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悠仁さまの「羽織袴」姿
現在、ブータンを私的旅行中の秋篠宮ご一家。19日はブータン国王夫妻を表敬訪問した。その際の悠仁さまの服装が、物議を呼んでいる。
問題の焦点は、悠仁さまが「羽織袴」をお召しになって準公務的な場に現れたことだ。というのも「羽織袴」は武家の服装であり、オフィシャルな場で男性皇族が着ることはないからだ。
ネット上を中心に、今回の羽織袴が「皇室の伝統に反する行いである」と批判の声が高まっている

竹田恒泰氏の見解
ところで今回の衣服の組み合わせは、秋篠宮殿下が洋装、紀子さまが着物、悠仁さまが袴羽織だ。和装の紀子さまと対にするために、また日本の伝統的な和装ということで、悠仁さまは羽織袴をお召しになったと考えられる。
一見、何も問題ないように思える。しかし、女性皇族と男性皇族とではルールが微妙に異なるらしい。旧皇族に連なる竹田恒泰氏は、たとえ準公式の場であっても、男性皇族は「衣冠束帯」を着用すべきであり、「紋付羽織袴」を避けるべきだと述べている。
「園遊会などの準公式な場で、女性皇族が着物をお召しになることは可能になるのでしょう。男性皇族が着物をお召しになるとしたら、朝廷の伝統的な衣冠束帯であるべきであり、武家の紋付羽織袴は避けるべきことと、異なるのでしょう」(竹田恒泰氏)
確かに皇族方の活躍を見ると、女性皇族が着物をお召しになっている時でも、男性皇族は洋装であることが多い。しかし皇族が海外公務や旅行で、衣冠束帯をお召しになることがあるのだろうか。編集部の見が及ぶ限り、そのような例を見つけることができなかった。
「油断して思わぬところでつまずいた」
秋篠宮家が、どのような思いで(あるいは何も考えずに?)「羽織袴」を選んだのかは明らかになっていない。おそらく相手国への親善アピールのために、あえて和装を選んだのであろうが、思わぬところで足をすくわれた形だ。
皇室文化に詳しいあるジャーナリストは、本サイトの取材に次のように答えた。
「建前上プライベートな旅行であるため、衣帯について明確なルールが定められているわけではありません。よって袴羽織をお召しになったからといって“何か問題がある”ということは決してありません。しかし、皇族の方が袴羽織をお召しになることは、確かに珍しいことです。
個人的な考えとしては、御父上とあわせて洋装でよかったのではないかと思います。まさか秋篠宮ご夫妻も、こんなところで批判を受けるとは思いもしなかったでしょう。波風立てないように必死に努力されていることは良くわかります。今回の件は、“油断して思わぬところでつまずいた”といったところでしょうか」(皇室ジャーナリスト)
なお本問題については、明日、宮本タケロウ氏が詳しく論じる予定だ。

(編集部)
こんな事で皇室を批判するとは竹田は何様のつもりだ。
正直自分も違和感を覚えたが批判つもりなど毛頭ない、と言うか皇室を批判するなどありえない。
紋付き袴姿の天皇陛下の写真も検索するとすぐに見つかる。