上皇陛下

美智子さま、雅子さまに「皇居に移るのは、5年待ちなさい!」のご忠告 宮内庁、居直り発言に困惑

文/編集部

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乳がん手術後、経過良好の美智子さま

上皇后美智子さまは9月8日、入院していた東大病院で左胸の乳がんの摘出手術を受けられ手術を終えた2日後の10日午後に退院された。宮内庁は手術は無事に終了し、術後の経過も順調であると発表している。

手術では、直径1センチ程度と想定したがん組織を中心に、直径5センチ程度を摘出したが、摘出した組織を検査したところ、周辺部にがんは広がっておらず、今後再発の確率も低いとみられており、周囲の者はほっと胸をなでおろしていたという。




お引越し作業の遅れが問題に

今回のガン手術の前には上皇ご夫妻の皇居からのお引越し作業の遅れが懸念されていた。宮内庁の計画で、改元前には、「早ければ夏でもお引越しを……」と予定されていたのが、すでに2ヶ月以上の遅れが発生している。

とはいえ、それも無理のない話で、なにしろ皇居の荷物は膨大な量に上る。さらに、それらの膨大な量の荷物のうちの多くが外国ご訪問時や来日した賓客からいただいたプレゼント、即位などの際のお祝い品、献上品などといった非常に貴重な記念品なのである。

さすがにこれらの品々に職員らが手を付けるわけにはいかず、一向に進む気配のない引っ越し作業に職員らはほとほと困り果てているようである。

前回お住まいを移されたのは、ご即位から約5年後の93年12月でした。そのときに赤坂御所から運び出された荷物は、なんと2トントラック延べ100台分にも上りました。

さらに、今回は平成の時代に外国ご訪問時や来日した賓客からいただいたプレゼント、即位などの際のお祝い品も膨大な量に上り、前回のお引越し時の倍ほどの量のお荷物を整理しなくてはならないとも言われています(皇室ジャーナリスト)

皇居は天皇陛下がお住まいになるところというのが、宮内庁内部における基本的な了解であり、このお引越し作業の遅れを深刻な問題として捉えている職員も少なくないようだ。

手術後にはお引っ越しを再開するも

手術前には、体力の低下の問題や、様々な外出のご予定などもあって1日1時間程度の作業でゆっくりとお引越しの準備を進められていた美智子さまだが、手術が終わり退院してからはなんと連日朝早くから夜遅くまでお荷物の整理をされているそうだ。

ガン手術からの退院直後ということもあり、側近の職員が「ご無理をなさらず」と声をかけるも、「そうはいかないのよ」とご老体に鞭打ちながら作業を進めていたようである。ある皇室関係者は次のように語る。

「とはいえ、作業量は膨大であり簡単に進められるものではありません皇居には1万冊以上の蔵書がありますが、これらの蔵書も非常に貴重な古書なども多く含まれており、職員が勝手に整理するわけにはいきませんから、美智子さまご本人が1冊1冊実際にご自身の目で確認されて仕分けをされております(皇室関係者)




引っ越しまでに5年ほどかかる可能性

現在では、朝から晩まで熱心にお荷物の整理をされている美智子さまだが、一向に終わる気配のないお引っ越し作業に苛立ってのことか、周囲の者たちに対して冗談まじりのある言葉を口にされたこともあるという。

ある時などは、美智子さまは周囲の者たちに『(天皇皇后両陛下に)皇居に移るのは5年くらい待ってもらおうかしら?』などと口にされたこともあったようです。

上皇陛下と美智子が皇居に移られたのは、上皇陛下が天皇に即位されてから5年後でしたから、おそらく、今上陛下と雅子さまに対しても、『同じくらい待ちない』という意味の冗談、もしくはご教育だったのだと思います。

ですが、職員の中にはお引越し作業の遅れを非常に深刻な問題として考えている者も少なくありませんから、それを聞いた職員らは皆一様に困惑しながら、ひきつったような笑みを浮かべていました」(前出の皇室関係者)

いくらなんでも笑えない冗談だったということだろうか。まさか、本当に天皇皇后両陛下が皇居へお移りになるまでに5年もかかるようなことはないと思いたいが。

https://kikunomon.news/article/12155

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