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文/編集部
欧州訪問中の佳子さま
現在、初の海外公務で欧州2カ国を訪問中の佳子さま。
現地メディアは佳子さまの動向について一面で報じるなど歓迎ムードに包まれているが、国内では相変わらず冷ややかな反応が続いている。
連日TVを賑わせる”佳子さま報道”の熱量と、WEBニュースに寄せられるコメントには大きな隔たりがある。
ネット上では”品がない””税金を使ってすること?””まるで旅行気分”など、辛辣な意見が散見されるが、秋篠宮家、そして佳子さまご本人は、この国民の声をどのように受け止められているのだろうか。
佳子さま一色の報道に疑問の声
眞子さまの問題を巡って激化した秋篠宮家への抗議の嵐。
宮内庁には今も、連日秋篠宮家に対する意見が寄せられているそうだ。
「ここ数日はかなりの件数の意見が寄せられているようで、相変わらず現場の者たちだけが疲弊していく構図は変わらない、とのため息も聞こえてきます。
災害が相次ぎ、千葉県や全国の被災者は現在も懸命な復旧作業で日々疲弊しているのです。
あらかじめ日程が決まっていたとはいえ、豪華絢爛な佳子さまの旅程を連日報じることには首を傾げるしかありません」(皇室記者)
元々国民からの関心度が高い佳子さまだが、従来の皇室報道とは一線を画す取り上げ方には、秋篠宮家に対する何らかの”忖度”があるのではないかと感じる国民も多いようだ。
その真偽は別としても、帰国後もしばらく電話が鳴りやまない状況が続くと見込まれている。
ボランティアに近い形で
そんな状況ではあるが、意外なことに、水面下では佳子さまの”全国行脚”の計画が目下進行中だという。
「これまでの充電期間を経て、佳子さまは公務に非常に意欲的になられています。また、国民からの厳しい声に、真摯に耳を傾けていかねばならぬというお気持があるのでしょう。
具体的にどういったご活動になるかは両殿下ともよくご相談されたうえでお決めになられることになりますが、佳子さまからは”一個人として被災地や何らかの支援の場で活動する機会が欲しい”とのご希望を伝えられているそうです。
お立場上”一個人として”というのは非常に困難かとは思いますが、それに近い形で、公的活動に携わっていく機会を増やされるのではないでしょうか」(秋篠宮家関係者)
思えば、姉の眞子さまも大学生当時、身分を隠してボランティアに励まれたと報じられたことがあった。国内情勢を見ると、千葉県では台風の被害がひどく、いまだに生活が復旧していない地域があるという。先に発表された紀子さまの誕生日文書などで、台風被災者に全く触れていなかったことが問題視された。この汚名挽回こそが、佳子さまに課せられた最初の課題なのかもしれない。
佳子さまが国内でご活躍される日を待ち望む人も多いだろう。そのお姿を刮目し見守りたい。