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文/新藤幸人
大嘗祭始まる
いよいよ本日夕刻より、「大嘗祭」が古式ゆかしく斎行される。「大嘗祭」は、毎年11月に行われる「新嘗祭」を新天皇の即位後初めて行うものであり、一世一代の最も重要な宮中祭祀。皇居には12日、全国47都道府県から221品目の特産品が届けられた。天皇陛下は「御祭服(ごさいふく)」と呼ばれる最も格式の高い白い装束に身を包んで儀式に臨まれ、11月14日の翌日未明まで国の安寧や五穀豊穣を祈られる。
儀式に先立ち、12日午後から皇居・正門の内側で「大嘗祭前二日大祓」が執り行われ、天皇陛下をはじめ、皇族方を代表して常陸宮さま、儀式に関わる宮内庁職員らが御祓を受けた。大嘗祭には、雅子さま、秋篠宮ご夫妻ら皇族方のほか、安倍総理ら三権の長や各界代表者ら合わせて675人が参列する。
大嘗祭は、稲作農業を中心とした我が国の社会に古くから伝承されてきた収穫儀礼 に根ざしたものであり、天皇が即位後、初めて、大嘗宮において、新穀を皇祖及び 天神地祇にお供えになって、みずからお召し上がりになり、皇祖及び天神地祇に対し 安寧と五穀豊穣などを感謝されるとともに、国家・国民のために安寧と五穀豊穣など を祈念される儀式である。それは、皇位の継承があったときは、必ず挙行すべきものとされ、皇室の長い伝統を受け継いだ、皇位継承に伴う一世に一度の重要な儀式である。
平成元年12月21日 閣議口頭了解(「即位の礼」・大嘗祭の挙行等について)の別紙より
内廷費で執り行うべき、とのご発言が波紋
大嘗祭は法で定められる国事行為ではないが、皇室の公的な行事ある。7世紀後半、第40代天武天皇の時代から行われる最古の宮中祭祀であり、皇位の世襲制が憲法で定められている我が国にとって非常に重要な皇位継承儀礼である。その公的な性格が認められており、今回の「大嘗祭」の費用に関しても、政府は平成を踏襲しその費用を「宮廷費」から支出することを決定していた。
これについて、秋篠宮殿下は昨年11月の記者会見で「宗教色が強いもので、私費である内廷費で執り行うべきでは」といったご発言をされ、“政治的ご発言では無いか”などと波紋を呼んだ。
なぜご高齢の常陸宮さまが?
また今回「大嘗祭前二日大祓」に、皇位継承順位一位で事実上の皇太子である秋篠宮殿下ではなく、 ご高齢の常陸宮さまが車椅子でご参列されたことがネット上で波紋を呼んだ。
「昨年の『内廷費で行うべき』といったご発言も影響して“参列拒否か?”など様々な憶測を呼んでいます。『大嘗祭』の性格上、そういった些細に関しては『あくまでも秘事である』とされる可能性もありますね。今の所、続報はありません」(皇室ジャーナリスト)
この件を巡って、国民から殿下に対する疑念が噴出する事態となってしまった。長女の眞子さまのご婚約問題が長引く中、殿下の「ご体調不良」も懸念されていたが…。
「ここのところ殿下はご体調が優れないと聞きます。大嘗祭は体力勝負の儀式ですから、“体力温存”した可能性は高いでしょう。何処かで必ず御祓は受けられているかと思いますよ。それにしても、先日のパレードでも秋篠宮両殿下のお姿が殆ど中継に映らなかったこともありますし、殿下の近況が益々心配ですね」(同前・皇室ジャーナリスト)
43億円の邸宅と、27億円の大嘗祭
また今回の大嘗祭では費用面での懸念から、大嘗宮の屋根が伝統的な茅葺きから板葺きに変更された。宮内庁関係者は「茅の調達と職人の確保が難しく、儀式終了後速やかに解体されることなどから、コストの面も考慮しやむを得ず変更した」としたが、「大嘗祭の千三百年の歴史で、大嘗宮から茅葺き屋根が姿を消すのは初めてのこと。後々まで禍根を残しかねない」と反対意見を述べる幹部もいたそうだ。
皇室記者は以下のように述べる。
「秋篠宮殿下の『身の丈にあった儀式』とのご発言も、この“簡素化”の一つの要因と言えるでしょう。ですが、秋篠宮家の仮住まいに約10億円、新居に約33億円の計43億円が投じられている件を考慮すると、大きな矛盾を感じる国民も多いようですね。大嘗祭の費用は27億円ですから」(皇室記者)
御代替わりに伴い宮邸を改築する事に異論はないが、その費用が天皇陛下の一世一代の重要祭祀の費用を大幅に上回る件について、確かにチグハグな印象が拭えない。せめて今回の「大祓」ご欠席について、国民の理解を得られるよう十分な説明があるとよいのだが。
内廷皇族でない者が、内廷費の話をするべきではないでしょう。
越権行為です。
今上陛下が、秋篠宮邸新築について意見されました
か?
次男だからいいだろうと言われ、甘やかされてきた結果が、今の体たらくです。
帝王学
外国語
式典の所作、マナー
皇室の伝統
全く学ばず。
学んだのは、女たらしと、皇族特権のお金の無駄遣い。