

      他人が汗して調べ、汗して書いたものを盗んではならない、ズルして合格してはならない、という人として最低限の道を、未成年の内にこの少年に学ばせなければならない。他人の文章の剽窃をおこなって佳作の賞を取ったということは、佳作に選ばれるべきだった誰かの賞を盗んだということを意味するのであり、筑波大付属高校にズル入学したということは、頑張って勉強してきた本来合格するはずだった生徒一人を確実に不合格にさせたということなのであり、学校推薦制度を用いて東大にズル入学するということは、本来合格するはずだった努力してきた受験生を一人不合格にさせることなのだということを、誰かがこの少年に教えなければならない。そうしなければ、そこで出来上がるのは、自分のことを賢いと思い、自分の愚かさを知らず、地道に努力することを嫌う、手のつけようのない〝暴君としてのテンノー〟である。この少年は、昭和・平成・令和の三代の天皇が、天皇の側の徳と国民の側からの尊敬と思慕の念というこれら両者によって漸く築き上げてきた象徴天皇制を、一挙に造作もなく破壊してしまうであろう。

     歴史上、往々にして、時代の変わり目、潮の流れの変わり目と言うものが存在してきた。後代になって振り返ってみると、あの時が時代の分岐点だったな…と分かる局面というのが往々にしてある。その時点で止めるべきだった人間達がそのお方をお止めしなかったがために、もう後では取り返しのつかない巨大な動きの中心人物にそのお方がおなりになってしまう、ということがよくある。その当時居合わせた人間達が、今まさに有害な人間と成りつつある一人の人物に力を持たすことを許してしまったがために、後に莫大な数の人間たちがみすみす潰されていってしまう、そういう微妙な時代の局面というものがある。退役伍長に過ぎず、ビアホールのビア樽の上に乗って演説するヒットラーは、当時の誰の目から見ても滑稽な笑うべき人物に過ぎなかったのであり、誰もが簡単に捻り潰すことの出来る人物としてしか見ていなかったのである。

    筆者達は、悠仁様というのはそういう類いの有害な人物になりつつある御方なのではないか?と畏れ多くも疑っている。授業中、悠仁様がぼーっとされているのを見るに見かねて、「分かりますか?」と親切に聞いてくれた筑波大付属高校の教師に対して、「僕に分かるように教えないお前が悪い!」と、静かなクラス内で激昂された、という話は漏れ伝わってきている。そこにいるのは、僕が出来ないのはお前たちのせいだ、お前たちのサポートが悪いせいだ!とヒステリックに喚き散らす小暴君である。

    これは男系男子とか、女系女子とかという問題とは全く別次元の、より深刻で危険な問題なのであり、彼が有害な人間に成りつつある人物であるがゆえに、天皇にしてはならないのである。国民から尊敬されるに値しない人物が天皇になった場合、すなわち、徳の無い人物が天皇になった場合、そこで生ずるのは国民への天皇に対する〝尊敬の強要〟、すなわち、〝不敬罪〟の復活である。悠仁様の筑波大付属高校の入学式で、「ズル仁、帰れ!」と叫んだ筑波大付属高校生たちは、異例に重い、停学処分を受けた。さらに、筑波大付属高校出身の東大生がYou Tubeで〝ヒーチャン〟とからかった動画を配信したところ、――動画を見てみれば、子供じみた悪ふざけに過ぎぬことはすぐ分かるにもかかわらず――東大当局から厳重注意処分を受けた。不敬罪の始まりの兆候はすでにある。悠仁様を批判する記事を上げているブロガー達に対しては、すでに今、公安が付きまとっている。さらに、真子様と小室圭氏との結婚報道に見られたような〝不適切な報道〟に対処するためにか、昨年(2023年)4月1日に新設された宮内庁広報室長に、警察庁公安出身のキャリア官僚・藤原麻衣子氏が着任した。スパイの摘発・拘束を任務とする公安出身のエリート官僚が宮内庁に入るというのは、どう見ても異常事態である。我が国の状況は刻々と、きな臭い方向へと進んでいる。

    動くべき時に知的エリートが己の怯懦のために動かなかったがために、後に悲惨な惨禍をもたらした、という歴史上の事例はいくらでもある。東大入試を突破し、東大で博士号を取った者として、筆者達には東京大学総長藤井輝夫氏の愚行を止める責務がある。

    不正な手段を用いて、悠仁親王を東京大学に合格させてはならない。さもなければ、この少年は一生〝ズル仁〟という汚名を背負わねばならなくなり、象徴天皇であり続けるために必要な国民からの尊敬と思慕の念を得ることも生涯出来なくなるであろう。そこで生まれてくるのは、国民統合の象徴では全くない〝憲法違反の存在としての天皇〟である。筆者達が悠仁様の周囲にいる大人たちに求めていることは、国民の信望を失って、廃嫡になりかねぬようなことは、畏れ多くも、将来天皇になられるこの御方に対しては、たとえ母君である紀子様であろうと、決してしてはならない、ということであり、それ以上のことでも、それ以下のことでもない。

    以上のことより、筑波大学付属高等学校藤生英行学校長に対しては、悠仁親王の大学受験に際し、学校推薦者の選定、および、内申書・推薦書の作成に当たって公正を期すこと、また、東京大学藤井輝夫総長に対しては、万一悠仁親王が東京大学を学校推薦型選抜で受験する場合には、悠仁親王が将来天皇となられるお方だということへの顧慮は一切抜きに、飽くまでも公平公正に選抜することを要望致します。

    この要望の趣旨にご賛同頂ける方からご署名を頂ければ幸いです。

    発信者:赤門ネットワーク

    宛先:筑波大学付属高等学校長藤生英行殿

    東京大学総長藤井輝夫殿

    (東京大学の学校推薦型選抜実施日程によれば、

    ① 本年10月15日~11月6日までが志願者によるインターネット入学志願票作成、

    ② 本年11月1日~11月6日までが高等学校における出願、

    とのことですので、署名の期限は、

           本年(2024年)10月12日(土)24:00まで

    とさせて頂きます。その時点で、集約し、プリントアウトして、藤生英行筑波大学付属高等学校長と藤井輝夫東京大学総長宛に送付します。)

    ご賛同して下さる方へ

    本声明は、声明の趣旨にご賛同して下さる方へのご署名を求めるものであり、寄付を募るものでは全くありません。ご賛同いただけるだけで、十分です。
    署名活動成功!
    12,544人の賛同者により、成功へ導かれました!

  30. 匿名 より:

    悠仁様が東大の推薦入試を悪用し、将来の天皇として「特別扱い」で入学されることは、象徴天皇制を根底から揺るがすこととなるため反対します。

    開始日
    2024年8月10日
    この署名で変えたいこと

    署名の発信者 network akamon
    Ⅰ. 国民の側と天皇の側の双方から支えられた象徴天皇制

    以下は、象徴天皇とは何かということを生涯を通じて誰よりも深く考えられた方のお言葉である。

    「…即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。…私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じてきました。」(『象徴としてのお務めについての天皇陛下〔現明仁上皇〕のおことば』平成28年8月8日。ご退位のご希望を述べられた際のおことば。)

     戦後我が国に導入された象徴天皇制は、極めて絶妙なバランスの上にしか成立し得ないものであったにもかかわらず、我が国に見事に定着した。それは二つの要素のバランスの上に成り立っている。ひとつは国民の側の天皇への尊敬の念であり、今一つはそれに相応しい天皇の側の徳である。「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく」という日本国憲法の規定は、この二つの要素を欠いては成立し得ない。

     さて、現在の皇室典範に従えば、皇位継承者第一位は、現天皇の弟である秋篠宮文仁親王であり、第二位が秋篠宮殿下のご長男である悠仁親王である。現天皇との年齢差から見て、秋篠宮文仁親王が天皇になる可能性はほぼないと思われるので、実質的には悠仁親王が現天皇の次の天皇となる。そして、男系男子のみを皇位継承者とする現在の皇室典範によれば、皇位継承者は畏れ多くも、悠仁殿下ただお一人である。

     しかしながら、実質上唯一の皇位継承者であるこの少年に、「人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添」い、「常に国民と共にある自覚」、即ち、象徴天皇制を成立させるに不可欠な態度は備わっているであろうか?彼の周囲にいた大人たちは、この少年にそのような自覚を促すような接し方をしてきたであろうか?否、むしろこの少年は、昭和・平成・令和の三代の天皇が、国民と天皇の双方から築いてきた象徴天皇制を、他ならぬ天皇の側から掘り崩してしまうのでは?

    Ⅱ. 提携校制度による筑波大付属高校への入学

    まず振り返るべきは、この少年がお茶の水女子大付属中学校から、難関校として有名な筑波大付属高校を受験した際の出来事であろう。彼はお茶の水女子大付属中学校・高等学校と筑波大付属中学校・高等学校との提携校制度を用いて、一般入試を経ることなく合格した。この提携校制度は、彼が小学五年生であった2017年度に導入され、彼が中学三年生となる2022年度が期限とされていた。

    小学五年ということは、恐らくは筑波大付属中学の受験を元々は考えていたということである。ただし、当時は眞子様と小室圭氏との結婚騒ぎで秋篠宮家への国民からの風当たりが余りにも強く、提携校制度を使っての裏口入学ははばかられたということであろう。ただし、2022年度期限では、彼が中三になる年までであり、余りに露骨で、彼だけのために作った提携校制度ではないかと勘繰られると思ったのか、彼の合格後の記者会見で筑波大学の永田恭介学長は、さらに5年間延長すると述べた。また、宮内庁は、提携校制度による合格であることを糊塗するためか、わざわざ彼を一般入試の受験会場に行かせ、報道陣に写真まで撮らせた。なお、彼が一般入試で合格したと考えるには、無理がある。なぜなら、筑波大付属高校のような超難関校を一校しか受験しないというのは、余りにもリスクが高過ぎるからである。その一校を落ちたら行き場を失い、高校浪人になってしまう。将来天皇に確実になられるお方を高校浪人にすることなど余りにも畏れ多い。超難関校に単願受験が出来たということは、受験前から合格が決まっていたと見るのが妥当であろう。要するに、ロイヤルパワーを使った裏口入学である。

    Ⅲ. 海外に報道された佳作作文の盗作

     ところが運の悪いことに、この合格発表と同時に、この少年が中学二年生だった時に応募した作文に多数の盗作箇所があることが報道されてしまった。2021年北九州市主催の「第12回子どもノンフィクション文学賞」で見事佳作となった『小笠原諸島を訪ねて』である。この問題が深刻なのは、我が国でよりも海外でより大きく報道されたことにある。

    イギリスの高級紙ザ・テレグラフ(The Telegraph)は、その電子版(2022年3月23日)の見出しで、

    ”Japan’s 15-year-old prince to keep literary award despite plagiarism row.”

    (plagiarismは「盗作」。rowは「騒ぎ」。直訳すると、「十五歳になる日本のプリンスは、盗作騒ぎにもかかわらず、文学賞を手放さない」となる。)

    と報道し、

    また同じくイギリスのウエブサイト、ロイアル・セントラル(Royal Central)は2022年2月22日、

    ”Prince Hisahito of Japan accused of plagiarism in award-winning essay.”

    (accuseは「非難する」というかなり強い言葉。直訳すると、「賞を取ったエッセイで盗作したと非難されている、日本のプリンス悠仁」)と報道し、

    またイギリスの上流階級が手に取ることの多い雑誌タトゥラー(Tatler)は、

    ”Japan’s heir to the throne accused of plagiarism for essay that won runners-up prize.”(heirは「後継者」。Throneは「王位」。runner-upは「二位」。直訳すると、「日本の王位継承者は二位となったエッセイで盗作したと非難されている」)

    と報道した。

    さらに極めつけは、ザ・タイムズ(The Times)である。

    “Prince Hisahito ‘copied guidebook’ for award-winning essay.”

