上皇陛下

美智子さま、上皇さまの祝賀「縮小」させる! 二重権威の解消に躍起

文/編集部

上皇陛下86歳のお誕生日

先月の12月23日、86歳の誕生日を迎えられた上皇陛下。この日は、天皇、皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻ら皇族が皇居を訪れ、上皇ご夫妻に祝意を伝えられた。

昨年までは皇居で一般参賀が行われ、三権の長などが集まる祝宴や外国駐日大使らを招いての茶会が催されたが、退位した今年からは行事の規模を縮小された。

天皇、皇后両陛下や皇族による祝賀は宮殿の小食堂「連翠」で行われ、元皇族や親族も集まった。またこれに先立ち、上皇陛下は現在のお住まいの吹上仙洞御所で、宮内庁の西村泰彦長官をはじめとする幹部職員や、安倍晋三首相ら三権の長からの祝賀も受けられた。

両陛下と美智子さまに配慮された上皇陛下

今回、上皇陛下のお誕生日の祝賀行事が縮小された最も大きな理由は退位されたからであるが、またもう一つの理由として、天皇、皇后両陛下や美智子さまへの配慮のお気持ちもあったようだ。

「上皇陛下は、退位された後には、令和皇室が二重権威とならぬよう大変慎重に配慮してこられました。代替わり後には、天皇、皇后両陛下と共に公の場に立たれることを避けてこられたこともそのような上皇陛下のご配慮の一つです。

今回、お誕生日の祝賀行事が縮小されたことも、上皇陛下ご自身が宮内庁と相談したうえで決められました。

このような決断をされた背景には、退位されたから、ということの他に、二重権威との指摘を受けぬようにとのご配慮、そして、昨年10月に行われる予定であったお誕生日祝賀行事を、台風19号のために全てお取りやめになった美智子さまに合わせたいご意向がおありだったようです。

美智子さまも上皇陛下に『少しでも国民の皆さんからの誤解を解くようにしましょう』と、上皇陛下アドバイスをなさったようです。国民からの声を意識されてのことでしょう」(皇室関係者)

二重権威という批判に配慮される上皇陛下

上皇陛下は、生前退位を強く希望されたご当人であるだけに、「二重権威」という批判には敏感になられているという。先の皇室関係者は次のように語る。

「上皇陛下が生前退位を希望するご意思を示された当初から、皇室の“二重権威化”の懸念は専門家等が度々に口にしていましたので、上皇陛下も早い段階から如何に“二重権威化”を防ぐべきかと考えをめぐらされておりました。

そんな上皇陛下ですから、当然現在もお引越しの準備が終わらず、ご夫妻で皇居に住まわれていることに関しても、天皇皇后両陛下に対して、大変申し訳ないとお感じになられているようです。美智子さまも『ここを離れるのは寂しいけれど…』と陛下のご意向に沿われていらっしゃいます。

そのため、現在ではお引越しの準備を急がれると同時に、天皇陛下に対しても『こちらの不手際のせいで迷惑をかけてしまい申し訳ない』と反省の言葉を口にされることもあるようです」(前出の皇室関係者)

上皇陛下は現在、令和皇室の抱える課題の一つである「二重権威」の原因としてやり玉に挙げられることもあるが、また同時に、この問題に関して最も真摯に考え、解決に取り組まれているのも上皇陛下であるかもしれない。


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