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愛子さま、第一志望の進学先は国際系学部
現在、大学進学を目前に控えた高校3年生の愛子さま。その成績の優秀さから、これまで、東大や一橋といった一流の国立大学の進学も噂されていたが、どうやら、学習院大学への内部進学がほぼ確定しているようだ。ある皇室ジャーナリストは次のように語る。
「これまで非常に成績優秀であった愛子さまは、学習院大学への内部進学ではなく、東大や一橋大学等の一流大学への外部受験を選択するのではないか、とも噂されてきました。
ですが、今年の夏休み前に開催された“外部受験”希望者のための説明会に参加されなかったことから、内部進学される意志を最終的に固められたことが分かりました。
また、学部に関しては、当初陛下と同じ学習院大学文学部史学科への進学が有力とみられていましたが、実は、現在志望されているのは国際社会科学部のようです」(皇室ジャーナリスト)
国際系学部進学を決断した理由
学習院大学への内部進学を決定した理由として、「落ち着いた環境で学問に取り組んでほしい」という雅子さまのご意向が強く反映された結果であるといわれているが、また愛子さまが国際社会科学部への進学を志望されていることに関しても、雅子さまの影響が大きいようだ。
愛子さまは、皇后となられてからの雅子さまの目覚ましいご活躍を間近でご覧になり、その姿に憧れ、皇室外交への意欲を抱かれているのかもしれない。
尊敬する人物は雅子さま
しかし、愛子さまが雅子に強い尊敬の念を持っているのは、何も皇后陛下となられた現在の華々しい活躍の一面のみを見てのことではないという。天皇家のご一家とも近い関係にある宮内庁関係者は次のように語る。
「愛子さまは、雅子さまに対して、非常に強い尊敬の念をお持ちです。学習院の先生やご学友に方々から、“尊敬する人物は?”と聞かれた時には、いつでも真っ先に雅子さまのお名前を挙げるようです。
また、それは必ずしも皇后陛下として活躍されている現在の華々しい姿の一面のみを見てのことではありません。雅子さまの深い愛情や思いやりの心、そして、苦しみを乗り越えてきた人としての強さといったものすべてに敬意を抱いているようです」(宮内庁関係者)
ママってどんな人だったの?
最近では、愛子さまは、親しい関係にある天皇家の職員などから、昔の雅子さまの人物やお人柄について聞かれることもあるそうだ。
「もちろん、雅子さまが愛子さまに直接ご自身の過去について語ることはありません。しかし、愛子さまは近しい関係にある職員などに好んで雅子さまの歩んできた過去の道のりについての話を聞かれるそうです」(前出の宮内庁関係者)
超高学歴の外交官として輝かしいエリートコースを歩まれた過去、その後の陛下とのご結婚や、皇室に入られてからの挫折や苦悩。そして、何より世間から様々な心無い批判を浴びながらも愛子さまに愛情を注ぎ育ててきた経験など様々な話をお聞きになったのかもしれない。先の宮内庁関係者は次のようにも語っている。
「もちろん、現在の雅子さまのような皇室外交にも意欲を持っているでしょうが、同時にエリート外交官として活躍されていた若き日の雅子さまへの尊敬の憧れの気持ちも持っているのかもしれません。
いずれにせよ、愛子さまが国際系学部への進学を強く志望される背景に雅子さまに対する強い敬意や憧れの気持ちがあることは間違いないでしょう」(同前)
愛子さまの平和への想い
令和初めての終戦の日であった8月の15日には、「全国戦没者追悼式」で、天皇陛下は平和への祈りと想いの言葉を口にされた。
また、愛子さまも平和への強い想いをお持ちであり、中学校の卒業時には「世界の平和を願って」と題した作文を書き発表されている。
作文の後半にはこのような記述がある。
日常の生活の一つひとつ、他の人からの親切一つひとつに感謝し、他の人を思いやるところから「平和」は始まるのではないだろうか。(中略)
「平和」は、人任せにするのではなく、一人ひとりの思いや責任ある行動で築きあげていくものだから。
愛子さま学習院中等科卒業記念文集の作文「世界の平和を願って」
愛子さまは、まさに母親である雅子さまから、「他人への感謝の気持ちを持つこと」「他者への思いやり」「責任ある行動や振る舞い」といった平和へ至るために必要な想いや所作について直接学んでいる最中なのかもしれない。
(編集部)