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文/編集部
大成功となった祝賀パレード
今月10日、天皇陛下の即位を祝うパレード「祝賀御列の儀」が行われた。沿道には平成時のパレードよりも約2000人多い約11万9000人が集まり、天皇皇后両陛下を祝福した。
前日の9日に行われた、天皇陛下の即位を祝う国民祭典では、人気アイドルグループ「嵐」の5人が奉祝曲を披露した際に、ステージを見つめながら目に涙を浮かべられた雅子さまだが、祝賀パレードでも赤坂見附で立体交差点の陸橋の上を通るため、沿道に人がいなくなった瞬間にハンカチで涙をぬぐう場面もあった。
この雅子さまが涙を流される姿はTV放送やインターネットなどで多くの国民に見られ、ネット上では「感動した」「思わずもらい泣きしてしまった」などという感想が多数書き込まれた。
パレードの安全面を懸念される美智子さま
今回のパレードをご覧になった美智子さまは、安全面に関して懸念の言葉を口にしたという。
「美智子さまは、よほど安全面が気になられたのでしょうか?パレードの様子をご覧になりながら“運転手も助手席も後部座席も誰もシートベルトを着用されてないようですが、大丈夫なのでしょうか?”と口にされました。
もちろん、警察用自動車に護衛、誘導されている状態なので、シートベルトの着用義務はなく、そのことは過去に祝賀パレードを経験された美智子さまもご存知のはずなのですが、それでも天皇陛下や雅子さまの安全に関して、万全を期して欲しいという強い思いから、そのような言葉を口にされたのではないかと思います」(皇室関係者)
雅子さまのパレード姿を観て奮起される美智子さま
また、今回のパレードで大活躍された雅子さまの姿を観て、これまで公務から完全に退かれることを決めてた美智子さまも、その宣言を撤回され、再び上皇后両陛下として国民の前で活躍されることを決意したという。
「これまで、 これまで公務から完全に退かれることを 宣言されていた美智子さまですが、この宣言は、すでに事実上撤回されたと考えてよいでしょう。
たとえば、「即位礼正殿の儀」が行われた翌10月23日には、列席した海外王族をもてなすため、赤坂御所にて茶会が行われ、上皇上皇后両陛下も出席されましたが、赤坂御所に向かわれる上皇上皇后両陛下を乗せたお車には、上皇陛下の印である「上皇旗」が付いておりましたので、この会のご出席はご公務としての参加ということになります。
上皇上皇后両陛下のお出ましは最近、急増しておりますが、祝賀パレードの後には“雅子さまに負けていられませんからね”とも発言しており、再び上皇后両陛下として国民の前で活躍される決意をされているようです」(皇室関係者)
これまで、二重権威の問題が指摘され、公務からは退かれるお考えを示されていた美智子さまだが、現在再び国民のために努力するよう奮起されているという。もっとも、体調面の問題や、二重権威の問題もあり、このようなお考えは、必ずしも周囲の関係者からの賛同を得てるわけではないようだが……。