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文責/二コラ・ライト
2週間後に即位式
来る10月22日、天皇陛下の即位礼正殿の儀が行われる。
即位を内外に宣言する「即位礼正殿の儀」には国の内外から1000名近い参列者が予想され、ここ数十年来で最大の国家行事となることは間違いない。
二週間後には高御座に上られ、古式豊かな伝統衣装を身にまとった天皇陛下がそのお姿を国民の前に現す。当初不安視されていた皇后陛下・雅子さまの体調も万全であり、陛下が即位される姿を見られることを心待ちにしている国民も多いことだろう。
即位パレードの懸念
しかし、一つだけ、懸念事項があるのも事実だ。それは、即位礼正殿の儀を終えた天皇陛下と皇后雅子さまを乗せたオープンカーが都内を走る「祝賀御列の儀/即位パレード」である。
さる5月21日、安倍晋三内閣総理大臣が委員長を務める「天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会」は即位パレードの経路を以下のように決定していたのだが、ここに一つの「懸念」が浮上したのである。
「祝賀御列の儀」経路:
皇居・宮殿~二重橋前交差点~桜田門交差点~国会議事堂正門前~憲政記念館前交差点~国立国会図書館前~平河町交差点~都道府県会館前~赤坂御用地南門前~青山一丁目交差点~権田原交差点~信濃町~赤坂御所(合計約4.6km)
政府広報から抜粋
以下の日経新聞の作成した経路図を見ると、即位の礼が行われた後に皇居を出発して、国家の要所をめぐり、お住まいのある赤坂御所へ向かうコースで、平成の即位パレードとほぼ同じであり、一見、何にも問題がないように見える。

日経新聞の隠蔽体質
しかし、赤坂御所の前に注目してほしい。日経新聞の作成した地図では隠蔽されているのだが、赤坂御所に入る曲がり角は、実は信濃町なのである。
勘の鋭い読者ならお分かりだと思うが、信濃町は宗教団体・創価学会の本部であり、池田大作の住まいもある。そして、新しく皇后陛下になられた雅子さまは創価学会に入信しているという噂があるということは有名だ。
パレードのコース終着点に信濃町が含まれていることと雅子様の学会員疑惑は関係があるのだろうか? 創価学会に詳しい宗教ジャーナリストに話を聞くことができた。
雅子さまは学会員ではありません。
宗教ジャーナリストはこう言う。
「雅子さまが創価学会員であるというのは裏付けがありませんし、おそらくデマでしょう。創価学会は普通の人が思ってる以上にオープンな組織であり、仮に皇族に学会員がいたら、「疑惑」なんていうレベルじゃなく、もっとおおっぴらに話すと思います」
続けて宗教ジャーナリストが言うには雅子さまが学会員だというのはデマだそうだ。
「例えば、有名なこの写真ですが、雅子様の嫁入り前には小和田家そろって新潟の浄土真宗のお寺に墓参りしている様子も報道されていますね。創価学会にしてみれば浄土真宗は邪道中の邪道ですから、墓参りしている姿を見られたら創価学会にはいられませんよ。少なくとも小和田家が学会員というのは間違いでしょう」

では、パレードのコースに信濃町が含まれたことは「偶然」ということなのだろうか。宗教ジャーナリストは「私は、偶然だと思います」と言いつつも、こう続ける。
「しかし、雅子さまに創価学会員疑惑があることは有名な話ですから、信濃町を避けるルートも検討できたはずです。政府はどうしてわざわざ信濃町を終点にしたんでしょう。」
「創価学会の町」をわざわざ選んだ政府
確かに、検討されていたルートの中には信濃町を避けて赤坂御所に至るルートもあった(下記参照)。政府が皇室に「創価疑惑」という、危ない橋をわざわざ渡らせたという言い方もできなくもない。

3つのルートから意図的に信濃町ルートを選んだ。。。
「今は即位フィーバーの勢いで、少々過剰な「雅子さまアゲ」のムードですから、なにも問題にする人はいないでしょうが、数年後にまた雅子さまの体調が悪化された際に、「即位パレードで信濃町を通った」云々、と揚げ足をとられてしまう危険性もあります。ご成婚パレードと同じコースにすれば信濃町を避けられましたのに…」
確かに、疑惑を補強するようなことをあえてするのは得策ではない。
最近では、「即位礼正殿の儀」の要領が参列者の負担を軽減するように改良されたことを、「雅子さまシフト」と題して好意的に報道した週刊誌もあった。
政府としては、おそらく総合的な判断から即位式の要領に改良を加えたのだろうし、今回のパレードの経路も警備のしやすさ等が考慮された結果であろう。しかし、今後、それを「雅子さまが皇室の伝統行事を嫌っている」そして、「それは雅子様が創価学会員だからだ」という批判が生まれる危険もぬぐえない。
危うい令和流…
「いずれにせよ、雅子様が創価学会員というのは事実無根ではありますが、無い腹を探られるほど不愉快なことはありませんから、無駄な懸念を生まないように、政府にはきちんとしてほしかったですね。世間では「令和流」の一言で、何をしてもアゲられている状況が続いていますが、一歩間違えれば逆に触れる可能性のある危うい熱狂です。この信濃町ルートが今後批判対象にならないとは限りませんので。」
確かに雅子様の体調も回復しているとはいえ、まだ万全ではない。即位礼や即位パレードでお姿を見られるのはうれしい限りだが、一部の公務や祭祀には体調が悪く、お出ましを控えられているのも現実だ。
この「創価学会タウンルート」が今後、雅子様へのバッシングが再熱した際に、バッシングの口実にされてしまうリスクも政府は考えるべきだったのではないだろうか。
何かお墓が不自然ですね。下の部分は新しいけど上の墓石がかなり古そう。表には何て書いてあるのか見えないですね。後真っ赤なクリスマスの様なロウソクも初めて見ました