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文/一条あやか
「国民祭典」「祝賀パレード」が迫る中、雅子さまドラマ化
11月9日の「国民祭典」と、10日の「祝賀パレード」がいよいよ迫ってきた。「国民祭典」ではアイドルグループ・嵐のパフォーマンスが予定されており、天皇皇后両陛下もお出ましになる予定だ。また「祝賀パレード」は、御代替わりに伴う一連の儀式の中で最も華やかな催しであり、国民の関心も高い。
そんな注目度の高い11月10日に、雅子さまの半生がドラマ化され、フジテレビ系列で放送される予定だ。主演は美村里江さんで、雅子さまを尊敬する週刊誌記者を演じる。天皇陛下や雅子さまは実際のニュース映像などを用いて放映する予定だ。「ドラマ」とは銘打っているが、実際には「ドキュメンタリー」に近い構成になるという。
美智子さま「ご苦言」
この「雅子さまドラマ化」に、あえて苦言を呈されたのは美智子さまだという。10月下旬にこのドラマ化の話を耳にするや次のよう反応されたという。
「美智子さまは、雅子さまの半生をドラマ化し、その中で“週刊誌記者”が主演の役になると聞き、『あら~。一昔前の雅子さんバッシングを主導していたのは週刊誌だったわね。ドラマでもバッシングされちゃうのかしら…。かわいそうね~』と仰ったそうです。
そこで職員の一人が『主役は“雅子さまを尊敬する”記者とのことです』と捕捉しますと、美智子さまは血相を変え『あなた。昔の週刊誌の雅子さんバッシングを知っているでしょ? 雅子さんを尊敬する記者なんていたのかしら。ウソはいけないわね。雅子さんを神格化するような内容じゃいけないわ。ちゃんと良い面と悪い面の二つを放送しないと!』と述べられたそうです。
そこでさらに別の職員が『雅子さまの適応障害などについても触れられるそうです』と捕捉したところ、美智子さまは顔色を変え『私は何も雅子さんにしていないわ!』と意味深な発言が飛び出し、職員一同冷や汗ものだったそうです…」(上皇后に近しい関係者)
仲の良い嫁姑というのは珍しい。美智子さまと雅子さまとの仲が「微妙」なものであったことは、これまで幾度も報じれてきた通りだ。この関係は立場が逆転した今や、美智子さまにとって重荷になっているのかもしれない。
かつては美智子さま役に「桐谷美玲さん」を希望
かつて皇族のドラマ化は極めてタブーであったが、近年ではドラマ化や漫画化が相次いでいる。
御代替わりの前にはドラマ「プリンセス美智子さま物語」が放送され話題となった。ところで、このドラマが制作されると知るや、美智子さまは大変興味深いことを周囲に述べていたという。
「美智子さまは、ご自身がドラマ化されると聞くや、『誰が美智子さま役を演じるのか?』を大変気にされていました…。しばしば職員は『桐谷美玲さんなんて私の若い時に似ているわね。ピッタリじゃないかしら』など聞かれ、『その通りだと思います』と答えることしかできませんでした…」(同前・上皇后に近いしい関係者)
幸いにも美智子さまの要望がテレビ制作局に伝えられることはなかったという。東宮女官長の視点から物語が進み、肝心の美智子さまは「後ろ姿」だけの映像になるなど様々な配慮がなされた。次回、美智子さまのドラマが制作される暁には、桐谷美玲さんが美智子さま役になることを願わずにはいられない。