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文/編集部
愛子さまの進学先が内定
現在高校3年生の天皇皇后両陛下の長女愛子さまも、いよいよ学習院女子高等科ご卒業まであと3カ月となり、ついにそのご進学先が判明したようだ。
愛子さまの大学の進学先に関しては、すでに学習院への内部進学がほぼ確実とみられており、週刊誌等でもたびたび報じられてきた。しかし、とうとうその学部等具体的な進路が明らかになった。
「昨年の12月末には愛子さまが学習院大学の“文学部日本語日本文学科”に内定されたことが明らかになりました。
これまで、愛子さまは国際社会科学部を志望されていると噂されており、この文学部日本語日本文学科への進学内定の知らせには多くの関係者が驚いたようです」(皇室ジャーナリスト)
これまで、文学部の史学科は候補の一つとして報じられることはあったものの、これまで一度たりとも日本語日本文学科の名前が挙がることはなかっただけに、多くの関係者に意外な印象を与えたようだ。
優れた文才を発揮されていた愛子さま
今回の、文学部日本語日本文学科への進学というご決断は、天皇皇后両陛下と共に3人で検討されたうえでの決定であったようだ。
また、文学部へのご進学は以前から候補の一つとして挙がっていたようだが、実は、これまで愛子さまは小学校や中学校のご卒業時の文集などで非常に優れた作品を発表されている。
「これまで、愛子さまは小学校時代から中学高校時代にかけて、様々な作文を発表されてきましたが、どれも非常に優れた作品で、ネット上でも、その文才が非常に高く評価され、たびたび話題となっておりました。
核廃絶と世界平和への想いを綴られた作文、ペットへの愛と動物愛護の想いを綴られた作文等々、様々な作品が公表されておりますが、そのどれもがとても美しい日本語の文体で書かれており、読む者を感動させる素晴らしい内容でした。
そのような優れた文才を持っておられる愛子さまですから、文学部への進学はまさにぴったりの選択だったのではないでしょうか」(前出の皇室ジャーナリスト)
雅子さまの想い
また、今回のご決断の背景には、雅子さまの日本の伝統や古典に対する強い想いが影響していたようだ。
「ハーバード大学をご卒業され、外交官となった雅子さまは、国際派というイメージが非常に強いのですが、実は、学生時代から日本の社会問題や日本の古典文学なども学ばれておりました。
卒論のテーマは、“70年代と80年代のオイルショック後の日本の貿易政策”であり、日本の交易の問題について分析したものであり、またハーバード在学中にクラスメートに日本の古典作品について紹介することなどもありました」(同前)
また愛子さまも、以前から日本古典文学への強い興味や関心を持たれており、初等科卒業直前に「藤原道長」を題材としたレポートを書かれている。
それも東京国立博物館で開催された特別展「和様の書」に行き、「御堂関白記」(藤原道長の日記)の実物を見物されるほどの熱の入れようであったようだ。
「雅子さまも、愛子さまも以前から日本の古典文学に対して深い興味や関心を持たれていました。
また、やはり、文学部日本語日本文学科へのご進学を決定された裏には、“日本国の象徴である天皇陛下の娘として日本ルーツや古典文学に関して深く学んでほしい”という雅子さまの強い想いがあったようです」(皇室関係者)
愛子さまは、今後過ごされる大学生活で、かつて天皇陛下が学ばれた学校で、日本のルーツや古典文学に関してじっくりと学んでいかれることであろう。天皇皇后両陛下の長女として相応しい知性と教養を身につけられていくに違いない。