雅子さま

美智子さま、雅子さま「お手振り無し」に苦言 「ずっとお手振りしてこそ、公務です」

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文/編集部

美智子さまvs.雅子さま

雅子さまは、9月28日より1泊2日の予定で、国体開会式に出席するため茨城に出向かれた。現地までの行程は、令和初となる『お召し列車』での移動となった。

東京駅から勝田駅まで90分ほどかかるが、この間、雅子さまが「ずっとお手振り」をしていなかったことが一部週刊誌などで取り上げられ騒ぎとなっている。ある皇室ジャーナリストは次のように言う。

「上皇陛下と美智子さまの時代には、お召し列車での移動の間、食事などの時間を除き、基本的にずっとお手振りをなさっていました。ところが今回の天皇陛下と雅子さまの移動には、お召し列車にカーテンがかかっており、90分間常にお手振りという状況ではありませんでした。

この差が一部報道で殊更に大きく取り上げられています。もちろん天皇陛下と雅子さまは、移動のあいだ一度もお手振りされなかったわけではありませんが、美智子さまの代では、何十分もお手振りし続けることが当然となっていたために、この差が際立ってしまったようです」(皇室ジャーナリスト)

美智子さまが、お手振りをする理由

高速で走る電車の車内など、沿道からほとんど垣間見ることはできない。にもかかわらず、上皇陛下と美智子さまが移動中もずっと「お手振り」をされる理由は何なのであろうか? ある宮内庁関係者は次のように実情を話す。

「移動中のお手振りを重要視するのは美智子さまの考えです。とりわけお召し列車での移動の際は、全国から鉄道ファンが集まり、写真を撮り続けます。彼らに居眠りしている姿を撮られるわけにもいきません。いわば『どんなときにも最高の笑顔を撮ってもらいたい』という美智子さまの深謀遠慮なのです。

一方、雅子さまはご体調もあり、過度な露出は疲労に繋がる恐れもあります。そのような配慮から移動中のお手振りをおやめになられたのでしょう。だからといって全く『お手振り』をしなかったわけではありません。到着駅などでは、集まった方々に笑顔で『お手振り』されていました」(宮内庁関係者)

お手振りこそ、公務です

このように体調を配慮しての雅子さまは90分ずっとの『お手振り』を回避されたようだ。だがこの雅子さまの『お手振り無し』に眉を顰めたが、ほかならぬ美智子さまだ。

「テレビや週刊誌が『お手振り』される美智子さまで溢れていることからも解るように、美智子さまは皇室が国民に寄り添うための最高の手段の一つが『お手振り』であるとお考えです。

一方、雅子さまは、皇太子妃時代から時折、メディアから好奇の目を避けるため移動中にカーテンをお締めになることがありました。そのたびに美智子さまは眉を顰めていらっしゃいました。

今回の雅子さま『お手振り無し』という報道を受け、美智子さまは『ずっとお手振りしてこそ、公務です』と苦言を呈したに違いありません。それこそが美智子さまが30年間ずっと大切にしてきた公務の姿なのですから…」(前同・宮内庁関係者)

だが一方で、平成の世の皇室の姿は「国民に寄り過ぎた」という批判もある。果して国民が望むものは、90分間休憩なしの「お手振り」なのだろうか?


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