    (「プリンス悠仁は賞を取ったエッセイのために〝ガイドブックをコピペした〟」と報じた。ガイドブックというのは彼が盗作した『世界遺産 小笠原』(JTBパブリッシング、写真・榊原透雄、文・福田素子、2012年、p. 11-12)のことを指していると思われる。

    要するに、宮内庁がいくら国内メディアに報道規制を敷いても、海外では日本の次の天皇は盗作までやって賞をもらう奴だ、とバレてしまうのである。注意すべきは、ザ・テレグラフがkeepという単語を使っていることである。つまり、盗作がバレても賞を「手放さない」と述べているのである。

     受賞の発表があったのは2021年3月であった。3月20日におこなわれた表彰式にこの少年はオンラインで参加している。盗作が発覚したのは約一年後の2022年2月である。約一年近く、彼は素知らぬ顔でトロフィーと五万円分の図書カードをkeepしていたことになる。さらに凄いのは盗作が発覚した後の彼の態度である。トロフィーと五万円分の図書カードを返さないどころか、肝心の賞の辞退をしなかったのである。メディアが宮内庁報道室に確認すると、「ご指摘に感謝します」という意味不明の本人からの回答があったという。盗作を指摘されながら、「ご指摘に感謝します」と答える図太さはあっぱれである。

     この少年の一連の行為と態度を、英語版のWikipediaが正確に伝えている。少し長くなるが引用しよう。

    “In March 2021, he was awarded a second-place prize in the junior high student category of Kitakyushu’s 12th Children’s Nonfiction Literature Awards. In February 2022, he was accused of plagiarism concering that award-winning essay, which was about his trip to the Ogasawara islands. The Imperial Household Agency and Prince Hisahito acknowledged that the essay’s citations were ‘inadequate’ and that the prince would contact the organizers of the award with revision. The award was not considered for revocation.” (Wikipedia, “Prince Hisahito of Akishino”より引用)

    (「2021年3月、彼は第12回北九州子どもノンフィクション文学賞中学生の部で佳作を受賞した。2022年2月、その受賞作である小笠原諸島旅行の作文について、彼は盗作したと非難された。宮内庁と悠仁様は、作文の引用が〝不適切〟であったことを認め、悠仁様が賞の主催者に連絡して修正することを明らかにした。受賞の取り消しは検討されなかった。」 (英語版ウィキペディア、『秋篠宮家の悠仁殿下』より引用)

    新聞とは異なり、Wikipediaは消えない。一種のデジタル・タトゥーである。これで彼が天皇となった時、皇室外交は出来るのであろうか?盗作をする汚い奴、と思われないで済むのであろうか?

     問題なのは、度重なる実力不相応な裏口入学、バレなければいい、バレても賞を辞退をしろとまでは、将来天皇になる自分には言ってこれないだろう、という経験を繰り返し積むことによって、世間を甘く見、小馬鹿にした態度を身に付けてゆくことにある。それは天皇としての徳を積むことにはならない。ましてや、「人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添い…自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる」ことには、決してならない。

    代々、天皇家は学問の家系であった。学問の最低限の基本、そして最高の倫理が誠実さにあることは、「スタップ細胞はあります」と虚言を弄し、ノーベル賞候補者とすら見なされていた一人の有能な研究者を自死に追いやった小保方晴子氏の例を挙げるまでもなく明らかであろう。学問の世界において、盗用は犯罪である。犯罪を犯したという自覚はこの少年にあるのであろうか?恐らくはないであろう。彼の周囲にいる大人たちは誰もそのことをこの少年に教えてはこなかった。

    Ⅳ. 彼を迎え入れる東大の学校推薦型選抜入試

    東大は2019年度より学校推薦型選抜を始めた。それ自体は決して悪い事ではない。東大生というのはなんでも器用には一応はこなすが、独創性には欠ける。失敗するかもしれない新しいことはやりたがらない。だから、東京大学が「学校推薦型選抜のアドミッション・ポリシー」において、「国際的な広い視野を持ち、高度な専門知識を基盤に、問題を発見し、解決する意欲と能力を備え、市民としての公共的な責任を引き受けながら、強靭な開拓者精神を発揮して、自ら考え、行動できる人材の育成」を目指す、と高らかに歌い上げるのも理解できないことではない。自分の頭で自ら考えることもできない。強靭な開拓者精神などもない。公共的な責任感などどこにもない。自分固有の問題を発見することもできない。ましてや、国際的な広い視野などない。そういう東大生はたくさん見てきた。だから、この制度に意味があるのだろうということは理解できる。

    ただし、問題はその運用の仕方にある。高等学校長が取りまとめて出願するのである。筑波大付属高校からの推薦枠は4名である(ただし、全員が男子のみ、または、女子のみである場合は、3名まで)。筑波大付属高校では定期テスト等での順位の発表は一切ない。生徒は自分がクラスのどの程度の位置にいるのかを知ることはできない。順位や成績が発表されていれば、なんであんな出来の悪い奴が東大に学校推薦されるんだ?…と思うこともできるであろうが、そうしたことは一切不可能である。つまり、もし悠仁親王を学校推薦で東大に入れたいと思うならば、あるいは、入れるよう圧力を掛けられるならば、筑波大付属高校側は、彼の在学中の学習成果・調査書・推薦書等を密室で改竄・作成することが可能となる。彼の筑波大付属の合格発表後、生徒たちの父母からの問い合わせが多かったため、筑波大学の永田恭介学長は2022年2月24日会見を開き、その席で、「『おめでとうございます』と申し上げたい。学校のモットーや教育コンテンツを気に入られたのなら光栄なことだ」と述べた。永田学長の発言から推測すれば、喜んでそういう改竄行為をする可能性も考えられなくはない。

    次は受け入れ側である東大側である。狙うのは農学部であろう。この少年とこの少年の周囲の大人たちは着々とその準備を進めている。

    まず基礎的学力を判断するために、学校推薦型選抜といえども大学入学共通テストを受験することになっている。おおむね80%以上の得点が期待されるとされているが、これは東大内部でいかようにも改竄できよう。

    興味深いのは東大農学部の「推薦要件・面接方法等(詳細)」である。推薦要件を見てみよう。

    「推薦要件:以下の全てに該当する者とします。①高い基礎学力を有する成績上位者であること。②農学とその関連分野に関する特記すべき推薦事由を有すること。」

    ここで推薦事由とは、具体的には次のようなものを指す。

    「各学部に共通に求める調査書等のほか、上記推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す以下の①~⑤の資料のうち、少なくとも1つ(複数提出可)の提出を求めます。提出に当たっては、以下の項目の概要の説明書を求めます。

    ① 研究成果あるいは論文

    ②  活動実績等の資料

    ③  各種コンテスト参加者はその成績

    ④ 外国語の能力に関する検定試験等の記録

    ⑤ その他特記すべき活動の記録」

     注目すべきは①の論文であろう。そこには注が付いていて、

    「例として、以下のような資料を提出してください。

    ・研究成果を証明する資料や論文等の成果物

    ・各種学会・研究会での発表を証明する要旨等の資料」

    とある。

     さて、上記の「研究成果を証明する資料や論文等の成果物」を目指してであろうか、この少年はすでに学術論文を一本発表している。国立科学博物館が発行する研究報告誌『国立科学博物館研究報告A類(動物学)』に掲載された「赤坂御用地のトンボ相—多様な環境と人の手による維持管理—」である。驚くべきことは、この少年がファースト・オーサー(筆頭筆者)となっていることである。二番目には、元農業・食品産業技術総合研究機構の研究員で、宮内庁に引き抜かれ宮内庁職員となり、実質上悠仁様の〝家庭教師〟となっている飯島健氏が、三番目にはコレスポンデイング・オーサー(責任筆者)として、トンボ研究の専門家で国立科学博物館動物研究部研究主幹の清拓哉氏が名を連ねている。ファースト・オーサーなどと言われても、一般の方にはその重さがピンとこないであろうが、研究者の業績として見た場合、ファースト・オーサーでなければ、ほとんど意味はない。セカンド・オーサー、サード・オーサーばかりの論文しかない研究者というのはよくいる。採用の際、そうした論文はほとんど評価されない。

    したがって、ファースト・オーサーとなっている学術論文を一本持っているということは、この少年にとっては大きなことなのである。あるいは、少なくとも、この少年をファースト・オーサーに仕立てた大人たちの思惑としては、そうなのである。なぜなら、ファースト・オーサーとなっているこの論文一本あれば、東京大学農学部の学校推薦型選抜試験を突破したとしても、世間からは何ら不思議には思われない――あるいは、彼の周囲にいて、彼をファースト・オーサーに仕立てた大人たちが、世間がそう思うに違いないと思った—―からである。

    もはや、他人の文章を盗作してでっち上げた佳作作文ではない。れっきとした学術論文のファースト・オーサーなのである。9歳の時の巨大な信号機や、10歳の時の古代の民家の見事なジオラマや、12歳の時の巨大なトンボの模型のように、御付きの侍従たちの手を借りただろうなどと、あらぬ腹を探られるいわれももはやない。一流の大人の研究者達との共著であるときちんと明示している学術論文なのであるから、そのような非難を受ける筋合いは、そのそもそもの最初からない。そして、すでに東京大学入試事務室学校推薦型選抜担当は、「学校推薦型選抜の提出書類における論文についてですが、論文の専門分野の学者と共著の場合、選考対象になりますでしょうか?」との問い合わせに対して、「学校推薦型選抜に提出する論文は、論文の専門分野の学者と共著のものであっても、出願書類として提出可能です。」という回答をしている(Etcetera Japan blog, 2024年6月6日より)。

    しかし、普通の高校生が元農業・食品産業技術総合研究機構の研究員や国立科学博物館動物研究部研究主幹といった研究者たちと共同研究など出来るであろうか?そうした研究者たちと関係を付けて、国立科学博物館の研究誌に自分の論文を掲載してもらうことが出来るであろうか?

    Ⅴ. 悠仁論文の学術論文としての欠陥

    この論文の問題点に関しては、すでに多くの方からの指摘がある。ここではそれらの指摘の内の主なもののみを簡単に紹介したい。

    (1)5歳か6歳で研究を開始!?

    論文冒頭に、次のような記載がある。

    「著者らは、2012年から2022年にかけて赤坂御用地内のトンボ類を調査しており…調査は2012年から2022年にかけて赤坂御用地内の池の他、樹木、防火水槽など、トンボ類が確認できる場所で行った。…記録方法は、目視できたトンボ類をデジタルカメラで撮影し、種の同定を行った他、採集、目視による記録を行った。」(p. 130)

     この少年は2006年9月6日に生まれている。調査を開始したとされる2012年、彼はまだ5歳から6歳児である。要するに、幼稚園の年長さんである。幼稚園の年長さんがトンボ研究の意図を持って、研究の中心者となって調査を開始し、「目視できたトンボ類をデジタルカメラで撮影し、種の同定を行った他、採集、目視による記録を行った」と言うのか?

     国立科学博物館にこの旨の質問をされた方に対し、国立科学博物館サービス担当は次のような苦しい回答をした。

    「…ご指摘の論文については、当館の研究者から、悠仁親王殿下の長年にわたる赤坂御用地のトンボ相の調査記録を『論文としてまとめられてはどうか』と勧められ、悠仁親王殿下が作成されたものです。また、調査期間は、写真撮影を行い記録を残していることや標本収集を行っていた期間を指します。なお、論文の136ページに記載のとおり、2012年~2016年については調査の頻度が少ないため、まとめて示す旨記載しているところです。」(Etcetera Japan blog, 2023年12月9日。「【YOUR VOICE】トンボ論文について国立科学博物館に問合せしてみました」より引用)

     では、「調査の頻度が少ないため、まとめて示」したと、国立科学博物館サービス担当がいう2012年から2016年(悠仁様、5歳ないし6歳から10歳)までの調査記録を見てみよう。

    「14. マルタンヤンマAnaciaeschna martini (Selys, 1897) (図42, 43)

     前回調査では未記録。本調査では、2012年には菖蒲池のショウブ群落で産卵している♀を初めて確認した。」(p. 139)

    2012年と言えば、悠仁様5歳から6歳の時である。後述するように、この悠仁論文には発見者が誰であるかという肝心の記載がないという根本的欠陥があり、ここでも発見者の記載はないが、この当時は「当館の研究者から、悠仁親王殿下の長年にわたる赤坂御用地のトンボ相の調査記録を『論文としてまとめられてはどうか』と勧められ」る以前の時期と思われるので、発見者は悠仁様ご本人しかあり得ない。つまり、5歳から6歳児がトンボの産卵を確認し、しかもそれがマルタンヤンマであった、と言うのである。ところが、証拠がない。図42と図43の写真は付いているが、図42は一匹で飛翔している写真であり、図43は空中で交尾中の写真であり、産卵中の写真ではない。2つの写真は共に菖蒲池ではなく、中の池での撮影、とある。結局、図42の写真は、「2022年には、擬木橋と中の池南側でも本種の飛翔を確認した」の証拠写真であり、図43は、「2022年8月7日には黄昏飛翔中に空中で交尾が成立した」の証拠写真であることがわかる。したがって、2012年のマルタンヤンマの産卵の発見は、この5歳から6歳児の証言しか証拠がないのである。つまり、「ぼく、見たよ。ちゃんと見たよ」という幼稚園の年長さんの証言である。これが学術論文の論拠となるデータと言えるのか?

