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文/編集部
上皇ご夫妻19日に退去
今月13日、宮内庁は、上皇ご夫妻が今月19日に皇居・吹上仙洞(せんとう)御所を退去されると発表した。
上皇ご夫妻は、皇居を退去された後、31日に仮住まい先となる高輪皇族邸(東京都港区)に入居されるまでの期間、ご静養も兼ねて葉山御用邸(神奈川県葉山町)と御料牧場(栃木県高根沢町)に滞在される予定。
譲位した天皇の住まわれる御所を「仙洞御所」と呼ぶが、上皇ご夫妻のご入居後に高輪皇族邸の名称は「仙洞仮御所」となる。入居後、最長1年半過ごされる見通し。
雅子さまから合同ご静養の申し出を拒否
19日に皇居から退去された後、上皇ご夫妻は神奈川県葉山町にある葉山御用邸にご静養も兼ねて滞在される予定であるが。
実は今回、現在、新型コロナウィルス流行の影響でほとんどのご公務が中止や延期となっている雅子さまから、天皇ご一家もご一緒する2家族「合同」でのご静養を提案されたという。
「ご夫妻は、ともに上皇職の者から、この雅子さまの提案を聞かれました。この時、上皇陛下は、大変うれしそうなご様子で“是非とも、ご一緒したいですね”と仰られました。
しかし、美智子さまはその提案がお気に召されなかったようで、少々顔色を曇らせながら“今、私は雅子さんの顔を見たくありません”と仰られ、雅子さまからのご提案を断られてしまいました」(上皇ご夫妻に近い皇室関係者)
果たして、美智子さまがなぜこのようなことを仰られたのか、その理由は定かではない。しかし、美智子さまは皇居から退去することに関して、「雅子さまに追い出された」という意識を持たれているという。
また、天皇陛下のお誕生日に天皇皇后両陛下が上皇ご夫妻のもとに挨拶に来られなかったことにも強い不満を感じておられたようで、これらのことで雅子さまに対して精神的なわだかまりを感じられているのかもしれない。
美智子さまからの拒絶に落胆される雅子さま
美智子さまのことを想い、合同でのご静養の提案をされた雅子さまは、提案を拒絶されたことを知った際に、大変なショックを受けられたという。
「上皇陛下が退位される前後の時期には、雅子さまと美智子さまの関係も比較的良好な状況にあったのですが、現在では、再度お二人の間にわだかまりのようなものが生じているようです。
代替わり後には、週刊誌やネットメディア等で美智子さまが批判されることも多くなったのですが、その中には“平成の時代に美智子さまは雅子さまをイジメ続けた”という内容のものもあります。
そのため、美智子さまは、雅子さまのせいで週刊誌等で批判されている、という強い被害者意識を持たれているようです」(前出の皇室関係者)
雅子さまは、過去のわだかまりは綺麗に清算し、令和の新しい時代をさっぱりした気分で歩みたいとお考えのようだが、現実には、そのように全てを綺麗さっぱり生産して、新たなお気持ちでというわけには中々いかないようだ。