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文/編集部
お引越し準備で大忙しの上皇職
現在、3月末までにお引越し完了予定の上皇ご夫妻。最近では上皇陛下の体調が優れず、1月には意識を失い倒れられ、2月には風邪をひき発熱などの症状を起こされていたというが、職員らの助けも借りて何とかお引越しの準備も完了が近づいているようだ。
「3月末までに、引っ越しを完了させなければならないということで、現在仙洞御所は職員らが作業に追われ大忙しの状況です」(上皇ご夫妻に近い皇室関係者)
引っ越し完了の予定時期が迫ってはいるものの、代替わり後からこれまで延期が続けられてきたお引越しもようやく完了する見込みが立ったことで関係者はホッとしているという。
お出掛けをやめられない美智子さま
このような現在大忙しの状況であるが、それでも美智子さまは定期的にお出掛けを行っているようだ。
「先月、2月15日には、錦糸町で交通封鎖を行い上皇ご夫妻が外出されている姿が目撃されています。このご予定は、宮内庁などのスケジュールを見ても確認できないため、お忍びのお出掛けということでしょう。
もっとも、交通封鎖を行い、警備のバイクを何台も配置してお忍びというのもおかしな話ですが」(皇室ジャーナリスト)
以前、週刊誌等で、美智子さまがお出掛け機会を減らされたことが大きなストレスとなっているということが指摘されたが、大々的に公表してお出掛けを行う機会は減ったものの、お忍びでお出掛けをすることはあるようだ。
宮内庁幹部は激怒
実は、この上皇ご夫妻のお忍びでの外出は宮内庁全体で情報が共有されているわけではないという。
「この日のお出掛けは宮内庁の予定表にも載っておらず、宮内庁の職員にも一部上皇職の者にしか知られていないご予定でした。
また、この時期は、1月末に上皇陛下が気を失って倒れられてから2週間後、また天皇誕生日に行われる予定であった一般参賀の中止が発表された直後でもありましたから、事前にお出掛けのご予定を知らされていなかった宮内庁の幹部の一人は呆れた様子で“何も、こんな時期に出かけなくても”と口にしたそうです」(宮内庁関係者)
上皇陛下は風邪をひいたために、天皇陛下のお誕生日には陛下と会うことなく自室で過ごされた。
15日のお出掛けが風邪をひかれた直接の原因であったかは不明だが、新型肺炎やインフルエンザのウィルスが蔓延するこの寒い時期に、体調の優れない上皇陛下を連れまわしたことに関して、宮内庁の内部では問題だとする声も上がっているようだ。