愛子さま

「愛子天皇誕生」を公約に! 追い込まれた野党が、衆院選に向け最後の秘策

参院選でも精彩を欠いた野党陣営

先月21日、参議院選挙が行われた。山本太郎率いる「れいわ新選組」や、NHKのスクランブル放送化を公約として掲げる「NHKから国民を守る党(N国党)」といった新党の躍進などはありつつも、全体として野党は精彩を欠いた結果となった。

野党陣営は明確な争点と選択肢を示しきれず、安倍晋三政権に切り込むことが出来なかった。投票率は24年ぶりに50%を割り、戦後2番目の低投票率であったが、野党が選挙の争点を明確化出来なかったことも原因の一つと考えられる。

早くも注目は次の衆院選へ

ほとんど、盛り上がりを見せなかった参院選が終わり、すでに政界における注目は次の衆院選へと移っている。

現在の衆議院議員の任期満了は2021年10月だが、安倍首相は2021年9月の自らの自民党総裁任期満了までに、衆院解散・総選挙を仕掛けるとみられ、年内解散の可能性も指摘されている。




民意獲得への野党の秘策

参院選では争点を明確化出来ず、精彩を欠いた野党であるが、次の衆院選に向け驚きの秘策が準備されているという。政界事情に詳しいあるジャーナリストは次のように語る。

「現在、野党は横の連携が取れず、政策の一致もままらない状況です。当然ながら、野党各党の内部でも“このままではマズイ”という危機感は共有されているものの、具体的な選挙協力や政策のすり合わせは全く出来ていないというのが現実です。

実は、このような状況で注目されているのが、秋から始まる皇位継承議論なのです。先日、政府与党から“皇位継承順位を変更しない”という方針が固められたことがリークされましたが、なんと野党は、この状況を利用し、次の衆院選では、女性天皇容認の皇室典範改正を共通の公約に掲げ選挙に打って出ることを考えているようです」

女性天皇容認の皇室典範改正を公約として選挙に打って出る。コレは、皇位継承順位を変更せず、次の世代の天皇として秋篠宮家の悠仁さまを即位させるという政府の方針を覆し、まさに真っ向から対決することを意味する。

女性天皇容認の8割の民意を味方に

この予想外の公約に関して、野党側の狙いは明確だ。

現在、世論報道各社による世論調査では、約8割の回答者が女性天皇容認に賛成しており、また、秋から始まる皇位継承に関する議論において、「現在の皇位継承順位を変更しない」という政府の方針に批判的な声も多く上がっている。

ここで、野党側が次の衆院選で女性天皇容認の皇室典範改正を公約として掲げるならば、女性天皇容認に賛成する8割の民意を味方につけられる可能性がある。「しかし……」と先のジャーナリストは懸念も表明する。

「悠仁さまを次世代の天皇として即位させるという政府の方針に真っ向から対立するカタチで選挙を戦うということは、実質的に、“愛子さまを次世代の天皇として担ぎ上げて選挙を戦う”ということにほかなりません。

おそらく、“皇室の政治利用だ”という批判は避けられないでしょう。もちろん、現段階において、この計画は構想に過ぎませんが、ある意味でウルトラCのようでもあり、場合によっては諸刃の剣ともなりかねません」(同ジャーナリスト)




女性天皇に賛成する議員

現在、野党側で最も積極的に女性天皇容認の議論を打ち出しているのは、国民民主の津村啓介氏と、立憲主義の山尾志桜里氏の二人だ。

しかし、津村氏は「愛子さまを皇太子に!!」と踏み込んだ発言をすると同時に、女系天皇や女性宮家創設に関しては慎重な立場であり、一方、山尾志桜里氏は「皇室制度を維持させるためには、女性天皇、女系天皇、女性宮家を全てワンセットで認める必要がある」とそれぞれ違った意見を持っている。

「もちろん、全ての野党議員が女性天皇容認の立場というワケではなく、また、女性天皇容認の議員の間にも様々な意見の調整が必要になってくるでしょう。

しかし、決して低くないそれらのハードルを越えて、野党サイドが連携して女性天皇容認を公約として打ち出すならば、次の選挙の重要な争点となることは間違いないでしょう。」(同ジャーナリスト)

現在、選挙では保守派の与党が圧倒的な強さを見せ、連勝を続けている状況である。そんな中、果たして女性天皇容認の議論は、野党サイドの起死回生の一手となり得るのだろうか。

(編集部)


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