    次は2014年、悠仁様が8歳になられたばかりの頃の記録である。

    「4. オオアオイトトンボ Lestes temporalis Selys, 1883 (図24, 25)

    前回調査では未記録。本調査では、2014年9月9日に赤坂御用地内で確認しているが、詳細な地名を記録していなかった。」

    これも図24, 25の写真はこの記述とは無関係である。ということは、「見たよ。でも、どこで見たか忘れちゃった。9月9日だったことは覚えてるよ」という8歳児の証言しか証拠がない、ということである。これは学術論文の論拠となり得るのか?

    次は、場所はわかるが日付がわからない、というものである。

    「21, オニヤンマ Anotogaster sieboldii (Selys, 1854)(図55)

     前回調査では未記録。本調査では、2015年に御膳水跡で本種の飛翔を目視で確認しているが、正確な日付を確認していなかった。」

    2015年と言えば、悠仁様は8歳から9歳になられているはずである。小学3年生である。ただし、小学3年生であったとしても、トンボ研究を一生懸命やっていたとすれば、記録くらいはもう付けていたと思うのであるが…。この場合も、図55の写真は2021年7月25日のものであって、この記述の証拠にはならない。

    場所が特定出来ないもの、日付が特定出来ないもの、観察者が特定出来ないものは、学術論文の観察データとしてはそもそも採用すべきではなかったのではないか?すなわち、2012年から2016年という、悠仁様お一人でしか観察出来なかった時期の観察記録は、学術論文の論拠としては採用するべきではなかったのではないか?

    (2)いつ、どこで、誰が発見したのかが書かれていない。

    「前回調査では」と悠仁論文において言及されている「赤坂御用地のトンボ類」(斉藤洋一、大和田守、加藤俊一、国立科博専報, (39), 2005年3月25日)を見てみよう。悠仁論文とのまず目に留まる顕著な違いは、そこでは名前のイニシャルを用いて、誰が、いつ、どこで発見したのかが正確に記載されていることである。

    「調査地区は秋篠宮邸池以外についてはひとくくりとし、雌雄の別の個体数、採集年月日、採集者の順に記載し、特記事項を記した。採集者については次のように略記した。

    ES:斉藤江美、MI: 池田真澄、MO: 大和田守、SS: 篠永哲、TN: 南部敏明、TO: 大塚貞司、YS: 斉藤洋一。」(p. 422)

    と各人の略号を挙げたうえで、例えば、最初の事例ベニイトトンボについては、

    「1.ベニイトトンボ Ceriagrion nipponicum Asahina (Fig.11)

    2♂, 14. Ⅶ. 2024, 秋篠宮邸池、YS」(p. 422)

    と記載しており、ここから2024年7月14日に雄2匹を秋篠宮邸の池で斉藤洋一氏が発見し、その写真はFig.11にあることがわかる。

     ところが、悠仁論文では誰が、いつ、どこで、が記載されていない。

    同じベニイトトンボで見てみよう。

    「7. ベニイトトンボCeriagrion nipponicum Asahina, 1967(東京都区部:絶滅危惧Ⅱ類)(図29, 30)

    前回調査では表町池で確認されている。本調査では、表町水田、菖蒲池、黄金渓、御膳水跡で確認している。御膳水跡では2020年に、黄金渓では2021年に、表町水田では2022年に確認した。 」(p. 139)

    誰が確認したのか?なぜ確認者の主語がないのか?そして、どうして年だけで、月日が書かれないのか?図29, 30は、「菖蒲池、2018/07/26」と「菖蒲池、2021/7/18」の写真であり、「御膳水跡では2020年に、黄金渓では2021年に、表町水田では2022年に確認した」と記載している本文とはちぐはぐで、証拠とはなっていない。

    学術論文とは、確証された事実のみを書くものである。生態学的研究において重要なことは、その個体が確実に識別されたか否か、である。発見者の特定も出来ず、発見の月日も特定出来ない論文は、証拠の無い論文であり、学術論文とは到底言えない。いくら「(東京都区部:絶滅危惧Ⅱ類)」などと書いたとしても、これではこの絶滅危惧種が確実に確認出来たとは言えないのである。

    (3)観察以前に、トンボの幼虫であるヤゴの放虫によって、御用地周辺の生態系を変化させてしまっていること。

    東京都が絶滅の恐れのある野生生物について解説した『東京都レッドデータブック(本土部)2023』において、「8,昆虫、(1)トンボ」を担当し、清拓哉氏との共著論文「皇居のトンボ類」(2014年、国立科学博物館専報、(50): 105-128)でファースト・オーサーも務めているトンボ研究の第一人者である須田真一氏は、放虫について次のように厳しく警告している。

    「なお、近年になって、明らかに人為的な放虫に由来すると判断されるものや、その可能性が強く疑われる記録や個体群が存在している。これらについては、確実性の高いものは評価から除外した。このような行為は厳に慎むべきであるが、チョウ類やバッタ類などでも同様の事例が見られる。今後、レッドリストの作成にあたっては、この点にも十分留意する必要があろう。」(『東京都レッドデータブック(本土部)2023』(p. 556)

     ところが、この少年は放虫をやっている。以下は産経新聞2016年9月6日付の「悠仁さま10歳 田んぼ作りで生物にご関心」と題された記事からの引用である。

    「秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまは6日、10歳のお誕生日を迎えられた。お茶の水女子大付属小学校の4年生となり、下級生の世話をされる機会が増えた。…生物がすみやすい環境にも関心を持ち続け、田んぼにメダカやヤゴを放すとともに、そばに池を作って水路でつなげるなど、工夫をこらされた。必要に応じ、田んぼや水路の手入れもされているという。」

     ヤゴというのは言うまでもなく、トンボの幼虫で、肉食である。メダカはその餌として放したのであろう。ただし、これはれっきとした放虫である。5歳か6歳でトンボの研究を始めたこの少年は、10歳でトンボの放虫をしていたのである。

     悠仁論文は、「結果」において、次のように言う。

    「今回行った2012年から2022年までの11年間の調査では、8科38種が確認された(表1)。確認された種数は、前回調査(斉藤ほか、2005)の24種よりも14種も多かった。…前回の調査で記録されず、今回新たに確認されたのは、…の7科16種である。」(p. 149) 〔著者注:「前回調査」とは、前述のように、赤坂御用地でのトンボ類について2002年から2004年にかけて初めて行われた調査を指す。悠仁論文は、「その後、赤坂御用地におけるトンボ類の調査報告は、15年以上行われていない」(p. 130)ことを指摘し、自らの調査の価値を強調している。〕

     さらに、悠仁論文は「考察」において、東京都区部レッドデータブックを引きつつ、次のように誇らしげに述べる。

    「東京都区部のレッドデータブック(東京都環境局、2023)に掲載されているトンボが12種今回の調査で記録された。絶滅危惧ⅠA類にランクされているオツネントンボとオオイトトンボが記録されたことは特筆に値する。」(p. 150)

     どのような絶滅危惧種がいまだに存在し、どのような種が絶滅してしまったと思われるか、それを正確に知る必要があるのである。そのためには生態系を出来る限り保全し続ける必要がある。ヤゴを田んぼに放ったりしてはいけないのである。なぜなら、データを撹乱させるからである。これは研究倫理上の問題なのである。今回調査で記録された「絶滅危惧ⅠA類にランクされているオツネントンボとオオイトトンボ」が、10歳の悠仁様によって放たれたヤゴの子孫である可能性が否定出来なくなってしまうのであり、「近年になって、明らかに人為的な放虫に由来すると判断されるものや、その可能性が強く疑われる記録や個体群が存在して」おり、「このような行為は厳に慎むべき」なのである。放虫は、悠仁論文そのものの信憑性を、研究倫理上の観点から掘り崩してしまう行為なのである。

     学術研究でこういうことをなぜ行ってはいけないのか、分かりやすく説明しよう。学問とは確証された事実の論理的体系に過ぎない。ただし、ここで重要なのは、〝確証された事実〟という部分である。悠仁様のあとに続く研究者は、悠仁様がご自分の論文で確証されたと述べられた事実を確かなものとみなし、悠仁様の論文を引用し、それを論拠とした上で次の研究を行うのである。「スタップ細胞はあります」と述べた小保方晴子氏がなぜ罪深いかと言えば、もし仮に再検証がなされずに、スタップ細胞はあるという前提の元にその後の何十年かの研究が積み重ねられたとしよう。そして、何十年後かに初めて、スタップ細胞などそのそもそもの最初から存在しなかったことが明らかになったとしよう。その場合、スタップ細胞があることを前提に行われたその何十年間かの研究者達の努力の積み重ねは全くの無に帰するのである。学問の世界では、こうした虚偽が何十年にも渡ってまかり通ってしまうということが、残念ながら素人が思う以上にある。

    ここで必要なのは誠実さである。10歳の時、そうしたことには気づかず、放虫してしまったとしよう。ただ、今の悠仁様であれば、そうした行為が、赤坂御用地の生態系を崩しかねぬ、やってはいけない行為であったことを御理解されているはずである。ただし、やってしまったことはやってしまったことであり、今さら取り返しはつかない。だとしたら、10歳の時、ヤゴとメダカを田んぼに放ってしまったので、本研究はその影響を受けているかもしれません、と書かねばならないのである。その上で、「東京都区部のレッドデータブック(東京都環境局、2023)に掲載されているトンボが12種今回の調査で記録された。絶滅危惧ⅠA類にランクされているオツネントンボとオオイトトンボが記録されたことは特筆に値する」と書くことは、何ら差し支えない。なぜなら、その場合は悠仁様の論文を読む研究者は、放虫によって何らかのバイアスがかかっている可能性がある研究論文であると、きちんと理解出来るからである。

     学問研究において必須のこの誠実さ、これが佳作作文の盗作が露見した時の対応と全く同質の問題であることは、悠仁様にはわかっていただけるであろうか?盗作してしまったのなら、仕方がないのである。「盗作しました。ごめんなさい」と謝るしかないのである。そして、「盗作しました。ごめんなさい」と正直に白状すれば、人は許してくれるものなのである。あの時素直に謝って賞を返していれば、「殿下が謝った!」ということで、むしろ国民は悠仁様に好意すら抱いたであろう。何も海外紙にあそこまで書かれ、次代のプリンスの国辱物の騒ぎにまでならずに済んだのである。

     正直になることを怖がってはいけない。嘘を押し通してはいけない。これが学問の基本である。そして、代々の天皇家が学問に携わってきたことの意味もここにある。そのことを教えてくれる大人は、悠仁様のお近くには一人もいらっしゃらなかったのであろうか?トンボがお好きなら、トンボの研究を一生やってもよいのである。一生は掛けるに値する研究テーマではある。ただし、背伸びはいけない。必要なのは、ありのままの、貧しくて見っともない自分の姿を正直にさらけ出すことである。そうすれば、国民はそういう悠仁様を次代の天皇として認めるであろう。やるべきことは簡単なことなのである。

     身の丈に合わない学術論文のファースト・オーサーとなって、東大農学部の学校推薦型選抜入試を突破することを、悠仁様ご本人は本当に望まれているのですか?身の丈に合わない学校選びは、もう筑波大付属高校で懲りていませんか?

    紀子様とその周囲にいる人間たちが知らないことは、東大に入るまでも激しい競争があるが、東大に入ってからはもっと熾烈な競争が待ち受けているということである。いかに自分が洒脱で頭が良い事をひけらかすことが出来るか。これが東大に入ってから待ち受けている競争である。東大生だ、というプライドは、東大生になるともはや通用しなくなる。なぜなら、周囲にいるのは自分と同じ東大生ばかりになるからである。そこで生じるのは、東大生相互の頭の良さを巡る潰し合いである。いかに自分が洒脱で頭が良いかを競い合う場、と言えば、今、筑波大付属高校に通われている悠仁様には肌でご理解出来るであろう。筑波大付属高校生というのは、東大生の卵である。彼らは頭の悪い人間を徹底して侮蔑する。一見遊んでいるようにしか見えぬのに、見えぬところでちゃっかり効率良く勉強している。そして、あっさりと東大に入る。学部三年・四年次になれば、ゼミでの学生相互の潰し合いも起こる。東大生というのは、馬鹿に対しては徹底的に無慈悲である。意地の悪い鋭い質問が飛び、答えられなければ立往生するしかない。そこには宮内庁侍従飯島健氏はいない。応答責任者であった国立科学博物館動物研究部研究主幹清拓哉氏もいてくれはしない。主任教授は助け舟を出してくれるであろうが、主任教授が彼をひいきにすればするほど、周囲の東大生の彼に対する反感は一層高まる。東大に入った東大生にとって最も恐ろしいスティグマ(烙印)は、〝お前、馬鹿なの?〟である。この少年はこの苛烈な競争に堪え切れるのであろうか?この少年を、この熾烈な潰し合いの世界に投げ込んでいいのであろうか?

