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文/編集部
立皇嗣の礼、一部縮小へ
菅義偉官房長官は27日、記者会見にて、新型肺炎の感染拡大を踏まえ、4月に行われる「立皇嗣の礼」の一部縮小や手法の見直しを検討する考えを示し「感染拡大の状況を注視しつつ、必要な準備を進めたい」と述べた。
「現在、感染拡大の影響や、政府が大規模な集会やイベントなどの自粛の呼びかけを行っていることから、海外の要人を呼び寄せ秋篠宮殿下が皇嗣になられたことを大々的に知らせる儀式である“立皇嗣の礼”に関して、中止や延期を求める声が高まっています。
ですが、政府としては、皇位継承問題に関わる議論が本格的に開始する以前の段階で“立皇嗣の礼”を済ませておきたいという思惑もあり、現在中止や延期を検討している様子は全くみられません」(宮内庁関係者)
政府は、このようにあくまで強行の姿勢を貫いているものの、すでに海外の要人が次々に日本への訪問をキャンセルしており、国内外に殿下が皇嗣となられたことを国内外に知らせる儀式としてまともに成立しない可能性すら出てきているという。
紀子さまは“隠ぺい”をご所望
このように、4月に行われる「立皇嗣の礼」の実施に様々な影響が発生することが予測される状況の中、紀子さまは新型肺炎の拡大を隠蔽したがるかのような発言をされることもあるという。
「現在、テレビニュースやインターネットなどでは、体調不良時にもロクに検査が受けられないという状況が発生していることが問題となっております。
多くの国民が、このような状況の中、“実際にはもっと感染者数は多いのではないか?”“政府は感染拡大を隠蔽しようとしているのではないか?”と不安を感じていますが、そんな中、紀子さまは時に政府の対応を支持するような発言もなさっております。
ある時など、検査数が少ないことは問題ないとして、”今はまだ特別な治療法があるわけでは、ないのですから、検査数を増やして医療機関を混乱させない方がよいでしょう“などと仰られることもありました」(秋篠宮家に近い皇室関係者)
もちろん、検査を行い新型肺炎であると発覚しても現在特別な治療法は存在しない。しかし、新型肺炎の感染が発覚すれば隔離&入院が必要であり、感染経路を調査する必要も生じる。
また、感染者数を正確に把握する上でも検査は必須であり、職員の中には紀子さまのこのような発言に疑問を持つ者も少なくないようだ。
感染拡大の隠ぺいをご所望
「もしかすると」と前置きをした上で、先の関係者は、紀子さまが現在の政府の姿勢を支持する理由について次のように推測を語った。
「紀子さまは、将来の悠仁さまの皇位継承を確実とするためにも4月の“立皇嗣の礼”を盛大に行い、何としてでも成功させたいとお考えになっております。
ところが、現在その“立皇嗣の礼”を成功させるうえで最大の障害となってるのが流行中の新型肺炎です。4月までに収束する可能性は低いとみられております。
ですので、“それならば”と紀子さまは、感染者数が少なめに見積もられるような検査の制限を支持されているのかもしれません」(前出の皇室関係者)
もちろん、秋篠宮家にとって4月に行われる「立皇嗣の礼」が極めて重要な儀式であることは間違いなく、この儀式を成功させたいという紀子さまのお気持ちも理解できる。
しかし、感染拡大の初期段階で、お誕生日の一般参賀の中止を決断された天皇陛下と比較して、その姿勢が対照的に映ってしまうことも事実だろう。