上皇陛下

美智子さま、荷物残したまま“引越し”か「帽子は雅子さんが使えばいい」と慈愛の言葉

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文/編集部

高輪皇族邸に引越し「内定」

宮内庁は13日、延期が続いていた上皇ご夫妻の高輪皇族邸への引越しが31日に完了すると発表した。引っ越し作業を円滑に進めるため、19日より上皇ご夫妻は葉山御用邸(神奈川県葉山町)と御料牧場(栃木県高根沢町、芳賀町)に滞在する。

上皇ご夫妻が高輪皇族邸に引っ越された後、皇居の改修工事を進め、完了次第、天皇皇后両陛下と愛子さまが赤坂御所から移り住む。その後、バリアフリー工事などを施した赤坂御所に上皇ご夫妻が入居して「仙洞御所」となる予定だ。一連の引っ越し作業が終了するまで一年半ほどかかる見通しである。

「本来ならば引退された上皇ご夫妻が、空き家となっている吹上大宮御所に引っ越され、秋篠宮ご夫妻が東宮御所(現、東宮御所)に入られればそれで済む話でした。ですが美智子さまが、馴染みのある赤坂御所(旧、東宮御所)への引越しを希望されたので、話がややこしくなりました。

おかげで秋篠宮ご夫妻は総額60億円ほどかけて新居を建築。高輪皇族邸も60人の上皇職を入れるために大規模改修を行いました。美智子さまの“鶴の一声”で総額100億円ほどの雇用が生じたことになります」(宮内庁関係者)

まさに物は言いようだ。

未だに皇居(仙洞御所)には荷物が山済みとも…

前々から御代替わりすることは解っていたにもかかわらず、令和となり半年以上が建つにもかかわらず引っ越しが完了していないことに批判の声は大きい。「二重権威」を懸念する記事が週刊誌を賑わし、それを読まれた美智子さまが吐血されるほど苦しまれたという。

「皇居を陛下と雅子さまに譲らないことに対する批判が高まっていることを美智子さまは大変気にされており、我々は『今年度中に引っ越し完了させるように』と美智子さまから厳命を受けていました。

先に上皇陛下が倒れるという事件が起こり、周囲は『延期を検討されては?』と提案しましたが、美智子さまは『何より引越した概説です』と断言なされました。美智子さまがおられたのでは作業が進まないので、御用地に旅行に出てもらうことになりました。これで引っ越し作業が飛躍的に進むでしょう」(別の宮内庁関係者)

「立つ鳥跡を濁さず」は難しいか

このように3月末の引越し完了に向け、土壇場になって急ピッチに作業進んでいるようだ。だが3月末までに完了しないと、弱音を吐く関係者もいる。

「高輪皇族邸の改修工事は終わっていますが、荷物の搬送はまだ終わっていません…。海外から頂いた貴重品や、美智子さまの帽子のコレクションなど、取り扱いの難しい荷物がまだ多く残っています。

高輪皇族邸の倉庫は、皇居のものより手狭なため、これらの荷物が全部入りきらないのではないかと戦々恐々としています。美智子さまにそのことを伝えたところ『あの帽子は雅子さんが使えばいいでしょ。私は新しいのを買います』と仰られ…。もしかしたら荷物を皇居に残したまま引越し完了――。となるかもしれません」(仙洞御所関係者)

あまりに多い荷物を前に、立つ鳥跡を濁さずに引っ越しは難しいのかもしれない。


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