美智子さま

「美智子さま写真展」開催! 「目立ち過ぎでは…」宮内庁が苦慮する令和の旧象徴

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文/編集部

美智子さま「写真展」開催

10月2日~14日横浜そごうにて美智子さまの写真展「美智子さまの時代」開催が開催される。ご成婚前の若かりし頃の秘蔵写真から、現在まで様々な写真が展示されるようである。

「美智子さま写真展は、朝日新聞社が主催し、今年は代替わり後の5月にも開催されました。平成の時代、天皇陛下とともに国民によりそい歩んでこられた美智子さまのお姿を記録した写真を展示することに深い意義があると認める国民や専門家もいる一方で、“年に2度も開催する必要があるのか?”“令和の新時代になったのに、美智子さまの時代とはどういうことなのか?”と疑問を呈する声もあるようです」(皇室ジャーナリスト)

改元前には、「陛下が退位された後には、新皇后よりも目立ってはいけない」などとも語っていたという美智子さま。なるべく静かにひっそりと暮らしたいというご本人の想いとは裏腹に、いまだ、そのご様子がマスコミでも大きく取り上げられ、写真展まで開催されてしまうというのは、かつての偉大な象徴ゆえの悩みでもあるようだ。

ミッチーブームを巻き起こした美智子さまの美貌

上皇陛下と美智子さまのご成婚当時は、当時の皇太子であった陛下が、平民である美智子さまと「恋愛結婚」をしたことが大々的に報じられ、今日に続く皇室のテレビ・週刊誌報道の先駆けとなった。

ミッチー・ブームとも呼ばれ大変な社会現象ともなった上皇陛下と美智子さまのご結婚だが、これほどの話題となった理由の一つが美智子さまの美しさにあったようだ。

若かりし頃の美智子さま

「美智子さまの時代」写真展では、日本中がミッチーブームに湧きたった当時の若かりし頃の写真も展示される。さらに、それ以前の貴重な幼少時のお写真、ご学友との日々、テニスコートの出会い、そして、皇室入りされて以降のお姿などなどまさに美智子さまがこれまでの人生で歩まれた道の全てが詰まった写真展となっている。

宮内庁は旧象徴の目立ちすぎを懸念

このような写真店の開催を喜ぶ声が上がる一方で、宮内庁の一部職員などは、美智子さまの「目立ちすぎ」を懸念しているようだ。ある宮内庁関係者は次のように語る。

「上皇陛下が退位される以前には、“新皇后よりも目立ってはいけない”と公の活動や、メディアへの露出を控えるように宣言されていた美智子さまですが、実際には、改元以降も様々な場所へ出かけては、変わることなくメディアから注目を集め続けており宮内庁の一部職員の間では“さすがに目立ち過ぎでは?”と懸念の声を口にする者も少なくありません。

特に、宮内庁幹部の一人などは美智子さまの写真展の題名ともなっている“美智子さまの時代”という言葉に強い違和感を抱いている様子で、“現在は令和の新時代であり、今上陛下と雅子さまの時代のはずだ”と一時は主催もとへの抗議文を発表する計画まで立てられたようです」(宮内庁関係者)

この関係者の話によると、このように激昂する職員がいる一方で、「所詮は旧象徴に過ぎないのだから好きにやらせておけばいい」と醒めた視線で眺める職員もいるようで、宮内庁の内部でもその反応は様々であるようだ。

ともあれ、上皇陛下の退位以降、一切の公の活動から退きながら、なおこれほど多くのメディアや国民の注目や関心を集め続ける美智子さまは、やはり偉大な皇后であったと認めるべきだろう。


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