秋篠宮殿下

秋篠宮殿下に「罰則付き報道」案が浮上 宮内庁内で「危機感」高まる

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文/川田璃子

秋篠宮殿下の誕生日会見が波紋

11月30日に公開された、秋篠宮殿下のお誕生日会見。例年は紀子さまとご一緒に会見に臨まれてきたが、今年は事実上の皇太子である皇嗣となられたため、お一人での会見となった。

これまでも、殿下が記者に対して何度も「次はなんでしたっけ?」と質問内容を確認する場面は見受けられたが、今回は特にその頻度が多かった。また受け答えもしどろもどろであり、質問内容から大幅に逸れた回答が散見されるなど、記者からも「殿下のご体調は本当に大丈夫なのか」と戸惑いの声が上がったようだ。

また、眞子さまのご婚姻問題に関しては「来年2月には何らかの報告をしなければ」としながらも、「娘とは話していない」「小室家と私は連絡を取っていない」とのことで、国民が期待するような進展が年明けに報告される見込みはかなり薄い。

秋篠宮家の会見は自由すぎる

今回に限らず、秋篠宮家の会見は度々物議を醸してきたという経緯がある。特筆すべきはその「自由すぎる発言」だ。秋篠宮家の実情に詳しい皇室ジャーナリストは次のように分析する。

「例えば、次女の佳子さまはICUご卒業に際して寄せたコメントで『姉の一個人としての希望が叶うように』と述べられ大変なバッシングを浴びました。しばしば不用意な発言が目立つご一家の会見ですが、その背景には秋篠宮家の『プライベートは守られるべき』という方針があります。

文書のチェックなども含め、あらゆる面で宮内庁などソトの機関からの干渉を嫌うのです。基本的に会見の回答内容であっても、職員に推敲などされるのはまっぴらゴメンだという姿勢ですし、あらゆる公表物の最終チェックは紀子さまやその周辺が担っているそうなんです。その為、皇族というよりも一般家庭の感覚に近いような、やや過激だったり、逆に物足りなかったりのご発言が目立つのです」(皇室ジャーナリスト)

この「干渉を嫌う」というのはご一家全体が共有する思想で、皇族だからとあれこれ指図される覚えはないとのお考えが強いようだ。特にご自身でも“導火線が短い”と評する殿下や佳子さまはその様な思いが強いという。今回の会見で殿下が驚くほど眞子さまの件について言葉少なだったのも「もう詮索しないでほしい」との心痛な思いがおありだったのかもしれない。

殿下にも「罰則付き報道規制」適用か

一方で、この秋篠宮家の方針に度々頭を悩ませてきたのは宮内庁だ。本来は宮内庁がサポートするべき事案であっても、双方意思疎通が困難で、秋篠宮家からは煙たがられてしまう状況である。さる宮内庁関係者は、現在検討されている「秋篠宮殿下の罰則付き報道規制案」について以下のように語る。

「今回の会見で明らかになったように、殿下のご体調不良やご発言内容などに関して、庁内でも危機感が高まっているのです。皇位継承議論や眞子さまの問題など、秋篠宮家を取り巻く困難な課題が山積している中で、殿下も大変お疲れで思考も日々煩雑になっています。最近では、要領を得ないお言葉も多く周囲は困惑する一方なのです。

少なくとも眞子さまの問題が片付くまでは、殿下に静かにお過ごしいただきたいと、そういった声が高まっており、一時的にでも報道規制を敷くべきという案が浮上しているのです。干渉を嫌う殿下にどのようにこの提案をするか、そこをうまく進められるよう揉んでいるところです」(宮内庁関係者)

複雑に絡み合う諸問題。一度、殿下には雑音のない状況で、ご一家を取り巻く諸問題について思案できる環境が必要なのかもしれない。


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