    Ⅵ. 民を蹴落とし東大に合格することでの、民との修復不可能な決定的乖離

     この8月に京都で開かれる「国際昆虫学会議」において、悠仁様がポスター発表をすることが既に決まっている。テーマは「皇居のトンボ相」で、メンバーは5人で、筆頭は清拓哉氏、悠仁様はその二番目に名前が記されている。この国際会議の組織委員長は、秋篠宮殿下と悠仁様をお招きして巨大な蜂の巣をお見せした、玉川大学の小野正人氏である。これで、「論文等の成果物」ばかりか、「各種学会・研究会での発表を証明する要旨等の資料」も揃ったことになる。さらに、このポスター発表は全て英語で行われる。国際会議で英語で発表するのであるから、ということは、「外国語の能力に関する検定試験等の記録」に匹敵するだけの「上記推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す資料」も揃ったことになる。東大の学校選抜型入試には、もはやケチのつけようのない、十分過ぎる業績である。悠仁様側のこうした着々とした準備状況から見る限り、東大側もほぼ確実に、悠仁様のトンボ論文を悠仁様の「研究成果あるいは論文」と、「国際昆虫学会議」でのポスター発表を悠仁様の「各種学会での発表」と、その会議における悠仁様の英語での発表を「外国語の能力に関する検定試験等の記録」と見なし、学校推薦型選抜を用いて彼を合格させるのであろう。問題は、そこで何が生じるのか、ということである。

    一般の方はちょっと驚かれるかも知れないが、東京大学というのは、教科書と過去問さえやれば、頭さえ良ければ、お金を掛けることの出来ない一般庶民でも十分入れる大学なのである。つまり、塾に行くお金もない、いわんや、東大合格率を誇る私立の中高一貫校になどそもそも行けない、そうしたお金のない庶民にとって最後に残された最高学府なのである。

    これは少し説明が必要であろう。元来東京大学というのは、低所得層に生まれた優秀な子弟が、己の頭脳だけによって階層を駆け上がることを可能にする上昇志向のパイプとして機能してきた大学である。それは一中・一高・東京帝大の頃から変わらない。入試問題に対して最も文部科学省の監視が厳しい大学が、東京大学なのであり、教科書の範囲を超えた問題は、そもそも出すことが出来ない。過去問をさかのぼってみれば、教科書に載っていることを最大限に工夫して作り上げた良問であることがわかる。だから、東大合格の最短の道は、教科書を丁寧に理解した上で、過去問を解いてゆくこと、これである。筆者達の内の二名はこれだけで東大に入った。確かに入ってみると、開成、灘、学芸大附属出身者が綺羅星のごとく並んでいて、第二外国語のドイツ語選択の筆者達の所属クラスで都立高校出身者は筆者達を含めて三名しかいなかった。その三人目の一人というのはNHKのラジオの基礎英語と英会話で英語を学んだ、という女子学生で、見事な発音と英語読解力であった。NHKのラジオ英会話で東大の英語が解けてしまうのか…ということは、筆者達から見ても驚きであった。要するに、教科書とNHKの英会話と過去問、東大というのはこれだけで入れてしまう大学なのである。これが何を意味するかというと、かつて東京帝大が有していた機能、貧乏な家に生まれた秀才が、一中・一高・東京帝大と進み、貧しい低所得層から階層を上昇する唯一の抜け道となっていた機能、それが過去に通用していたし、そして、現在の東京大学でも、たとえその実数がごく少数になっていたとしても、通用している、ということなのである。逆に、慶応大学に、教科書、NHKの英会話、過去問だけで入れるかと言われれば、ほとんど不可能であると言わざるを得ない。教科書の範囲を超えた問題が平気で出されるからである。慶応大学の特殊な入試問題に特化した塾ないし予備校に通わなければ、到底合格は望めないのであり、そのためには親にそれ相当の経済力があることが必要となる。経済的格差が学歴上の格差を生み出し、それがさらに経済的格差を再生産するということになってゆくならば――我が国の現状は確実にその方向に進んでいる――低所得層の子弟は絶望しか抱けなくなるであろう。階層の固定化を打破する役割を、東京大学が最後まで担い続ける必要性がここにある。たとえ親が生活保護世帯であったとしても、東大だけは本人が努力さえすれば行ける、という状態を何としても維持し続ける必要がどうしてもあるのである。

    最近なされている東京大学総長藤井輝夫氏による授業料の値上げの主張がなぜ罪深いかと言えば、低所得層出身の子弟の最後の希望の芽を摘んでしまうからである。藤井氏は、『総長対話』(2024年6月21日、学生が怖かったのか、対面ではなく、Zoomで開催。さらに、質問出来る一人の学生に対して、幹部七名がずらりと並んで対応。『総長対話』とは銘打ったものの、〝対話〟とは名ばかりで、実際に〝対話〟出来た学生は、院生も含めて、わずか13名。しかも、録音・録画は一切不可。パブリックビューイングのZoom画面には、ログインした学生のメールアドレスが透かしとして表示され、映像をSNS等にアップロードなどしたら、誰がアップロードしたか特定出来るぞ、という脅しであったと思われる。) を見る限り、授業料を値上げしたとしても授業料免除と奨学金給付・貸与で十分手当てできる、と考えているようだが、授業料免除にせよ奨学金給付・貸与にせよ、経済的要件以外に、成績が優秀でなければならないという要件がある。生活費を稼ぐためにバイトに追われ、勉強時間が取れなくなり、留年するならば、どちらも打ち切られてしまうのである。

    さらには、運用面での問題がある。学生は複雑で煩瑣な書類を用意し、窓口でお願いする立場に立たされる。授業料免除と奨学金貸与の手続きを行っていた東大本郷窓口の女性事務員が、学生に対してどんなに高圧的で居丈高で残酷な態度で接していたかを、筆者達はこの目で見てきた。筆者達の前に並んで窓口の順番を待っていた女子学生の膝は、震えていた。役人は、得てして、自分の財布から奨学金を出してやっているかのような錯覚、自分が授業料免除の決定権を握っているかのような錯覚を起こし、居丈高に、やれこの書類が足りない、やれあの書類が足りないと、学生に向かって早口でまくし立る。理解出来ぬ学生は、何度となく窓口へ足を運ばざるを得ないことになる。授業料免除や奨学金の給付・貸与をお願いしなければならない状況に置かれている彼らは、立場が弱く、屈辱的な仕打ちにも耐えねばならない。しかも、窓口の職員の気分次第でいつ打ち切られるかもわからないという不安な心理状況に彼らは置かれている。それよりは、授業料が安く設定されており、バイトで頑張りさえすれば、何とか自力で払えるかもしれない、という方が、屈辱的な目にも会わずに済み、精神的にははるかに健康でいられるのである。

    では、悠仁様が東大の学校選抜型入試を利用して東大に合格することの問題点とその罪深さはどこにあるのであろうか?低所得層出身ではあるものの、公立高校での「総合的な学習の時間」では農学の研究分野において秀でた能力を示し、大学入学共通テストでも高得点を取得し――大学入学共通テストもまた、厳密に教科書の範囲内からしか出題されない――しかしながら、国立科学博物館の研究主幹とのコネも付けれず、国立科学博物館の研究報告誌に論文を載せることも出来ず、ましてやファースト・オーサーになるチャンスになど到底恵まれない、一人の農学の分野における前途有望な生徒を確実に不合格にさせるからである。

    悠仁様が今後も学問の世界で生きてゆきたいと思われるのであれば、不正に得た佳作の作文が盗作であったことを謝罪し、きちんと賞を辞退すること、これが最低限の、そして、絶対の条件となる。今、返さなければ返せなくなるからである。海外にはズルして賞をもらっても、それが発覚しても手放さない奴、とバレてしまっているのである。天皇になってから、中学生の時の佳作作文は盗作でしたと言って、今さら返せるであろうか?天皇になってしまったら、もうそんなことは出来る訳がない。もう返せないのである。帝王学などと言う小難しいことを言っているのではない。人のものを盗んではいけない、ズルしてはいけないということ、これは、私とあなたという世界において、最低限に守らなければいけないルールであり、ましてや、今後天皇になられるお方が当然に守るべきことなのである。賞をお返しする潔さ、そして、御付きの者がコピペしてしまいました、自分で書いたものではありません、と詫びる正直さ、あるいは、僕自身が盗作してしまいました、と詫びる正直さ、それらすらもないと言うのであれば、民の心は悠仁様から離れるであろう。この御方は、三年前には民から佳作の賞を盗み取り、二年前には民を蹴落として筑波大付属高校に入り、そして今度は東京大学にズル入学する御方なのであり、国民の心に寄り添う御方ではないのだな、国民統合の象徴として尊ぶべき御方ではもはやないのだな、と民もまた判断するに至るであろう。そして、紀子様もまたそうしたお考えなのか、と見なすであろう。トンボ論文と国際昆虫学会議における発表を業績として、学校推薦型選抜で悠仁様が東京大学に合格するならば、この母子はグルだ…と民は見なすに至るであろう。

    なぜこれから天皇になられるという御方に、人間としての最低限のことすらも教えられないのか?悠仁様に箔をお付けして天皇にしようとしていることが、国民との決定的な乖離を招く火種になっていることに、いつになったら彼らは気付くのか?悠仁様をそうした大人たちからお守りしなければならない。今の紀子様と秋篠宮殿下には、天皇となられるお方をお育てになるだけの資質は、残念ながらない。

    正に今が、国民の悠仁様への思慕の念が崩れてしまうぎりぎりの瀬戸際であるという危機感を、悠仁様の周囲におられる大人たちはお持ちになられないのであろうか。これ以上変なことをすれば、民の心は決定的に離れるであろう。この母親は学歴しか頭になく、明らかに病んでいる。誰かそれをお止めする方はいらっしゃらなかったのであろうか。

    Ⅶ. 結語

      他人が汗して調べ、汗して書いたものを盗んではならない、ズルして合格してはならない、という人として最低限の道を、未成年の内にこの少年に学ばせなければならない。他人の文章の剽窃をおこなって佳作の賞を取ったということは、佳作に選ばれるべきだった誰かの賞を盗んだということを意味するのであり、筑波大付属高校にズル入学したということは、頑張って勉強してきた本来合格するはずだった生徒一人を確実に不合格にさせたということなのであり、学校推薦制度を用いて東大にズル入学するということは、本来合格するはずだった努力してきた受験生を一人不合格にさせることなのだということを、誰かがこの少年に教えなければならない。そうしなければ、そこで出来上がるのは、自分のことを賢いと思い、自分の愚かさを知らず、地道に努力することを嫌う、手のつけようのない〝暴君としてのテンノー〟である。この少年は、昭和・平成・令和の三代の天皇が、天皇の側の徳と国民の側からの尊敬と思慕の念というこれら両者によって漸く築き上げてきた象徴天皇制を、一挙に造作もなく破壊してしまうであろう。

     歴史上、往々にして、時代の変わり目、潮の流れの変わり目と言うものが存在してきた。後代になって振り返ってみると、あの時が時代の分岐点だったな…と分かる局面というのが往々にしてある。その時点で止めるべきだった人間達がそのお方をお止めしなかったがために、もう後では取り返しのつかない巨大な動きの中心人物にそのお方がおなりになってしまう、ということがよくある。その当時居合わせた人間達が、今まさに有害な人間と成りつつある一人の人物に力を持たすことを許してしまったがために、後に莫大な数の人間たちがみすみす潰されていってしまう、そういう微妙な時代の局面というものがある。退役伍長に過ぎず、ビアホールのビア樽の上に乗って演説するヒットラーは、当時の誰の目から見ても滑稽な笑うべき人物に過ぎなかったのであり、誰もが簡単に捻り潰すことの出来る人物としてしか見ていなかったのである。

    筆者達は、悠仁様というのはそういう類いの有害な人物になりつつある御方なのではないか?と畏れ多くも疑っている。授業中、悠仁様がぼーっとされているのを見るに見かねて、「分かりますか?」と親切に聞いてくれた筑波大付属高校の教師に対して、「僕に分かるように教えないお前が悪い!」と、静かなクラス内で激昂された、という話は漏れ伝わってきている。そこにいるのは、僕が出来ないのはお前たちのせいだ、お前たちのサポートが悪いせいだ!とヒステリックに喚き散らす小暴君である。

