秋篠宮家

秋篠宮家バッシングは災いをもたらす? 過激な言論に「警鐘」 (宮本タケロウ)

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文/宮本タケロウ

大嘗祭の実施

一世一代の神事、大嘗祭が行われた。「大嘗宮の儀」について、宮中祭祀に詳しい人物はこう語る。

「儀式の中で陛下は日本各地の食物を食すわけですが、この食べ物は「庭積(にわづみ)の机代物(つくえしろもの)」と呼ばれます。自然の神々から賜る食べ物の豊かさを示しますね。大嘗祭は農耕民族の『収穫祭』とも言えるでしょう」と話す。

神々との宴、大嘗祭

大嘗宮の儀は端的に言えば、身を清めて神様に食べ物を備え、自らも共に食する儀式である。真っ白い祭服に着替えた陛下が松明の明かりの中、調理した神々へのお供え物、アワビの煮物などや、白酒、黒酒を、陛下自ら次々と神にささげる。 

(悠紀殿に向かわれる上皇陛下(平成の大嘗祭))

「即位礼の時は盛んにテレビが「平安絵巻が現在によみがえったよう!」と言っていましたが、この大嘗宮の儀は第40代の天武天皇(673年)の時から行われているものですから、飛鳥時代から行われている儀式です。それに、白木の宮でコメや魚を神にお供えするわけですから、飛鳥時代どころか稲作が始まった弥生時代から似たような儀式はきっと行われてきたでしょう」(宮中祭祀に詳しい人物)

弥生時代がよみがえる?大嘗祭

考古学時代に遡る起源を持つ儀式を7世紀から延々と続けている国は世界広しと言えどもそうそうないだろう。悠久の歴史を誇る皇室ならではの儀式だ

(大嘗宮の図、提供:産経新聞)

神との饗宴が行われるのは「悠紀」殿

今回は、この儀式が行われた場所に注目したい。陛下が神々と供食される大嘗宮の一画の名前は「悠紀殿」というところだ。

宮中祭祀に詳しい人物は「悠紀殿」に着目した筆者にこう語る。

「神々に国家・国民の安泰と五穀豊穣に感謝し、祈る御告文(おつげぶみ)を読み上げ、続いて直来(なおらい)として同じものを召し上がるのが大嘗宮の儀の本義ですが、純白の再服に着替えた陛下がまずこれを行うのが『悠紀殿』です。漢字をみれば分かる通り、悠仁さまの「悠」に紀子さまの「紀」です」(宮中祭祀に詳しい人物)

ー悠仁さまと紀子さまの漢字ですが、これは何か神秘的な「シンクロニシティ」を感じますね。(筆者)

「ま、単なる偶然でしょうが(笑)、確かに神秘的なものを感じます。雅(みやび)やかで徳と愛に満ちているのは天皇家ですが、神々の系譜を伝える伝統を繋いでいくのは「悠」と「紀」です、ということですね」 (宮中祭祀に詳しい人物)

大嘗祭が行われるのは「秋」

11月は「秋」だ。一世一代の宮中祭祀が、「秋」という季節に行われるのも偶然という名の必然を感じる。

「日本は言霊信仰の国ですからね。「名称は思考を縛る」と言いますし、今上陛下が悠仁さまと紀子さまの名前が着いた『悠紀殿』で『秋』のただなかに神との供食を行うのも神話的な出来事だと思います。誰が何と言おうと神様が秋篠宮家を応援していることは間違いないでしょう」 (宮中祭祀に詳しい人物)

小室圭さん結婚問題を機に、根拠不明の流言で誹謗中傷が激しい秋篠宮家だが、天照大御神をはじめ、日本の神々は秋篠宮家の味方だそうだ。

しかし、そんな秋篠宮家の悪く言う国民を神様はどう思うのだろう。まさか、秋篠宮家の悪口を言う人は呪われてしまうのではないだろうか。

秋篠宮家を悪く言う人は呪われる?

前述の宮中祭祀に詳しい人物は民間信仰にも詳しいらしく、こう教えてくれた。

「ま、日本の神様は祟り神で、荒ぶる神様もいますが、基本的に誰かの悪口を言う人に罰を与えるとか、呪うとか、そういうことをするのはキツネやタヌキといった低級な霊しかいません。が、秋篠宮家や天皇家は動物を可愛がって飼っていらっしゃいますね。愛子様が迷い犬を飼われたのは有名な話です。そういう皇室に可愛がられている動物の霊が、皇室を悪く言う人を呪うという可能性はあります」(宮中祭祀に詳しい人物)

(迷い犬をかわいがる愛子内親王殿下)

なるほど。皇室の悪口を言うと動物の霊に憑かれるらしい。恐ろしい話だ。

大嘗祭で天皇陛下は、国家安寧と人々の平安を祈られた。

ヤフコメやツイッターで秋篠宮家バッシングを続ける人がタヌキやキツネの霊に呪われることがないことを祈るばかりだ。


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