雅子さま

雅子さま、美智子さまの「独創的なドレス」を華麗に着こなしてしまうが、侍従職は「最警戒」  

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文/川田璃子

皇后陛下の美しいお姿

先日、56歳のお誕生日を迎えられた皇后雅子さま。皇后陛下となられ、この一年は様々な場面でその存在感を遺憾なく発揮された。

雅子さまの類まれなる語学力や、国際社会でのご活躍についてはもはや論を俟たないが、お出ましになる度にそのファッションにも大きな称賛が寄せられた。芸能関係も手掛けるスタイリストが以下のように語る。ちなみにこの方、愛子さまの熱烈なファンであるという。

「着こなしが難しいお色も、ごく自然にお似合いになるんですよね。最近特に印象的だったのは、先日の映画鑑賞で見せられたご一家のリンクコーデです。雅子さまのベルベット調のスーツは、シンプルかつゴージャス。愛子さまも、同色の深みのある赤のワンピースに白のシャツを合わせられて、可愛らしくも上品で、鑑賞会の場に華を添えられていらっしゃったと思います。拝見した時は思わず『愛子さま、可愛すぎる…』と目が潤んでしまいました。本当に成人皇族となられてからのご活躍が楽しみです」(某スタイリスト)

美智子さま、雅子さまアゲに苦い顔

お代替わり以降、当然のことながら週刊誌でも天皇ご一家の記事が増えており、写真誌での特集なども大好評を博しているという。これには、長年の間週刊誌をご愛読されてきた美智子さまも寂しさを感じられているようだ。上皇関係者は語る。

「先日、護摩焚きにより過去の週刊誌を焼却された美智子さまですが、やはり未だにネット記事のチェックは欠かされません。心頭滅却とまでは至らなかったのです。先日の天皇ご一家の天覧鑑賞でのご衣装にも『なにこれ! 変よねぇ?』と異論がお有りのご様子でした」(上皇関係者)

そんな美智子さま、宮内庁侍従職に“雅子さまのファッション大改造計画”を持ちかけたという。ある侍従職関係者が証言する。

「先日、両陛下が先の台風19号の被災地12都県に、宮内庁を通じて見舞金を贈られました。そのことを挙げて『雅子さんのことだから、当分衣装の新調も自粛するんでしょう? 困るでしょうから』と、大量のドレスやスーツを譲りたいとのお申し出を受けました。しかし過去に、雅子さまに対して上皇后さま側から参拝時の衣装の提案があり、結果として雅子さまが神社本庁からお叱りを受けるという事があったのです」(侍従職関係者)

「雅子さまは何でも着こなしてしまうので、美智子さまご提案の華美なドレスも、表立っては問題にならなかったのですが…。裏事情として、美智子さまはご自身で提案されたにもかかわらず『雅子さんはTPOも分からない』と吹聴されているようなので…」(同・侍従職関係者)

侍従職は美智子さまからの提案を警戒

そういった事情から、侍従職の間では美智子さまからの提案について慎重に検討しなければいけないという意識があるようだ。

「また、美智子さまご自身で作られた衣装も『イメージが違いました』と皇后さまに譲られることがあったのですが、あたかも皇后さまが衣装道楽であるかのように報じた週刊誌などもありました。

やはり美智子さまと皇后さまでは、お似合いになるものも異なりますし、あらぬ誤解の火種となりがちなのです。過去の苦い経験もありまして、美智子さまのご厚意であっても、最新の注意を払い、時にはお断りもさせていただかなくてはなりません」(同・侍従職関係者)

確かに、美智子さまのファッションセンスは独創的だ。美智子さまの他に、着こなせると思えないが、過去にそのような遺恨があったのなら、侍従職が美智子さまのお申し出に対してやや過敏になるのも無理からぬ話なのかもしれない。


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