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文／新藤幸人
お忍びでダンス発表会に
10月6日、東京都町田市の市民ホールで開かれたヒップホップダンススクールの発表会にお姿を見せられた、秋篠宮家の次女・佳子さま。会場内では公演が始まるまで繰り返し「撮影禁止」を伝えるアナウンスがなされ、至る所に私服の警備員が配置されるという厳戒態勢が敷かれた。佳子さまは大学時代からこのダンススクールに所属され、出演者として3年連続ステージに上がられることになったようだ。
しかし厳しい警備の目も虚しく、昨日某女性週刊誌で『佳子さま美しすぎる腹筋を披露』のタイトルとともに、佳子さまの“皇族らしからぬセクシーなお姿”が掲載されることになってしまった。
へそ出しに女豹ポーズの佳子さま
某週刊誌には合計3枚の写真が掲載された。白いラメのへそ出しチューブトップに、白地のゆったりとしたナイロンジャケット、黒のイージーパンツという出で立ちで鋭い視線を観客に送られるお姿など、公務で見せられる佳子さまのおしとやかなお姿とは随分異なる印象に驚かれた人も多いに違いない。いずれの写真も画質が荒く、“盗撮”が指摘されている。
「宮内庁は今回掲載された写真に憤慨しています。盗撮行為に対しては、抗議も含めて対応を検討中です。しかし今回のお写真は既にSNS等で拡散されていますから、これは止めようがなく、宮邸、庁内ともに現在非常に殺伐とした空気が流れています…」（宮内庁関係者）
もはや忖度は期待できず
少し話は逸れるが、もともと天皇皇后両陛下がメディアと一定の距離を保ちながら非常に慎重に行動されてきた一方で、秋篠宮家のメディアとの蜜月は夙に知られるところだった。最近で言えば、眞子さまのご婚姻問題に関しての報道だ。
「皇族の慶事という当事者が認めない限り世に送り出すことが難しい事柄も、秋篠宮殿下が信頼を置かれるNHK皇室担当キャップがスクープし、“独占的”に報じました。秋篠宮家は“国民の意見に真摯に耳を傾ける”の方針のもと、まずは近しい記者に記事を書かせ、世間の反応を見ながら微調整し、会見や文書などで追認する、という観測気球的な手法をしばしば用いてきたんです」（某週刊誌記者）
そのようなメディアとの関係性、知人を伝っての情報入手などにより、いち早く各誌の報道内容を知ることができるというメリットもあった。秋篠宮家を巡る報道が“お蔵入り”となることもままあったというが…。
「元々そういった秋篠宮家のやり方に不満を持っていた報道関係者は少なくありません。眞子さまの問題があってから、各メディアは血眼になって秋篠宮家のプライベートを追っています。また以前のように、報道機関側が秋篠宮家に忖度するという事も少なくなりました。天皇ご一家に対する追い風とは全く逆の憂目です。
今後、秋篠宮家のこれまでの“メディア活用”が却って仇となる事態が頻発するのではないかと、関係者周辺は今から戦々恐々としているようですね」（同前・某週刊誌記者）
紀子さまは卒倒？
話は佳子さまの“お忍びダンス”に戻る。
この週刊誌写真を巡って、秋篠宮邸に再び激震が走ることになってしまった。秋篠宮家のオクに通じる関係者は以下のように証言する。
「先日、このダンス発表会については他誌で報じられていました。しかし誌面に写真の掲載は無く、佳子さまのプライバシーに対する一定の配慮がなされていたのです。紀子さまも佳子さまに対して厳しく注意なさるということで一旦収束を迎えたと思った矢先…。
紀子さまは14日の夜9時には、あるルートで刷りたての原本を入手され、誌面を確認なさっていました。しかし事前に出版社との間で内容に合意があったわけではなく、既に写真の差し替えを依頼するといった対策を講じるのが不可能なタイミングでした」（秋篠宮家関係者）
この関係者によれば、紀子さまは掲載写真を確認されるやいなや大きくうなだれてしまい、しばらくの間目を閉じられ、こめかみに血管が浮き出てしまうほど苦悶の表情をされておられたという。もしや気を失われたのかと、側近らは一時騒然となったようだ。
「紀子さまはこのところ、秋篠宮家の威厳を取り戻されるべく、日々神経を尖らせながらギリギリの精神状態で生活をされてこられたのです。そんな中、こんな炎上必至の話題が、よりによって『即位礼』の直前にですから…。かなりのショックを受けられたことは間違いありません。殿下にも佳子さまにもお言葉をかけることもされませんでした。それほどお嘆きが深いのでしょう」（同前・秋篠宮家関係者）
度重なる秋篠宮家の“情報流出”。このままでは秋篠宮家に平穏が訪れる日が遠ざかるばかりである。｢即位礼正殿の儀｣を目前に控える中、皇室関連の話題が“佳子さまの炎上”一色になるのはなんとも複雑な思いだ。
