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上皇后美智子さま乳がん手術
宮内庁は9日、上皇后美智子さまの左乳腺に悪性を疑わせる所見が認められ、検査の結果、比較的早期の乳がんが発見された。
宮内庁によると7月12日の健康診断で左乳腺に腫瘍が発見され、同月15日の東京大学付属病院でのMRI検査と、今月2日の宮内庁病院での生体検査をを通して早期の乳がんと診断された。
8月下旬の静養後に手術を受けられるという。
関係者からは驚きと懸念の声も
美智子さまは今年の6月には白内障手術の手術を受けられ、心不全への不安から、近く心臓検査を受けられる予定であった。
しかし、乳がんであるとの報道はこれまでなされてこなかった。今回の報を受け、宮内庁に務める関係者に電話取材したところ「宮内庁職員の大半にとって、今回のニュースは寝耳に水のはずです。“報道を聞いて驚いた”というのが率直な感想です」と述べつつ、次のような美智子さまについて次のように回答した。
「美智子さまは、今年に入ってから、日課となっている皇居内の朝の散策後に息を切らされたり、めまいを起こされたりといった症状が目立つようになっていました。
しかし、おそらくですが、今回発覚した乳がんは、それらの息切れやめまいといった症状と直接の関係はないと思われますが…」(前同)
突然の乳がんの報告に関係者も一様に驚きを持って迎えているようだ。
お身体への負担も
高齢の身体にメスを入れると、どうしても傷の回復やリハビリに長期間かかってしまう。先の宮内庁関係者はまた次のように美智子さまの健康管理状態に懸念の声も述べた。
「上皇陛下のご退位前には、“公務を離れないために”と体調の悪化に際しても、手術や病名の公表を先延ばしにすることもしばしばございました。
改元前には、かなりのご無理をされていたのだと思います。今回は早期に手術を決断されましたが、ご無事と一刻も早い回復を祈っています」(同前)
御代替わり前には、相当な無理をされていた上皇后美智子さまだが、ご無事と早期の回復を願うばかりである。
(編集部)