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佳子さま、オーストリアで国交150周年記念行事に出席
現在、欧州公式訪問中の佳子さま。17、18の両日、ウィーンで日本とオーストリアの国交樹立150周年を記念する行事に出席。17日の記念レセプションでは、オーストリアの国会議員らを前に、両国の友好継続を願うおことばを述べた。
「佳子さまは幼少期から中学校まではフィギュアスケートを、高校からはダンスをやられており、ダンスや音楽、舞台芸術といった芸術方面の分野に強い関心をお持ちです。今回の欧州訪問では、そんな芸術家肌の佳子さまのご趣味を反映してか、ウィーン少年合唱団や美術館などの芸術関連の施設への視察に数多くの予定が組まれております。
またレセプションでのスピーチでも“長年にわたり、音楽を志す多くの日本人が、オーストリアで学んできた”などと芸術交流に言及しており、まさに芸術の秋を満喫する佳子さまらしい訪問日程のようです」(皇室ジャーナリスト)
日本国内では、マスコミや人目を避けながら「引きこもりがち」などとも噂されていた佳子さまであるが、今回の欧州訪問では終始笑顔で有意義な訪問スケージュールをこなされているようである。
スピーチは全て日本語の佳子さま
佳子さまのレセプションでの挨拶は、日本語で行われたが、最後の締めくくりは「ダンケ・シェーン(ありがとう)」とドイツ語でお礼の言葉を述べられた。
この日本語と僅かなドイツ語を混ぜたスピーチを行った佳子さまだが、この初の公式訪問でのスピーチに至るまでには、宮内庁による慎重な配慮があったようである。その舞台裏をある皇室関係者は次のように語る。
「今回の欧州訪問は佳子さまの初の海外公式訪問となりました。佳子さまは音楽や芸術の分野に強い関心をお持ちであり、世界でも有数の、『芸術の都』と称されるオーストリアのウィーンを訪れられたことに関して、大変お悦びであったようです」(皇室関係者)
しかし、実は、今回の海外公式訪問でドイツ語圏のオーストリア、ハンガリー語が公用語であるハンガリーの二国を選んだことには別に理由もあったようだ。
「今回、特に配慮したのが、“英語圏の国を訪問先に選ばない”ということでした。というのも、実は佳子さまはそれほど英語のスピーチが得意ではないので、宮内庁としても、可能なな限り英語でのスピーチが求められる機会を避けたかったようです」(前出の皇室関係者)
このような配慮があることはよくあることであるらしい。
現在、英会話の猛特訓中の佳子さま
佳子さまは2018年には『第30回国際情報オリンピック日本大会』にて英語でスピーチを披露された経験もある。しかし、この時のスピーチは国内外で酷評を受け、以後佳子さまが英語でのスピーチを披露される機会はなくなってしまった。
「佳子さまは、2度の英語圏への留学を経験されておりますが、その留学費用は実質的に税金で賄われています。そのため、英語力の上達しない佳子さまに対しては、国民からの厳しい視線が向けられました。
以後、佳子さまは同様の批判を受けないために、英語でスピーチを行う機会を避け続けてこられたのです」(同前)
この時の雪辱を果たすためか、現在佳子さまは英語のスピーチを猛特訓していると噂されている。
今回の初の海外公式訪問では、英語でのスピーチを披露されることはないようだが、今後、いつの日か、特訓の末に美しい流暢な英語を用いて日本国民や海外の人々の前で見事にスピーチをこなされる時が来ることを願いたい。
(編集部)