天皇陛下

美智子さま、新年の衣装に遺憾 「雅子さんはゴールドなのね…」 二重権威を「猛省」

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文/新藤幸人

新年を迎えられた天皇ご一家

令和2年元日、天皇ご一家と秋篠宮御一家、そして上皇ご夫妻のご近影とともに、陛下のおことばが公開された。陛下は一連の即位行事を終えたご感想などを以下のようにつづられた。

上皇陛下の御退位を受け,昨年5月に即位して以来,国民の幸せを願いながら日々の務めを果たし,今日(こんにち)まで過ごしてきました。即位関係の諸行事を無事に終えることができ,安堵(ど)するとともに,国内外の多くの方々とお会いし,折々に温かい祝福を頂く機会も多かったこの1年は,私にとっても皇后にとっても誠に感慨深いものでした。

宮内庁

また陛下は、昨年の台風19号による被災地に心を寄せられたおことばも、文書の中に盛り込まれた。

その一方で,昨年も台風や大雨により,多くの尊い命が失われたことに心が痛みます。寒さも厳しい折,住まいを失い,いまだ御苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じております。本年は、災害がない1年となることを祈ります。新しい年が,日本と世界の人々にとって幸せな年となることを心より願いつつ,務めを果たしていきたいと考えています。

宮内庁

陛下は元日のきょう午前5時半頃、皇居・宮中三殿で年始に国の安寧を祈る「四方拝」に臨まれ、その後は終日新年祝賀行事に臨まれるというハードな一日を過ごされる。

眞子さまの婚姻延期問題

晴れやかな新年を迎えた中ではあるが、令和2年も皇室においては懸念される問題がいくつかある。

一つは、秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの婚約延期問題である。昨年11月30日には、お誕生日を迎えられた秋篠宮殿下が、お誕生日文書の中で「2月に何らかの発表を」とされた。約2年にわたり世間を賑わせてきたこの問題について、何らかの終止符が打たれる見込みだが…。皇室ジャーナリストは言う。

「令和2年となり、安定的な皇位継承に関する議論が本格的に始まる見込みです。秋篠宮家は皇位継承者を二人擁する筆頭宮家ですが、眞子さまの問題は同家に大きな禍根を残しました。4月に予定されている『立皇嗣の礼』に反対する声も多く聞かれています。秋篠宮両殿下には、今年なんとしても婚約延期問題を解決に導く姿勢で臨んでいただきたいと、一国民として願っています」(皇室ジャーナリスト)

懸念される二重権威問題

懸念の二つ目は、皇室におけるいわゆる「二重権威問題」である。

「先日、宮内庁が美智子さまが9月ごろから血の混じる嘔吐を繰り返され、心不全のリスクも高まっているという発表をしました。その際同時に、美智子さまが週刊誌などで報じられている『二重権威』にストレスを溜められている、とも発表されたのです」(同前・皇室ジャーナリスト)

この件を巡り、国民の間では議論が紛糾した。

「上皇ご夫妻のお引越しが何度も延期されてきた事に加え、美智子さまが大変なご体調不良であるにもかかわらず、ご静養に入られずにお出ましを続けられていることにも、心配の声が挙がっているのです。1月2日の一般参賀にも、上皇ご夫妻は3回ご出席されるとのこと。こういった事が続けば、報道は今後もこの二重権威状態について報じるでしょう。美智子さまのご負担を鑑みても、ご静養をしていただくように動くのが宮内庁の仕事だと感じます」(同前・皇室ジャーナリスト)

さて、この元日公開された写真では、美智子さまは極めてシンプルな茶のセットアップをお召しになられているが、消息筋によれば、

「あの衣装は、正直気乗りされないご様子でした。『雅子さんは今回もゴールドなのね…』と落胆され…。これは美智子さまの性分で『目立ちたい』という思いがお強いので、仕方のないことなのです。二重権威を指摘されていることに関しては『そう思わせてしまい、申し訳ないです…』と大変悲痛なご様子です」(上皇消息筋)

令和2年も、天皇ご一家以外の皇族方には問題が山積みとなっている。まずは国民が最も懸念している眞子さまの問題と、お引越し延期問題の解決を早急に、と願わずにはいられない。


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