    これは男系男子とか、女系女子とかという問題とは全く別次元の、より深刻で危険な問題なのであり、彼が有害な人間に成りつつある人物であるがゆえに、天皇にしてはならないのである。国民から尊敬されるに値しない人物が天皇になった場合、すなわち、徳の無い人物が天皇になった場合、そこで生ずるのは国民への天皇に対する〝尊敬の強要〟、すなわち、〝不敬罪〟の復活である。悠仁様の筑波大付属高校の入学式で、「ズル仁、帰れ!」と叫んだ筑波大付属高校生たちは、異例に重い、停学処分を受けた。さらに、筑波大付属高校出身の東大生がYou Tubeで〝ヒーチャン〟とからかった動画を配信したところ、――動画を見てみれば、子供じみた悪ふざけに過ぎぬことはすぐ分かるにもかかわらず――東大当局から厳重注意処分を受けた。不敬罪の始まりの兆候はすでにある。悠仁様を批判する記事を上げているブロガー達に対しては、すでに今、公安が付きまとっている。さらに、真子様と小室圭氏との結婚報道に見られたような〝不適切な報道〟に対処するためにか、昨年(2023年)4月1日に新設された宮内庁広報室長に、警察庁公安出身のキャリア官僚・藤原麻衣子氏が着任した。スパイの摘発・拘束を任務とする公安出身のエリート官僚が宮内庁に入るというのは、どう見ても異常事態である。我が国の状況は刻々と、きな臭い方向へと進んでいる。

    動くべき時に知的エリートが己の怯懦のために動かなかったがために、後に悲惨な惨禍をもたらした、という歴史上の事例はいくらでもある。東大入試を突破し、東大で博士号を取った者として、筆者達には東京大学総長藤井輝夫氏の愚行を止める責務がある。

    不正な手段を用いて、悠仁親王を東京大学に合格させてはならない。さもなければ、この少年は一生〝ズル仁〟という汚名を背負わねばならなくなり、象徴天皇であり続けるために必要な国民からの尊敬と思慕の念を得ることも生涯出来なくなるであろう。そこで生まれてくるのは、国民統合の象徴では全くない〝憲法違反の存在としての天皇〟である。筆者達が悠仁様の周囲にいる大人たちに求めていることは、国民の信望を失って、廃嫡になりかねぬようなことは、畏れ多くも、将来天皇になられるこの御方に対しては、たとえ母君である紀子様であろうと、決してしてはならない、ということであり、それ以上のことでも、それ以下のことでもない。

    以上のことより、筑波大学付属高等学校藤生英行学校長に対しては、悠仁親王の大学受験に際し、学校推薦者の選定、および、内申書・推薦書の作成に当たって公正を期すこと、東京大学藤井輝夫総長に対しては、万一悠仁親王が東京大学を学校推薦型選抜で受験する場合には、悠仁親王が将来天皇となられるお方だということへの顧慮は一切抜きに、飽くまでも公平公正に選抜することを要望致します。

    この要望の趣旨にご賛同頂ける方から署名を頂ければ幸いです。

    発信者:赤間ネットワーク

    宛先:筑波大学付属高等学校長藤生英行殿

    東京大学総長藤井輝夫殿

  31. 匿名 より:

    悠仁様が東大の推薦入試を悪用し、将来の天皇として「特別扱い」で入学されることは、象徴天皇制を根底から揺るがすこととなるため反対します。

    開始日
    2024年8月10日
    この署名で変えたいこと

    署名の発信者 network akamon
    Ⅰ. 国民の側と天皇の側の双方から支えられた象徴天皇制

    以下は、象徴天皇とは何かということを生涯を通じて誰よりも深く考えられた方のお言葉である。

    「…即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。…私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じてきました。」(『象徴としてのお務めについての天皇陛下〔現明仁上皇〕のおことば』平成28年8月8日。ご退位のご希望を述べられた際のおことば。)

     戦後我が国に導入された象徴天皇制は、極めて絶妙なバランスの上にしか成立し得ないものであったにもかかわらず、我が国に見事に定着した。それは二つの要素のバランスの上に成り立っている。ひとつは国民の側の天皇への尊敬の念であり、今一つはそれに相応しい天皇の側の徳である。「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく」という日本国憲法の規定は、この二つの要素を欠いては成立し得ない。

     さて、現在の皇室典範に従えば、皇位継承者第一位は、現天皇の弟である秋篠宮文仁親王であり、第二位が秋篠宮殿下のご長男である悠仁親王である。現天皇との年齢差から見て、秋篠宮文仁親王が天皇になる可能性はほぼないと思われるので、実質的には悠仁親王が現天皇の次の天皇となる。そして、男系男子のみを皇位継承者とする現在の皇室典範によれば、皇位継承者は畏れ多くも、悠仁殿下ただお一人である。

     しかしながら、実質上唯一の皇位継承者であるこの少年に、「人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添」い、「常に国民と共にある自覚」、即ち、象徴天皇制を成立させるに不可欠な態度は備わっているであろうか?彼の周囲にいた大人たちは、この少年にそのような自覚を促すような接し方をしてきたであろうか?否、むしろこの少年は、昭和・平成・令和の三代の天皇が、国民と天皇の双方から築いてきた象徴天皇制を、他ならぬ天皇の側から掘り崩してしまうのでは?

    Ⅱ. 提携校制度による筑波大付属高校への入学

    まず振り返るべきは、この少年がお茶の水女子大付属中学校から、難関校として有名な筑波大付属高校を受験した際の出来事であろう。彼はお茶の水女子大付属中学校・高等学校と筑波大付属中学校・高等学校との提携校制度を用いて、一般入試を経ることなく合格した。この提携校制度は、彼が小学五年生であった2017年度に導入され、彼が中学三年生となる2022年度が期限とされていた。

    小学五年ということは、恐らくは筑波大付属中学の受験を元々は考えていたということである。ただし、当時は眞子様と小室圭氏との結婚騒ぎで秋篠宮家への国民からの風当たりが余りにも強く、提携校制度を使っての裏口入学ははばかられたということであろう。ただし、2022年度期限では、彼が中三になる年までであり、余りに露骨で、彼だけのために作った提携校制度ではないかと勘繰られると思ったのか、彼の合格後の記者会見で筑波大学の永田恭介学長は、さらに5年間延長すると述べた。また、宮内庁は、提携校制度による合格であることを糊塗するためか、わざわざ彼を一般入試の受験会場に行かせ、報道陣に写真まで撮らせた。なお、彼が一般入試で合格したと考えるには、無理がある。なぜなら、筑波大付属高校のような超難関校を一校しか受験しないというのは、余りにもリスクが高過ぎるからである。その一校を落ちたら行き場を失い、高校浪人になってしまう。将来天皇に確実になられるお方を高校浪人にすることなど余りにも畏れ多い。超難関校に単願受験が出来たということは、受験前から合格が決まっていたと見るのが妥当であろう。要するに、ロイヤルパワーを使った裏口入学である。

    Ⅲ. 海外に報道された佳作作文の盗作

     ところが運の悪いことに、この合格発表と同時に、この少年が中学二年生だった時に応募した作文に多数の盗作箇所があることが報道されてしまった。2021年北九州市主催の「第12回子どもノンフィクション文学賞」で見事佳作となった『小笠原諸島を訪ねて』である。この問題が深刻なのは、我が国でよりも海外でより大きく報道されたことにある。

    イギリスの高級紙ザ・テレグラフ(The Telegraph)は、その電子版(2022年3月23日)の見出しで、

    ”Japan’s 15-year-old prince to keep literary award despite plagiarism row.”

    (plagiarismは「盗作」。rowは「騒ぎ」。直訳すると、「十五歳になる日本のプリンスは、盗作騒ぎにもかかわらず、文学賞を手放さない」となる。)

    と報道し、

    また同じくイギリスのウエブサイト、ロイアル・セントラル(Royal Central)は2022年2月22日、

    ”Prince Hisahito of Japan accused of plagiarism in award-winning essay.”

    (accuseは「非難する」というかなり強い言葉。直訳すると、「賞を取ったエッセイで盗作したと非難されている、日本のプリンス悠仁」)と報道し、

    またイギリスの上流階級が手に取ることの多い雑誌タトゥラー(Tatler)は、

    ”Japan’s heir to the throne accused of plagiarism for essay that won runners-up prize.”(heirは「後継者」。Throneは「王位」。runner-upは「二位」。直訳すると、「日本の王位継承者は二位となったエッセイで盗作したと非難されている」)

    と報道した。

    さらに極めつけは、ザ・タイムズ(The Times)である。

    “Prince Hisahito ‘copied guidebook’ for award-winning essay.”

    (「プリンス悠仁は賞を取ったエッセイのために〝ガイドブックをコピペした〟」と報じた。ガイドブックというのは彼が盗作した『世界遺産 小笠原』(JTBパブリッシング、写真・榊原透雄、文・福田素子、2012年、p. 11-12)のことを指していると思われる。

    要するに、宮内庁がいくら国内メディアに報道規制を敷いても、海外では日本の次の天皇は盗作までやって賞をもらう奴だ、とバレてしまうのである。注意すべきは、ザ・テレグラフがkeepという単語を使っていることである。つまり、盗作がバレても賞を「手放さない」と述べているのである。

     受賞の発表があったのは2021年3月であった。3月20日におこなわれた表彰式にこの少年はオンラインで参加している。盗作が発覚したのは約一年後の2022年2月である。約一年近く、彼は素知らぬ顔でトロフィーと五万円分の図書カードをkeepしていたことになる。さらに凄いのは盗作が発覚した後の彼の態度である。トロフィーと五万円分の図書カードを返さないどころか、肝心の賞の辞退をしなかったのである。メディアが宮内庁報道室に確認すると、「ご指摘に感謝します」という意味不明の本人からの回答があったという。盗作を指摘されながら、「ご指摘に感謝します」と答える図太さはあっぱれである。

     この少年の一連の行為と態度を、英語版のWikipediaが正確に伝えている。少し長くなるが引用しよう。

    “In March 2021, he was awarded a second-place prize in the junior high student category of Kitakyushu’s 12th Children’s Nonfiction Literature Awards. In February 2022, he was accused of plagiarism concering that award-winning essay, which was about his trip to the Ogasawara islands. The Imperial Household Agency and Prince Hisahito acknowledged that the essay’s citations were ‘inadequate’ and that the prince would contact the organizers of the award with revision. The award was not considered for revocation.” (Wikipedia, “Prince Hisahito of Akishino”より引用)

    (「2021年3月、彼は第12回北九州子どもノンフィクション文学賞中学生の部で佳作を受賞した。2022年2月、その受賞作である小笠原諸島旅行の作文について、彼は盗作したと非難された。宮内庁と悠仁様は、作文の引用が〝不適切〟であったことを認め、悠仁様が賞の主催者に連絡して修正することを明らかにした。受賞の取り消しは検討されなかった。」 (英語版ウィキペディア、『秋篠宮家の悠仁殿下』より引用)

    新聞とは異なり、Wikipediaは消えない。一種のデジタル・タトゥーである。これで彼が天皇となった時、皇室外交は出来るのであろうか?盗作をする汚い奴、と思われないで済むのであろうか?

