上皇陛下

美智子さま「雅子さんが真ん中に立っても良いですよ」 一般参賀で「主役」譲り、宮内庁“安堵”

文/編集部

上皇ご夫妻も一般参賀に参加決定

今月27日、宮内庁は来年1月2日に皇居で行われる一般参賀で、上皇ご夫妻も午前中の3回に参加することを発表した。

上皇陛下の退位後、ご夫妻は公的な活動を控えられてきたが、西村泰彦長官は27日の記者会見で「新年の皇室の行事で、天皇ご一家おそろいでお出まし頂いた方がよいと考えた」と述べた。

上皇ご夫妻は宮内庁の願い出を受ける形で、皇室の一員として出席することになった。

「今回の上皇ご夫妻の一般参賀へのご参加に関しては、“上皇陛下が天皇陛下と同じ公の場に立つことで、権威の二重性につながるのではないか”といった指摘が度々なされてきました。

西村長官は会見にて“上皇陛下が地位を利用して、何かを実現しようというのではないわけで、その批判は全く当たらない”とコメントしていますが、もともと天皇陛下には政治的権限が存在しないため、このような発言は少々的外れな回答であるという印象を受けます(皇室ジャーナリスト)

今後も、上皇ご夫妻は、体調に問題がなければ、一般参賀へ参加することを検討しているという。しかし、やはり、この一般参賀への参加が二重権威の問題につながるのではないか?と懸念する声は多い。

センターを雅子さまに譲られる美智子さま

しかし、このような状況でも、良い話題もある。二重権威の問題が度々指摘されていることを承知されている美智子さまは、そのような懸念を払しょくするために、天皇皇后両陛下に中央の立ち位置を譲られたようだ。

宮内庁は、上皇ご夫妻については、負担を考慮し、このうち午前中の3回のみ出席され、中央に立つ両陛下の向かって左隣に立たれることを発表している。

「今回、宮内庁が特に頭を悩ませていたのが、天皇皇后両陛下と上皇ご夫妻の立ち位置の問題です。これまでは、当然天皇皇后両陛下が真ん中に立たれ、その両脇に他に参加される皇族の方々が両陛下を挟み込むかたちで立たれておりました。

しかし、今回の場合、天皇皇后両陛下が真ん中に立たれると、年長者である上皇ご夫妻が端に立たされてしまうという問題があり、宮内庁も苦慮しておりました。

ですが、なんとある時、頭を悩ませている職員らに対し、美智子さまは“雅子さんが真ん中に立っても良いですよ”と仰られたのです。(皇室関係者)

この美智子さまのご配慮によって問題は見事に解決し、職員らもホッと胸をなでおろすことが出来たという。

今後も二重権威の問題は続く

今回の一般参賀の立ち位置の問題は美智子さまのご配慮により、なんとか解決することが出来たが、今後も上皇ご夫妻が一般参賀等の皇室行事への参加を続けられる場合、二重権威の問題は引き続き発生することとなる。

宮内庁の西村長官は「上皇陛下が地位を利用して、何かを実現しようというのではないわけで、その(二重権威という)批判は全く当たらない」とコメントしている。

しかし、これは裏返すなら、「上皇陛下が地位を利用して、何かを実現しようと」しなければ、何をやっても二重権威にとはならないことを宣言したとも受け取れる。

これは、これまで二重権威の問題に配慮し、公の場での天皇皇后両陛下との同席を避けてこられた上皇ご夫妻の配慮をないがしろにする発言でもあり、大いに問題であろう。

ともあれ、今後も問題は容易には解決しそうになく、混乱が続く可能性が高そうだ。


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