Contents
文/星川晶
復活の雅子さま
「雅子さまが公務などでお出ましなるときには、会場は割れんばかりの拍手の溢れます。秋篠宮家の方々が現れるとシラケてしまうというのに(苦笑)」
そう語るのはさる皇室ジャーナリストだ。平成の時代には適応障害で苦しまれてきた雅子さまが、令和になり大復活している。パレードなどでの雅子さまの笑顔を見て、勇気づけられた人も多いはずだ。
「知り合いに脳性麻痺で苦しんでいる人がいるのですが、適応障害で苦しまれながらも公務に邁進される雅子さまの姿を拝して『私も頑張らなきゃ』と勇気づけられたと言ってました。美智子さまや紀子さまのように“人工的な理想の象徴像”ではなく、雅子さまのように“自然体のままの象徴”にこそ、多くの国民は共感しているのではないでしょうか?」(皇室ジャーナリスト)
誰もがそうであるように完璧な人間など存在しない。雅子さまは、我々と地続きの存在であるからこそ人々に共感と感動を引き起こすのであろう。
雅子さま「肉声」が聞けるのはいつか
このように大復活された雅子さまを国民は多いに祝福している。続いて国民が期待しているのは、会見で雅子さまの「肉声」を拝することだ。だがこれに宮内庁は慎重だ。ある関係者は次のように語る。
「一部週刊誌などが報じているように、雅子さまの会見がないことを危惧する声があることは承知しています。誤解しないでいただきたいのですが、宮内庁も、雅子さまも会見に向けて前向きです。
ですが、かつて雅子さまは会見するたびに週刊誌などから“揚げ足取り”され大変なバッシングを浴びてきました。加えて雅子さまは未だ療養中の立場ということもあり、全快を待ってからという慎重論は確かにあります」(宮内庁関係者)
かつて雅子さまは会見するたびに「しゃべりすぎ」だの「人前で泣くな」だの批判を浴びてきた。だが、かつて雅子さまや愛子さまをバッシングしてきたメディアも、もはや美智子さまに忖度する必要がなくなり、天皇家に好意的な論調だ。いま会見をしてもかつてのように叩かれることはないのではないか、とも思える。
雅子さま「会見」の裏に美智子さま?
このように雅子さまの「会見」が行われない背景には、様々な複雑な事情があるようだ。だが、週刊誌やワイドショーが散々雅子さまをバッシングして「適応障害」に追い込んだのだから、今さら「会見がない!」と騒ぎだすのはお門違いだろう。
だがこれとは全く違う原因を語る者もいる。美智子さまに近しい関係者は次のように驚愕の理由を教えてくれた。
「実は、雅子さまの『会見』に最も反対しているのは美智子さまなのです。『私が上皇后になった途端、雅子さんが元気になるなんて、まるで私が適応障害の原因だったみたいじゃないの!あれはイジメじゃないの!教育!』『これで会見でもしたら、私がいなくなったから会見できました、全快しましたってことじゃないの。私はイジメてなんていません!紀子さんが悪いの!』などとしきりに。だれも美智子さま雅子さまをイジメていただなんて言っていないのに…。
ですが、確かにこのタイミングで雅子さまが会見などをしては、まるで美智子さまが“障害物”だったために、雅子さまは皇太子妃時代に会見できませんでしたと言っているようなものです。宮内庁が雅子さまの会見に慎重なのは、美智子さまに配慮しているからにほかなりません」(仙洞御所消息筋)
二重権威が叫ばれる中、まだまだ美智子さまの影響力は宮内庁内で絶大なようだ。皇居から引っ越しが完了すれば、物理的にも宮内庁から遠くなるためこの事態も変わるかもしれない。
もっとも、いつ引っ越しが終わるのか解らないのだが。
菊ノ紋ニュースは、https://kikunomon.com/に移転いたします。
和製、西太后、と歴史に名を残す人
早くお引っ越しせよ、そして風になって、多くの人に福音を届けましょう。悔い改めて福音を信ぜよ!
この頃は風になれなどと言うが、昔は、片田舎では饅頭になるとか、モグラを掘りに行くなどと言ったもんだ。