小室問題

小室圭さんを絶対擁護! 無責任なバッシングは「ネットいじめ」(宮本タケロウ)

文/宮本タケロウ Twitter

小室圭さんを擁護する声

潮目が変わり始めたな…私が感じたのは他でもない、秋篠宮家の長女・眞子内親王と婚約延期の小室圭さんのことである。

今年も残すところ1ヶ月となり、婚約延期期限の来年2月まで3カ月となった。婚約中止をした方が良いという国民の声が多いのは本サイトでもお伝えした通りだが、今年の前半はちらほらと小室さんを擁護する声が聞こえたのも事実だ。

まず、ジャーナリストの元木昌彦氏(元講談社編集長)はこう述べる。

こうした小室母子バッシングともいえる一連の報道を見ていて、私は違和感をおぼえて仕方がなかった。どのメディアも元婚約者の証言のおかしさを追及しない。(中略)

週刊誌やワイドショーは裏も取らずに、そのまま流してしまう。その話をもとに、「小室圭は眞子さんの婿にはふさわしくない」という風評をメディアが作り出していったのである。

元木昌彦 プレジデントオンライン(2019年3月5日)

元木氏は、ニューヨークまで小室さんを追いかけまわす異常さに警鐘を鳴らす。

以後、小室母子に人権もプライバシーもないかのごとき報道があふれ、彼らの人格を否定する内容のものまで出回ったのである。皇族の婚約者というだけで、これほど一般人をたたくメディアスクラムが起きた例を、寡聞にして私は知らない。(中略)

ニューヨークまで出張って小室圭を追いかけ回すに至っては、メディアは正常な判断ができなくなっているのではないかと思わざるを得ない。

同上
(ニューヨークにまで追い回される小室さん:TV番組「グッディ」)

小室さんバッシングは「ネットいじめ」…

思うに、小室さんバッシングの背後には、高貴な存在を貶めたいという大衆心理が働いているのではないか。web作家の御田寺圭氏に至っては小室さんへの批判を「ネットいじめ」と断罪する。

私たちはメディアの報道をもとに、(大半の人は彼に直接会ったことなどないにもかかわらず)小室さんに対してこうした予断を抱き、「女性皇族の結婚相手として、彼はふさわしくないのではないか」という空気を生み出すことに加担しているのではないだろうか。

最近のことばでいえば「ネットいじめ」に近いのではないかとすら感じる。

――私はあえて、こうした世間の「小室さんバッシング」の風潮に対して、あまりにも無責任ではないか、と言いたい。

御田寺圭「なぜ「小室圭さんは、いくら叩いても構わない」風潮が生まれたのか」現代ビジネス2019年2月21日

御田寺氏はさらに 「執拗な小室さんへのバッシング、彼の『弱さ』やある種の『至らなさ』を『人として治しようのない欠陥』であるかのように批判するさまは、この社会全体が『男尊女卑』を強固に内面化していることの証左であるように思える」 と、小室さんバッシングに走る社会と大衆心理を批判する。

宮本タケロウは小室圭さんを断固擁護します

これらの意見に、私は賛成する。確かに客観的に「小室圭さんが頼りない」は事実であろうが、同時に小室さんはマスコミによって過度に、異常に人格否定されていることも事実だからだ。

失礼な物言いかもしれないが、高円宮家の女王殿下らと結婚された守谷慧さんや千家国麿さんにも、仮に何重もの粗探しをすれば何らかの親族トラブル・バッシング材料ぐらい出てくるだろう。また、寛仁親王妃の信子殿下は実兄が安倍政権の親玉・麻生太郎だが、それにはダンマリで良いのか?

本サイトの読者なら、「人格否定」によって苦しんだ皇后陛下が病に臥せったことを、よもや覚えていないはずがあるまい。令和になっても、なぜそれを繰り返そうとするのか、私には分からない。

(「人格否定発言」)

たまたま好きになった女性の父親が皇族だったというだけで、自分もよく知らない父親の自殺や親族トラブルをバラされ、一人手で自分を産み、育ててくれた母親を誹謗中傷される小室圭さんの気持ちにもなってみてほしい。

そもそも騒動の発端は400万円返せと元交際相手が小室圭さんの母親に言ってきた話であり、小室圭さん自身は無関係だ。しかも交際関係にあったのは小室圭さんがまだ未成年の頃の話である。公証人をたてた借金ではないため宮内庁の身辺調査・ブライダルチェックでも判明しなかったのは当然のことだ。

異常な国民世論…

また、小室さんバッシングでも異常であるが、さらにヒドイのは、それが秋篠宮家バッシングに発展していることであろう。

自分が娘の親ならとうの昔に最後通牒を渡してると思うし、ズルズル時間をかけすぎ。どっちにせよ秋篠宮家にとって小室問題の解決は急務です。

・さっさと結婚させたらいいよ。降嫁させて、皇室とは完全に縁切らせて親の葬式以外は来なくていい、と言えば国民は賛成してくれるよ。

ヤフコメ及び本サイトコメント欄より抜粋

要は、「早く破談宣告しろ」と言っているに等しい国民世論だが、戦後の皇室が国民と歩んできた民主主義と権利自由の価値観に照らし合わせれば、「大衆がマスコミに扇動され、『あの男はいけすかない』と思うに至った」という理由で、憲法で両性の合意によると定められている結婚を、誰に阻止する権限があるのだろうか。

それに、問題解決には、単に小室圭さんが400万円を返せば済む話であり、秋篠宮殿下も常日頃から「それ相応の対応(借金の返済)を!」と何度も言いつづけているのは周知の事実だ。皇族の立場でこれ以上、何を言えばよいというのだろう。

天皇の弟から「婚約破棄」など言えるはずもない

考えてみてほしい。秋篠宮殿下の立場から「婚約は許しません」と発言する不可能さを。

天皇の弟という日本で2番目に重い立場の人間が、「結婚」という個人の神聖な権利に介入することは、現代日本の価値観に反するありえない人権侵害であり、また上皇陛下の裁可を頂いている以上、「破談」は天皇の無謬性も傷つけることとなる。

苛烈に小室圭さんや秋篠宮家を中傷する人たちに問いたいのだが、彼らの姿勢は「婚姻に親が介入できるように、戦前の家長制度を復活させろ」と言っているに等しいということに気付いているのだろうか。

本サイトでもお伝えしてきた通り、秋篠宮両殿下も心の中では結婚にきっと反対だろう。しかしながら、あえて反対はせず、「娘が決めたことなのだから…」と個人の権利を尊重するリベラルな姿勢を貫かれている。ここまで世間で批判されているにも関わらず、娘とその相手の判断に任せるという決意は、昭和・平成・令和と流れた「戦後日本のリベラルな価値観を守る」ことと同一と見て取れる。

以上のことを踏まえれば、ボールは完全に小室圭さん側にパスされている状態であり、秋篠宮家からできることは道筋を示して待つことだけだということが分かっていただけたと思う。

婚約延期の機嫌が迫る来年の2月、いかなる決断が小室さん・眞子さまから下されようと、優しく見守る成熟さが我々には求められている。


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