     問題なのは、度重なる実力不相応な裏口入学、バレなければいい、バレても賞を辞退をしろとまでは、将来天皇になる自分には言ってこれないだろう、という経験を繰り返し積むことによって、世間を甘く見、小馬鹿にした態度を身に付けてゆくことにある。それは天皇としての徳を積むことにはならない。ましてや、「人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添い…自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる」ことには、決してならない。

    代々、天皇家は学問の家系であった。学問の最低限の基本、そして最高の倫理が誠実さにあることは、「スタップ細胞はあります」と虚言を弄し、ノーベル賞候補者とすら見なされていた一人の有能な研究者を自死に追いやった小保方晴子氏の例を挙げるまでもなく明らかであろう。学問の世界において、盗用は犯罪である。犯罪を犯したという自覚はこの少年にあるのであろうか?恐らくはないであろう。彼の周囲にいる大人たちは誰もそのことをこの少年に教えてはこなかった。

    Ⅳ. 彼を迎え入れる東大の学校推薦型選抜入試

    東大は2019年度より学校推薦型選抜を始めた。それ自体は決して悪い事ではない。東大生というのはなんでも器用には一応はこなすが、独創性には欠ける。失敗するかもしれない新しいことはやりたがらない。だから、東京大学が「学校推薦型選抜のアドミッション・ポリシー」において、「国際的な広い視野を持ち、高度な専門知識を基盤に、問題を発見し、解決する意欲と能力を備え、市民としての公共的な責任を引き受けながら、強靭な開拓者精神を発揮して、自ら考え、行動できる人材の育成」を目指す、と高らかに歌い上げるのも理解できないことではない。自分の頭で自ら考えることもできない。強靭な開拓者精神などもない。公共的な責任感などどこにもない。自分固有の問題を発見することもできない。ましてや、国際的な広い視野などない。そういう東大生はたくさん見てきた。だから、この制度に意味があるのだろうということは理解できる。

    ただし、問題はその運用の仕方にある。高等学校長が取りまとめて出願するのである。筑波大付属高校からの推薦枠は4名である(ただし、全員が男子のみ、または、女子のみである場合は、3名まで)。筑波大付属高校では定期テスト等での順位の発表は一切ない。生徒は自分がクラスのどの程度の位置にいるのかを知ることはできない。順位や成績が発表されていれば、なんであんな出来の悪い奴が東大に学校推薦されるんだ?…と思うこともできるであろうが、そうしたことは一切不可能である。つまり、もし悠仁親王を学校推薦で東大に入れたいと思うならば、あるいは、入れるよう圧力を掛けられるならば、筑波大付属高校側は、彼の在学中の学習成果・調査書・推薦書等を密室で改竄・作成することが可能となる。彼の筑波大付属の合格発表後、生徒たちの父母からの問い合わせが多かったため、筑波大学の永田恭介学長は2022年2月24日会見を開き、その席で、「『おめでとうございます』と申し上げたい。学校のモットーや教育コンテンツを気に入られたのなら光栄なことだ」と述べた。永田学長の発言から推測すれば、喜んでそういう改竄行為をする可能性も考えられなくはない。

    次は受け入れ側である東大側である。狙うのは農学部であろう。この少年とこの少年の周囲の大人たちは着々とその準備を進めている。

    まず基礎的学力を判断するために、学校推薦型選抜といえども大学入学共通テストを受験することになっている。おおむね80%以上の得点が期待されるとされているが、これは東大内部でいかようにも改竄できよう。

    興味深いのは東大農学部の「推薦要件・面接方法等(詳細)」である。推薦要件を見てみよう。

    「推薦要件:以下の全てに該当する者とします。①高い基礎学力を有する成績上位者であること。②農学とその関連分野に関する特記すべき推薦事由を有すること。」

    ここで推薦事由とは、具体的には次のようなものを指す。

    「各学部に共通に求める調査書等のほか、上記推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す以下の①~⑤の資料のうち、少なくとも1つ(複数提出可)の提出を求めます。提出に当たっては、以下の項目の概要の説明書を求めます。

    ① 研究成果あるいは論文

    ②  活動実績等の資料

    ③  各種コンテスト参加者はその成績

    ④ 外国語の能力に関する検定試験等の記録

    ⑤ その他特記すべき活動の記録」

     注目すべきは①の論文であろう。そこには注が付いていて、

    「例として、以下のような資料を提出してください。

    ・研究成果を証明する資料や論文等の成果物

    ・各種学会・研究会での発表を証明する要旨等の資料」

    とある。

     さて、上記の「研究成果を証明する資料や論文等の成果物」を目指してであろうか、この少年はすでに学術論文を一本発表している。国立科学博物館が発行する研究報告誌『国立科学博物館研究報告A類(動物学)』に掲載された「赤坂御用地のトンボ相—多様な環境と人の手による維持管理—」である。驚くべきことは、この少年がファースト・オーサー(筆頭筆者)となっていることである。二番目には、元農業・食品産業技術総合研究機構の研究員で、宮内庁に引き抜かれ宮内庁職員となり、実質上悠仁様の〝家庭教師〟となっている飯島健氏が、三番目にはコレスポンデイング・オーサー(責任筆者)として、トンボ研究の専門家で国立科学博物館動物研究部研究主幹の清拓哉氏が名を連ねている。ファースト・オーサーなどと言われても、一般の方にはその重さがピンとこないであろうが、研究者の業績として見た場合、ファースト・オーサーでなければ、ほとんど意味はない。セカンド・オーサー、サード・オーサーばかりの論文しかない研究者というのはよくいる。採用の際、そうした論文はほとんど評価されない。

    したがって、ファースト・オーサーとなっている学術論文を一本持っているということは、この少年にとっては大きなことなのである。あるいは、少なくとも、この少年をファースト・オーサーに仕立てた大人たちの思惑としては、そうなのである。なぜなら、ファースト・オーサーとなっているこの論文一本あれば、東京大学農学部の学校推薦型選抜試験を突破したとしても、世間からは何ら不思議には思われない――あるいは、彼の周囲にいて、彼をファースト・オーサーに仕立てた大人たちが、世間がそう思うに違いないと思った—―からである。

    もはや、他人の文章を盗作してでっち上げた佳作作文ではない。れっきとした学術論文のファースト・オーサーなのである。9歳の時の巨大な信号機や、10歳の時の古代の民家の見事なジオラマや、12歳の時の巨大なトンボの模型のように、御付きの侍従たちの手を借りただろうなどと、あらぬ腹を探られるいわれももはやない。一流の大人の研究者達との共著であるときちんと明示している学術論文なのであるから、そのような非難を受ける筋合いは、そのそもそもの最初からない。そして、すでに東京大学入試事務室学校推薦型選抜担当は、「学校推薦型選抜の提出書類における論文についてですが、論文の専門分野の学者と共著の場合、選考対象になりますでしょうか?」との問い合わせに対して、「学校推薦型選抜に提出する論文は、論文の専門分野の学者と共著のものであっても、出願書類として提出可能です。」という回答をしている(Etcetera Japan blog, 2024年6月6日より)。

    しかし、普通の高校生が元農業・食品産業技術総合研究機構の研究員や国立科学博物館動物研究部研究主幹といった研究者たちと共同研究など出来るであろうか?そうした研究者たちと関係を付けて、国立科学博物館の研究誌に自分の論文を掲載してもらうことが出来るであろうか?

    Ⅴ. 悠仁論文の学術論文としての欠陥

    この論文の問題点に関しては、すでに多くの方からの指摘がある。ここではそれらの指摘の内の主なもののみを簡単に紹介したい。

    (1)5歳か6歳で研究を開始!?

    論文冒頭に、次のような記載がある。

    「著者らは、2012年から2022年にかけて赤坂御用地内のトンボ類を調査しており…調査は2012年から2022年にかけて赤坂御用地内の池の他、樹木、防火水槽など、トンボ類が確認できる場所で行った。…記録方法は、目視できたトンボ類をデジタルカメラで撮影し、種の同定を行った他、採集、目視による記録を行った。」(p. 130)

     この少年は2006年9月6日に生まれている。調査を開始したとされる2012年、彼はまだ5歳から6歳児である。要するに、幼稚園の年長さんである。幼稚園の年長さんがトンボ研究の意図を持って、研究の中心者となって調査を開始し、「目視できたトンボ類をデジタルカメラで撮影し、種の同定を行った他、採集、目視による記録を行った」と言うのか?

     国立科学博物館にこの旨の質問をされた方に対し、国立科学博物館サービス担当は次のような苦しい回答をした。

    「…ご指摘の論文については、当館の研究者から、悠仁親王殿下の長年にわたる赤坂御用地のトンボ相の調査記録を『論文としてまとめられてはどうか』と勧められ、悠仁親王殿下が作成されたものです。また、調査期間は、写真撮影を行い記録を残していることや標本収集を行っていた期間を指します。なお、論文の136ページに記載のとおり、2012年~2016年については調査の頻度が少ないため、まとめて示す旨記載しているところです。」(Etcetera Japan blog, 2023年12月9日。「【YOUR VOICE】トンボ論文について国立科学博物館に問合せしてみました」より引用)

     では、「調査の頻度が少ないため、まとめて示」したと、国立科学博物館サービス担当がいう2012年から2016年(悠仁様、5歳ないし6歳から10歳)までの調査記録を見てみよう。

    「14. マルタンヤンマAnaciaeschna martini (Selys, 1897) (図42, 43)

     前回調査では未記録。本調査では、2012年には菖蒲池のショウブ群落で産卵している♀を初めて確認した。」(p. 139)

    2012年と言えば、悠仁様5歳から6歳の時である。後述するように、この悠仁論文には発見者が誰であるかという肝心の記載がないという根本的欠陥があり、ここでも発見者の記載はないが、この当時は「当館の研究者から、悠仁親王殿下の長年にわたる赤坂御用地のトンボ相の調査記録を『論文としてまとめられてはどうか』と勧められ」る以前の時期と思われるので、発見者は悠仁様ご本人しかあり得ない。つまり、5歳から6歳児がトンボの産卵を確認し、しかもそれがマルタンヤンマであった、と言うのである。ところが、証拠がない。図42と図43の写真は付いているが、図42は一匹で飛翔している写真であり、図43は空中で交尾中の写真であり、産卵中の写真ではない。2つの写真は共に菖蒲池ではなく、中の池での撮影、とある。結局、図42の写真は、「2022年には、擬木橋と中の池南側でも本種の飛翔を確認した」の証拠写真であり、図43は、「2022年8月7日には黄昏飛翔中に空中で交尾が成立した」の証拠写真であることがわかる。したがって、2012年のマルタンヤンマの産卵の発見は、この5歳から6歳児の証言しか証拠がないのである。つまり、「ぼく、見たよ。ちゃんと見たよ」という幼稚園の年長さんの証言である。これが学術論文の論拠となるデータと言えるのか?

    次は2014年、悠仁様が8歳になられたばかりの頃の記録である。

    「4. オオアオイトトンボ Lestes temporalis Selys, 1883 (図24, 25)

    前回調査では未記録。本調査では、2014年9月9日に赤坂御用地内で確認しているが、詳細な地名を記録していなかった。」

    これも図24, 25の写真はこの記述とは無関係である。ということは、「見たよ。でも、どこで見たか忘れちゃった。9月9日だったことは覚えてるよ」という8歳児の証言しか証拠がない、ということである。これは学術論文の論拠となり得るのか?

    次は、場所はわかるが日付がわからない、というものである。

    「21, オニヤンマ Anotogaster sieboldii (Selys, 1854)(図55)

     前回調査では未記録。本調査では、2015年に御膳水跡で本種の飛翔を目視で確認しているが、正確な日付を確認していなかった。」

    2015年と言えば、悠仁様は8歳から9歳になられているはずである。小学3年生である。ただし、小学3年生であったとしても、トンボ研究を一生懸命やっていたとすれば、記録くらいはもう付けていたと思うのであるが…。この場合も、図55の写真は2021年7月25日のものであって、この記述の証拠にはならない。

    場所が特定出来ないもの、日付が特定出来ないもの、観察者が特定出来ないものは、学術論文の観察データとしてはそもそも採用すべきではなかったのではないか?すなわち、2012年から2016年という、悠仁様お一人でしか観察出来なかった時期の観察記録は、学術論文の論拠としては採用するべきではなかったのではないか?

