雅子さま

雅子さま「癒しの言葉」にベルギー王妃が“感涙” 「障害は、神さまが与えてくれた試練…」

文/歩紀柚衣

雅子さまのイギリス訪問

今春にイギリス訪問が控えている雅子さま、昨年の秋の即位礼正殿の儀における凛としたお姿から、欧州を始め世界各国より「国賓訪問」の要請が多数寄せられているとのこと。

イギリスの次はどこへ訪れるのか?」と少し気の早い話題もインターネット上には飛び交っており、筆者としては次は東南アジアになるのでは?と予想している。

さて、世界中が望んでいる両陛下のご訪問だが、欧州のベルギー王国から「イギリスの次はぜひベルギーへ!」という声が寄せられた。

なんでも、ベルギー王室と皇室には深い縁、特に雅子さまとベルギーのマティルド王妃との間には揺るぎない’’癒しの絆’’があるとのこと。

ベルギー王室と両陛下の”絆”とは

それは、さかのぼること今から3年前のベルギー国王夫妻の日本訪問だ。ベルギー王室に詳しい人物がこう語ってくれた。

(国賓訪問されたベルギー国王夫妻(2016年))

「2016年10月、国賓としてベルギー国王夫妻が来日され、10月13日にはベルギー国王夫妻主催の答礼コンサートが行われ、当時皇太子だった陛下や雅子さまもご出席されました。フィリップ国王と天皇陛下は同い年(1960年生まれ)です。ご夫妻は1999年、皇太子時代の国王の結婚式に参列しており、非常に懇意な間柄。

雅子さまもマチルド王妃とベルギー訪問の思い出話に花を咲かせていらっしゃいました」(ベルギー王室に詳しい人物、以下同)

上皇陛下とベルギーのボードワン前々国王の友好はよく知られるが、代を経ても両皇室・王室同士の友情は続いているらしい。

「印象的だったのは、コンサートの終盤、上皇陛下にお別れの挨拶をする直前、天皇陛下ご夫妻(当時皇太子夫妻)が国王夫妻と長い間話し込んでいたことです。

なんでも『子育て』についてフランス語でお話になっていたとのこと。そう言えば、今の皇室でフランス語が分かるのは高円宮妃殿下と雅子さまだけですね」

(両陛下とベルギー国王夫妻)

国王夫妻の長女エリザベート女公と敬宮様は同い年(2001年生)。同じ年頃の娘を持つ母親同士の会話は尽きないだろう。また、ベルギー国王夫妻の次男エマニュエル王子は発達障害であることが公表され、小学校から特別療育学校に通っていることが報じられている。

発達障害のエマニュエル王子

ベルギー王室に詳しい人物はこう続ける。

「マチルド王妃はエマニュエル王子について『障害を持った子供だけど、神様が与えてくれたと思うと、より愛おしく感じますね』とおっしゃいました。
すると、雅子さまは『障害を持った子が生まれるのは、人の“優しさ”や“善”を引き出す聖なる使命を持っているからでしょう』とお答えになりました

さらに雅子さまは『肉体や脳にはハンディがあったとしても、障害を持って生まれる子は、実は自ら障害を選んで生まれてきている”アンジュ(※フランス語で天使)”なのですよ。障害とともに生きるという”強さ”を自分の使命としただけではなく、周りの人にも“優しさ”や’’愛’’を教える大切な使命を担っている...障害を持った子供は、そんな大切ないのちなのですよ』と語られました。

するとマチルド王妃は少し涙を溜めた目をして、『Oui, vous avez raison/ええ、もちろんですね』とお答えになりました」

障害を持った子が生まれた国王夫妻だが、あえて障害児の王子を隠さず、自然な形で公表し、発達障害に対する国民の理解を進めようと努めた。

それに対して、きっと心ないバッシングも少なくなかったろうし、王妃には「健康な子に産んであげられなくてごめんね…」と悩んだ日々もあったかもしれない

フィリップ国王(父親)に引率され支援学級に登校するエマニュエル王子

「子供の障害を『自分が悪いのでは…』と思い悩んだ王妃に対して、雅子さまの慈しみの言葉がどれほど励みになったことか…『障害を持ったのは神様からの使命であり、大切な”いのち”への働きかけである』と雅子さまのお言葉に国王夫妻は大きくうなずいていらっしゃいました

雅子さまのお言葉は、王子が障害児であることを隠さず、そのハンディをむしろ積極的に障害者に対する社会の理解に結び付けようとしている現在のベルギー国王夫妻の姿勢につながっていると言えるだろう。

ベルギー上空に現れた日暈

「雅子さまに勇気づけられた国王夫妻は翌日ベルギーへ向けてお帰りになりました。国王夫妻が到着したブリュッセルの空港では、空を見上げると太陽の周りに綺麗な虹が日暈(ハロ)となって広がっていたそうです。日暈(ハロ)を見たマチルド王妃はフィリップ国王にこう笑いかけたといいます。

まるで、太陽のような国でしたね…』と」

(国王夫妻が見た日暈(想像図))

雅子さまの言葉に癒された人は日本に限らず、きっと世界に大勢いることだろう。

ご成婚以来、ずっと封じられた雅子さまの皇室外交が、まさに今花開こうとしている。


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