美智子さま

美智子さま「84歳の青春」を謳歌 手術を控え心鎮める

上皇ご夫妻のご静養

宮内庁は8月9日に、美智子さまに「比較的早期」の乳がんが見つかったと発表した。

乳がんは予後が良く、5年生存率はI期ならばほぼ100%、II期でも95%だ。そのため、美智子さまの場合もすぐに措置を施すのではなく、8月の静養の後、9月に入院手術する運びとなった。

医師から告知を受けるとき、上皇陛下も同席され美智子さまの手をしっかりに握られていたという。「しかるべきタイミングでいちばん良い治療を受けられるように計らってほしい」――。そのように医師団に上皇陛下は語られたという。

ご静養で

比較的早期で発見できたとはいえ、美智子さまは御年84歳とご高齢のため、術後の合併症など様々なリスクが考えられ油断は禁物だ。

静養後の9月に入院手術されるのも、先に体力と気力を養い、準備万端にしておきたいという気持ちの表れだろう。この8月のご静養は上皇ご夫妻にとって特別のものになったようだ。

同行取材をしていた全国紙記者は次のようにその様子を語った

「引退されてから始めての夏ということもあり、これまでになくゆっくりと過ごされたご様子でした。お二人が出会ったテニスコートも訪れ、昔の思い出を語り合っておいででした。

この上なく幸せな時間を過ごされたのだと思います。さながら84歳の青春を謳歌されたことは、とても素敵なことであったと思います」(全国紙記者)

上皇陛下と美智子さまが軽井沢のテニスコートで出会われたのは1957年8月のこと。実に60年以上前のことであるが、その時の記憶が鮮やかによみがえったことであろう。

音楽を鑑賞され、ピアノ演奏も興じられる

また静養の地を軽井沢から草津に移された美智子さまは、27日午前「第40回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバル」でコンサートを鑑賞された。

道中での歓迎は、これまでになく盛大なものであったという。先の記者は次のよう様子を語る。

「引退されたにもかかわらず、ご在位のとき以上に近隣住民が日の丸の小旗をもって駆け付けました。とくに美智子さまの体調を気遣うことが多く聞かれましたが、元気にお手を振られる美智子さまの姿を見て、みな安心したようです」(同前)

また午後に美智子さまは音楽祭ワークショップに参加された。馴染みのフルート奏者カールハインツ・シュッツさん(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)に合わせ、美智子さまは、サン・サーンス作曲「白鳥」をピアノ演奏された。

美智子さまと音楽は切っても切り離せない。軽井沢と草津のご静養で、9月の手術に向け心身ともにリフレッシュされたに違いない。心健やかに過ごされる日が早く訪れることを願わずにはいられない。

(編集部・一場昭史)


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