    (2)いつ、どこで、誰が発見したのかが書かれていない。

    「前回調査では」と悠仁論文において言及されている「赤坂御用地のトンボ類」(斉藤洋一、大和田守、加藤俊一、国立科博専報, (39), 2005年3月25日)を見てみよう。悠仁論文とのまず目に留まる顕著な違いは、そこでは名前のイニシャルを用いて、誰が、いつ、どこで発見したのかが正確に記載されていることである。

    「調査地区は秋篠宮邸池以外についてはひとくくりとし、雌雄の別の個体数、採集年月日、採集者の順に記載し、特記事項を記した。採集者については次のように略記した。

    ES:斉藤江美、MI: 池田真澄、MO: 大和田守、SS: 篠永哲、TN: 南部敏明、TO: 大塚貞司、YS: 斉藤洋一。」(p. 422)

    と各人の略号を挙げたうえで、例えば、最初の事例ベニイトトンボについては、

    「1.ベニイトトンボ Ceriagrion nipponicum Asahina (Fig.11)

    2♂, 14. Ⅶ. 2024, 秋篠宮邸池、YS」(p. 422)

    と記載しており、ここから2024年7月14日に雄2匹を秋篠宮邸の池で斉藤洋一氏が発見し、その写真はFig.11にあることがわかる。

     ところが、悠仁論文では誰が、いつ、どこで、が記載されていない。

    同じベニイトトンボで見てみよう。

    「7. ベニイトトンボCeriagrion nipponicum Asahina, 1967(東京都区部:絶滅危惧Ⅱ類)(図29, 30)

    前回調査では表町池で確認されている。本調査では、表町水田、菖蒲池、黄金渓、御膳水跡で確認している。御膳水跡では2020年に、黄金渓では2021年に、表町水田では2022年に確認した。 」(p. 139)

    誰が確認したのか?なぜ確認者の主語がないのか?そして、どうして年だけで、月日が書かれないのか?図29, 30は、「菖蒲池、2018/07/26」と「菖蒲池、2021/7/18」の写真であり、「御膳水跡では2020年に、黄金渓では2021年に、表町水田では2022年に確認した」と記載している本文とはちぐはぐで、証拠とはなっていない。

    学術論文とは、確証された事実のみを書くものである。生態学的研究において重要なことは、その個体が確実に識別されたか否か、である。発見者の特定も出来ず、発見の月日も特定出来ない論文は、証拠の無い論文であり、学術論文とは到底言えない。いくら「(東京都区部:絶滅危惧Ⅱ類)」などと書いたとしても、これではこの絶滅危惧種が確実に確認出来たとは言えないのである。

    (3)観察以前に、トンボの幼虫であるヤゴの放虫によって、御用地周辺の生態系を変化させてしまっていること。

    東京都が絶滅の恐れのある野生生物について解説した『東京都レッドデータブック(本土部)2023』において、「8,昆虫、(1)トンボ」を担当し、清拓哉氏との共著論文「皇居のトンボ類」(2014年、国立科学博物館専報、(50): 105-128)でファースト・オーサーも務めているトンボ研究の第一人者である須田真一氏は、放虫について次のように厳しく警告している。

    「なお、近年になって、明らかに人為的な放虫に由来すると判断されるものや、その可能性が強く疑われる記録や個体群が存在している。これらについては、確実性の高いものは評価から除外した。このような行為は厳に慎むべきであるが、チョウ類やバッタ類などでも同様の事例が見られる。今後、レッドリストの作成にあたっては、この点にも十分留意する必要があろう。」(『東京都レッドデータブック(本土部)2023』(p. 556)

     ところが、この少年は放虫をやっている。以下は産経新聞2016年9月6日付の「悠仁さま10歳 田んぼ作りで生物にご関心」と題された記事からの引用である。

    「秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまは6日、10歳のお誕生日を迎えられた。お茶の水女子大付属小学校の4年生となり、下級生の世話をされる機会が増えた。…生物がすみやすい環境にも関心を持ち続け、田んぼにメダカやヤゴを放すとともに、そばに池を作って水路でつなげるなど、工夫をこらされた。必要に応じ、田んぼや水路の手入れもされているという。」

     ヤゴというのは言うまでもなく、トンボの幼虫で、肉食である。メダカはその餌として放したのであろう。ただし、これはれっきとした放虫である。5歳か6歳でトンボの研究を始めたこの少年は、10歳でトンボの放虫をしていたのである。

     悠仁論文は、「結果」において、次のように言う。

    「今回行った2012年から2022年までの11年間の調査では、8科38種が確認された(表1)。確認された種数は、前回調査(斉藤ほか、2005)の24種よりも14種も多かった。…前回の調査で記録されず、今回新たに確認されたのは、…の7科16種である。」(p. 149) 〔著者注:「前回調査」とは、前述のように、赤坂御用地でのトンボ類について2002年から2004年にかけて初めて行われた調査を指す。悠仁論文は、「その後、赤坂御用地におけるトンボ類の調査報告は、15年以上行われていない」(p. 130)ことを指摘し、自らの調査の価値を強調している。〕

     さらに、悠仁論文は「考察」において、東京都区部レッドデータブックを引きつつ、次のように誇らしげに述べる。

    「東京都区部のレッドデータブック(東京都環境局、2023)に掲載されているトンボが12種今回の調査で記録された。絶滅危惧ⅠA類にランクされているオツネントンボとオオイトトンボが記録されたことは特筆に値する。」(p. 150)

     どのような絶滅危惧種がいまだに存在し、どのような種が絶滅してしまったと思われるか、それを正確に知る必要があるのである。そのためには生態系を出来る限り保全し続ける必要がある。ヤゴを田んぼに放ったりしてはいけないのである。なぜなら、データを撹乱させるからである。これは研究倫理上の問題なのである。今回調査で記録された「絶滅危惧ⅠA類にランクされているオツネントンボとオオイトトンボ」が、10歳の悠仁様によって放たれたヤゴの子孫である可能性が否定出来なくなってしまうのであり、「近年になって、明らかに人為的な放虫に由来すると判断されるものや、その可能性が強く疑われる記録や個体群が存在して」おり、「このような行為は厳に慎むべき」なのである。放虫は、悠仁論文そのものの信憑性を、研究倫理上の観点から掘り崩してしまう行為なのである。

     学術研究でこういうことをなぜ行ってはいけないのか、分かりやすく説明しよう。学問とは確証された事実の論理的体系に過ぎない。ただし、ここで重要なのは、〝確証された事実〟という部分である。悠仁様のあとに続く研究者は、悠仁様がご自分の論文で確証されたと述べられた事実を確かなものとみなし、悠仁様の論文を引用し、それを論拠とした上で次の研究を行うのである。「スタップ細胞はあります」と述べた小保方晴子氏がなぜ罪深いかと言えば、もし仮に再検証がなされずに、スタップ細胞はあるという前提の元にその後の何十年かの研究が積み重ねられたとしよう。そして、何十年後かに初めて、スタップ細胞などそのそもそもの最初から存在しなかったことが明らかになったとしよう。その場合、スタップ細胞があることを前提に行われたその何十年間かの研究者達の努力の積み重ねは全くの無に帰するのである。学問の世界では、こうした虚偽が何十年にも渡ってまかり通ってしまうということが、残念ながら素人が思う以上にある。

    ここで必要なのは誠実さである。10歳の時、そうしたことには気づかず、放虫してしまったとしよう。ただ、今の悠仁様であれば、そうした行為が、赤坂御用地の生態系を崩しかねぬ、やってはいけない行為であったことを御理解されているはずである。ただし、やってしまったことはやってしまったことであり、今さら取り返しはつかない。だとしたら、10歳の時、ヤゴとメダカを田んぼに放ってしまったので、本研究はその影響を受けているかもしれません、と書かねばならないのである。その上で、「東京都区部のレッドデータブック(東京都環境局、2023)に掲載されているトンボが12種今回の調査で記録された。絶滅危惧ⅠA類にランクされているオツネントンボとオオイトトンボが記録されたことは特筆に値する」と書くことは、何ら差し支えない。なぜなら、その場合は悠仁様の論文を読む研究者は、放虫によって何らかのバイアスがかかっている可能性がある研究論文であると、きちんと理解出来るからである。

     学問研究において必須のこの誠実さ、これが佳作作文の盗作が露見した時の対応と全く同質の問題であることは、悠仁様にはわかっていただけるであろうか?盗作してしまったのなら、仕方がないのである。「盗作しました。ごめんなさい」と謝るしかないのである。そして、「盗作しました。ごめんなさい」と正直に白状すれば、人は許してくれるものなのである。あの時素直に謝って賞を返していれば、「殿下が謝った!」ということで、むしろ国民は悠仁様に好意すら抱いたであろう。何も海外紙にあそこまで書かれ、次代のプリンスの国辱物の騒ぎにまでならずに済んだのである。

     正直になることを怖がってはいけない。嘘を押し通してはいけない。これが学問の基本である。そして、代々の天皇家が学問に携わってきたことの意味もここにある。そのことを教えてくれる大人は、悠仁様のお近くには一人もいらっしゃらなかったのであろうか?トンボがお好きなら、トンボの研究を一生やってもよいのである。一生は掛けるに値する研究テーマではある。ただし、背伸びはいけない。必要なのは、ありのままの、貧しくて見っともない自分の姿を正直にさらけ出すことである。そうすれば、国民はそういう悠仁様を次代の天皇として認めるであろう。やるべきことは簡単なことなのである。

     身の丈に合わない学術論文のファースト・オーサーとなって、東大農学部の学校推薦型選抜入試を突破することを、悠仁様ご本人は本当に望まれているのですか?身の丈に合わない学校選びは、もう筑波大付属高校で懲りていませんか?

    紀子様とその周囲にいる人間たちが知らないことは、東大に入るまでも激しい競争があるが、東大に入ってからはもっと熾烈な競争が待ち受けているということである。いかに自分が洒脱で頭が良い事をひけらかすことが出来るか。これが東大に入ってから待ち受けている競争である。東大生だ、というプライドは、東大生になるともはや通用しなくなる。なぜなら、周囲にいるのは自分と同じ東大生ばかりになるからである。そこで生じるのは、東大生相互の頭の良さを巡る潰し合いである。いかに自分が洒脱で頭が良いかを競い合う場、と言えば、今、筑波大付属高校に通われている悠仁様には肌でご理解出来るであろう。筑波大付属高校生というのは、東大生の卵である。彼らは頭の悪い人間を徹底して侮蔑する。一見遊んでいるようにしか見えぬのに、見えぬところでちゃっかり効率良く勉強している。そして、あっさりと東大に入る。学部三年・四年次になれば、ゼミでの学生相互の潰し合いも起こる。東大生というのは、馬鹿に対しては徹底的に無慈悲である。意地の悪い鋭い質問が飛び、答えられなければ立往生するしかない。そこには宮内庁侍従飯島健氏はいない。応答責任者であった国立科学博物館動物研究部研究主幹清拓哉氏もいてくれはしない。主任教授は助け舟を出してくれるであろうが、主任教授が彼をひいきにすればするほど、周囲の東大生の彼に対する反感は一層高まる。東大に入った東大生にとって最も恐ろしいスティグマ(烙印)は、〝お前、馬鹿なの?〟である。この少年はこの苛烈な競争に堪え切れるのであろうか?この少年を、この熾烈な潰し合いの世界に投げ込んでいいのであろうか?

    Ⅵ. 民を蹴落とし東大に合格することでの、民との修復不可能な決定的乖離

     この8月に京都で開かれる「国際昆虫学会議」において、悠仁様がポスター発表をすることが既に決まっている。テーマは「皇居のトンボ相」で、メンバーは5人で、筆頭は清拓哉氏、悠仁様はその二番目に名前が記されている。この国際会議の組織委員長は、秋篠宮殿下と悠仁様をお招きして巨大な蜂の巣をお見せした、玉川大学の小野正人氏である。これで、「論文等の成果物」ばかりか、「各種学会・研究会での発表を証明する要旨等の資料」も揃ったことになる。さらに、このポスター発表は全て英語で行われる。国際会議で英語で発表するのであるから、ということは、「外国語の能力に関する検定試験等の記録」に匹敵するだけの「上記推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す資料」も揃ったことになる。東大の学校選抜型入試には、もはやケチのつけようのない、十分過ぎる業績である。悠仁様側のこうした着々とした準備状況から見る限り、東大側もほぼ確実に、悠仁様のトンボ論文を悠仁様の「研究成果あるいは論文」と、「国際昆虫学会議」でのポスター発表を悠仁様の「各種学会での発表」と、その会議における悠仁様の英語での発表を「外国語の能力に関する検定試験等の記録」と見なし、学校推薦型選抜を用いて彼を合格させるのであろう。問題は、そこで何が生じるのか、ということである。

    一般の方はちょっと驚かれるかも知れないが、東京大学というのは、教科書と過去問さえやれば、頭さえ良ければ、お金を掛けることの出来ない一般庶民でも十分入れる大学なのである。つまり、塾に行くお金もない、いわんや、東大合格率を誇る私立の中高一貫校になどそもそも行けない、そうしたお金のない庶民にとって最後に残された最高学府なのである。

    これは少し説明が必要であろう。元来東京大学というのは、低所得層に生まれた優秀な子弟が、己の頭脳だけによって階層を駆け上がることを可能にする上昇志向のパイプとして機能してきた大学である。それは一中・一高・東京帝大の頃から変わらない。入試問題に対して最も文部科学省の監視が厳しい大学が、東京大学なのであり、教科書の範囲を超えた問題は、そもそも出すことが出来ない。過去問をさかのぼってみれば、教科書に載っていることを最大限に工夫して作り上げた良問であることがわかる。だから、東大合格の最短の道は、教科書を丁寧に理解した上で、過去問を解いてゆくこと、これである。筆者達の内の二名はこれだけで東大に入った。確かに入ってみると、開成、灘、学芸大附属出身者が綺羅星のごとく並んでいて、第二外国語のドイツ語選択の筆者達の所属クラスで都立高校出身者は筆者達を含めて三名しかいなかった。その三人目の一人というのはNHKのラジオの基礎英語と英会話で英語を学んだ、という女子学生で、見事な発音と英語読解力であった。NHKのラジオ英会話で東大の英語が解けてしまうのか…ということは、筆者達から見ても驚きであった。要するに、教科書とNHKの英会話と過去問、東大というのはこれだけで入れてしまう大学なのである。これが何を意味するかというと、かつて東京帝大が有していた機能、貧乏な家に生まれた秀才が、一中・一高・東京帝大と進み、貧しい低所得層から階層を上昇する唯一の抜け道となっていた機能、それが過去に通用していたし、そして、現在の東京大学でも、たとえその実数がごく少数になっていたとしても、通用している、ということなのである。逆に、慶応大学に、教科書、NHKの英会話、過去問だけで入れるかと言われれば、ほとんど不可能であると言わざるを得ない。教科書の範囲を超えた問題が平気で出されるからである。慶応大学の特殊な入試問題に特化した塾ないし予備校に通わなければ、到底合格は望めないのであり、そのためには親にそれ相当の経済力があることが必要となる。経済的格差が学歴上の格差を生み出し、それがさらに経済的格差を再生産するということになってゆくならば――我が国の現状は確実にその方向に進んでいる――低所得層の子弟は絶望しか抱けなくなるであろう。階層の固定化を打破する役割を、東京大学が最後まで担い続ける必要性がここにある。たとえ親が生活保護世帯であったとしても、東大だけは本人が努力さえすれば行ける、という状態を何としても維持し続ける必要がどうしてもあるのである。

    最近なされている東京大学総長藤井輝夫氏による授業料の値上げの主張がなぜ罪深いかと言えば、低所得層出身の子弟の最後の希望の芽を摘んでしまうからである。藤井氏は、『総長対話』(2024年6月21日、学生が怖かったのか、対面ではなく、Zoomで開催。さらに、質問出来る一人の学生に対して、幹部七名がずらりと並んで対応。『総長対話』とは銘打ったものの、〝対話〟とは名ばかりで、実際に〝対話〟出来た学生は、院生も含めて、わずか13名。しかも、録音・録画は一切不可。パブリックビューイングのZoom画面には、ログインした学生のメールアドレスが透かしとして表示され、映像をSNS等にアップロードなどしたら、誰がアップロードしたか特定出来るぞ、という脅しであったと思われる。) を見る限り、授業料を値上げしたとしても授業料免除と奨学金給付・貸与で十分手当てできる、と考えているようだが、授業料免除にせよ奨学金給付・貸与にせよ、経済的要件以外に、成績が優秀でなければならないという要件がある。生活費を稼ぐためにバイトに追われ、勉強時間が取れなくなり、留年するならば、どちらも打ち切られてしまうのである。

    さらには、運用面での問題がある。学生は複雑で煩瑣な書類を用意し、窓口でお願いする立場に立たされる。授業料免除と奨学金貸与の手続きを行っていた東大本郷窓口の女性事務員が、学生に対してどんなに高圧的で居丈高で残酷な態度で接していたかを、筆者達はこの目で見てきた。筆者達の前に並んで窓口の順番を待っていた女子学生の膝は、震えていた。役人は、得てして、自分の財布から奨学金を出してやっているかのような錯覚、自分が授業料免除の決定権を握っているかのような錯覚を起こし、居丈高に、やれこの書類が足りない、やれあの書類が足りないと、学生に向かって早口でまくし立る。理解出来ぬ学生は、何度となく窓口へ足を運ばざるを得ないことになる。授業料免除や奨学金の給付・貸与をお願いしなければならない状況に置かれている彼らは、立場が弱く、屈辱的な仕打ちにも耐えねばならない。しかも、窓口の職員の気分次第でいつ打ち切られるかもわからないという不安な心理状況に彼らは置かれている。それよりは、授業料が安く設定されており、バイトで頑張りさえすれば、何とか自力で払えるかもしれない、という方が、屈辱的な目にも会わずに済み、精神的にははるかに健康でいられるのである。

    では、悠仁様が東大の学校選抜型入試を利用して東大に合格することの問題点とその罪深さはどこにあるのであろうか?低所得層出身ではあるものの、公立高校での「総合的な学習の時間」では農学の研究分野において秀でた能力を示し、大学入学共通テストでも高得点を取得し――大学入学共通テストもまた、厳密に教科書の範囲内からしか出題されない――しかしながら、国立科学博物館の研究主幹とのコネも付けれず、国立科学博物館の研究報告誌に論文を載せることも出来ず、ましてやファースト・オーサーになるチャンスになど到底恵まれない、一人の農学の分野における前途有望な生徒を確実に不合格にさせるからである。

    悠仁様が今後も学問の世界で生きてゆきたいと思われるのであれば、不正に得た佳作の作文が盗作であったことを謝罪し、きちんと賞を辞退すること、これが最低限の、そして、絶対の条件となる。今、返さなければ返せなくなるからである。海外にはズルして賞をもらっても、それが発覚しても手放さない奴、とバレてしまっているのである。天皇になってから、中学生の時の佳作作文は盗作でしたと言って、今さら返せるであろうか?天皇になってしまったら、もうそんなことは出来る訳がない。もう返せないのである。帝王学などと言う小難しいことを言っているのではない。人のものを盗んではいけない、ズルしてはいけないということ、これは、私とあなたという世界において、最低限に守らなければいけないルールであり、ましてや、今後天皇になられるお方が当然に守るべきことなのである。賞をお返しする潔さ、そして、御付きの者がコピペしてしまいました、自分で書いたものではありません、と詫びる正直さ、あるいは、僕自身が盗作してしまいました、と詫びる正直さ、それらすらもないと言うのであれば、民の心は悠仁様から離れるであろう。この御方は、三年前には民から佳作の賞を盗み取り、二年前には民を蹴落として筑波大付属高校に入り、そして今度は東京大学にズル入学する御方なのであり、国民の心に寄り添う御方ではないのだな、国民統合の象徴として尊ぶべき御方ではもはやないのだな、と民もまた判断するに至るであろう。そして、紀子様もまたそうしたお考えなのか、と見なすであろう。トンボ論文と国際昆虫学会議における発表を業績として、学校推薦型選抜で悠仁様が東京大学に合格するならば、この母子はグルだ…と民は見なすに至るであろう。

    なぜこれから天皇になられるという御方に、人間としての最低限のことすらも教えられないのか?悠仁様に箔をお付けして天皇にしようとしていることが、国民との決定的な乖離を招く火種になっていることに、いつになったら彼らは気付くのか?悠仁様をそうした大人たちからお守りしなければならない。今の紀子様と秋篠宮殿下には、天皇となられるお方をお育てになるだけの資質は、残念ながらない。

    正に今が、国民の悠仁様への思慕の念が崩れてしまうぎりぎりの瀬戸際であるという危機感を、悠仁様の周囲におられる大人たちはお持ちになられないのであろうか。これ以上変なことをすれば、民の心は決定的に離れるであろう。この母親は学歴しか頭になく、明らかに病んでいる。誰かそれをお止めする方はいらっしゃらなかったのであろうか。

    Ⅶ. 結語

      他人が汗して調べ、汗して書いたものを盗んではならない、ズルして合格してはならない、という人として最低限の道を、未成年の内にこの少年に学ばせなければならない。他人の文章の剽窃をおこなって佳作の賞を取ったということは、佳作に選ばれるべきだった誰かの賞を盗んだということを意味するのであり、筑波大付属高校にズル入学したということは、頑張って勉強してきた本来合格するはずだった生徒一人を確実に不合格にさせたということなのであり、学校推薦制度を用いて東大にズル入学するということは、本来合格するはずだった努力してきた受験生を一人不合格にさせることなのだということを、誰かがこの少年に教えなければならない。そうしなければ、そこで出来上がるのは、自分のことを賢いと思い、自分の愚かさを知らず、地道に努力することを嫌う、手のつけようのない〝暴君としてのテンノー〟である。この少年は、昭和・平成・令和の三代の天皇が、天皇の側の徳と国民の側からの尊敬と思慕の念というこれら両者によって漸く築き上げてきた象徴天皇制を、一挙に造作もなく破壊してしまうであろう。

     歴史上、往々にして、時代の変わり目、潮の流れの変わり目と言うものが存在してきた。後代になって振り返ってみると、あの時が時代の分岐点だったな…と分かる局面というのが往々にしてある。その時点で止めるべきだった人間達がそのお方をお止めしなかったがために、もう後では取り返しのつかない巨大な動きの中心人物にそのお方がおなりになってしまう、ということがよくある。その当時居合わせた人間達が、今まさに有害な人間と成りつつある一人の人物に力を持たすことを許してしまったがために、後に莫大な数の人間たちがみすみす潰されていってしまう、そういう微妙な時代の局面というものがある。退役伍長に過ぎず、ビアホールのビア樽の上に乗って演説するヒットラーは、当時の誰の目から見ても滑稽な笑うべき人物に過ぎなかったのであり、誰もが簡単に捻り潰すことの出来る人物としてしか見ていなかったのである。

    筆者達は、悠仁様というのはそういう類いの有害な人物になりつつある御方なのではないか?と畏れ多くも疑っている。授業中、悠仁様がぼーっとされているのを見るに見かねて、「分かりますか?」と親切に聞いてくれた筑波大付属高校の教師に対して、「僕に分かるように教えないお前が悪い!」と、静かなクラス内で激昂された、という話は漏れ伝わってきている。そこにいるのは、僕が出来ないのはお前たちのせいだ、お前たちのサポートが悪いせいだ!とヒステリックに喚き散らす小暴君である。

    これは男系男子とか、女系女子とかという問題とは全く別次元の、より深刻で危険な問題なのであり、彼が有害な人間に成りつつある人物であるがゆえに、天皇にしてはならないのである。国民から尊敬されるに値しない人物が天皇になった場合、すなわち、徳の無い人物が天皇になった場合、そこで生ずるのは国民への天皇に対する〝尊敬の強要〟、すなわち、〝不敬罪〟の復活である。悠仁様の筑波大付属高校の入学式で、「ズル仁、帰れ!」と叫んだ筑波大付属高校生たちは、異例に重い、停学処分を受けた。さらに、筑波大付属高校出身の東大生がYou Tubeで〝ヒーチャン〟とからかった動画を配信したところ、――動画を見てみれば、子供じみた悪ふざけに過ぎぬことはすぐ分かるにもかかわらず――東大当局から厳重注意処分を受けた。不敬罪の始まりの兆候はすでにある。悠仁様を批判する記事を上げているブロガー達に対しては、すでに今、公安が付きまとっている。さらに、真子様と小室圭氏との結婚報道に見られたような〝不適切な報道〟に対処するためにか、昨年(2023年)4月1日に新設された宮内庁広報室長に、警察庁公安出身のキャリア官僚・藤原麻衣子氏が着任した。スパイの摘発・拘束を任務とする公安出身のエリート官僚が宮内庁に入るというのは、どう見ても異常事態である。我が国の状況は刻々と、きな臭い方向へと進んでいる。

    動くべき時に知的エリートが自己の怯懦のために動かなかったがために、後に悲惨な惨禍をもたらした、という歴史上の事例はいくらでもある。東大入試を突破し、東大で博士号を取った者として、筆者達には東京大学総長藤井輝夫氏の愚行を止める責務がある。

    不正な手段を用いて、悠仁親王を東京大学に合格させてはならない。さもなければ、この少年は一生〝ズル仁〟という汚名を背負わねばならなくなり、象徴であり続けるために必要な国民からの尊敬と思慕の念を得ることも生涯出来なくなるであろう。そこで生まれてくるのは、国民統合失調の象徴では全くない〝憲法の存在としての天皇〟である。筆者達が悠仁様の周囲にいる大人たちに求めていることは、国民の信望を失って、廃嫡になりかねぬようなことは、畏れ多くも、将来天皇になられるこの御方に対しては、たとえ母君である紀子様であろうと、決してしてはならない、ということであり、それ以上のことでも、それ以下のことでもない。

    以上のことより、筑波大学付属高等学校藤生英行学校長に対しては、悠仁親王の大学受験に際し、学校推薦者の選定、および、内申書・推薦書の作成に当たって公正を期すこと、また、東京大学藤井輝夫総長に対しては、万一悠仁親王が東京大学を学校推薦型選抜で受験する場合には、悠仁親王が将来天皇となられるお方だということへの顧慮は一切抜きに、飽くまでも公平公正に選抜することを要望致します。

    この要望の趣旨にご賛同頂ける方からご署名を頂ければ幸いです。

    発信者:赤門ネットワーク

    宛先:筑波大学付属高等学校長藤生英行殿

    東京大学総長藤井輝夫殿

    • 秋シンの 歴史的快挙⁉️ より:

      17:19と17:20だけで、「菊の紋ニュース」のコメ欄の半分以上を占拠。

      ロバ子の御仮寓所 占拠 並⁉️

      今迄の最高、YahooNews全文コピーを続けて 7回 以上‼️

      早業 連投も凄いけど、執念❗️

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