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佳子さまオーストリア訪問で大統領を表敬
佳子さまは16日、日本との外交関係樹立150周年を迎えたオーストリアの首都ウィーンでファンデアベレン大統領に面会、約40分間懇談された。
「今回の欧州訪問は佳子さまにとって初の海外公式となりますが、同時に本格的な皇室外交デビューでもあります。終始笑顔で懇談された佳子さまは、ファンデアベレン大統領に“両国の友好関係がますます深まることを願っています”という天皇、皇后両陛下のおことばを伝えたほか、今後訪れるウィーン少年合唱団のコンサートなどについて意見を交わしたようです」(皇室ジャーナリスト)
ウィーン少年合唱団は、1498年に神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世が、宮廷礼拝堂少年聖歌隊として創設した非常に由緒ある少年合唱団である。音楽や芸術の分野に深い造詣のある佳子さまにとって非常に有意義な懇談の時間となったことだろう。
佳子さまの置き手紙
佳子さまの欧州訪問出発前には、紀子さまがお誕生日に記者からの質問に答えた文書を公表されたが、文中、佳子さまの欧州訪問についても言及されていた。
次女の佳子は、今年、大学を卒業し、6月には、私が長く携わってきた「産経児童出版文化賞贈賞式」に出席しました。(中略)
そして来週からは、オーストリアとハンガリーを訪問します。
次女にとっては初めての外国への公式訪問であり、本を読み、専門家の話を聞くなどして、熱心に準備を進めているように感じます。
与えられた務めをしっかりと果たせるよう、願っております。
(紀子さま53歳のお誕生日文書 より)
果たして、この紀子さまの書かれた文書による返答であったのだろうか?なんと、佳子さまは欧州訪問出発前には紀子さまに置き手紙を残していったという。ある皇室関係者は次のように述べた。
「眞子さまのご結婚問題以降、これまで秋篠宮一家の間ではいざこざが絶えませんでした。また眞子さまの結婚を応援している佳子さまは、結婚に反対していた紀子さまと口論になることもしばしばありましたが、やはり、母親であること紀子さまのことを心配していたようで、今回の欧州訪問前には、紀子さまを気遣うメッセージが書かれた置き手紙を残していったようです」(皇室関係者)
次女からの受け取った意外な手紙を、紀子さまは目にうっすらと涙を浮かべながら読まれたという。
「普段は気の強い佳子さまですから、紀子さまに直接感謝と気遣いの言葉を伝えることは少し照れくさかったのかもしれません。ですが、手紙には、
“お母さん、いつもありがとう!普段は怒ってばかりでゴメンね”
と佳子さまから紀子さまへの素直な想いを込めたメッセージも書かれていたようです」(前出の皇室関係者)
家族間で断絶が続いている秋篠宮家だが、佳子さまの活躍でそれが修復する日が近いかもしれない。そう思わせるエピソードだ。
今後、ますます重要性を増していく秋篠宮家の役割
現在、一部週刊誌やネットメディア等で批判を受けることも多い秋篠宮家であるが、皇位継承順位1位の秋篠宮殿下と2位の悠仁さまがおられることから、その重要性は現時点で非常に大きいといえる。
また、今後の、公務の増加や、雅子さまの体調の問題なども考えるならば、眞子さまや佳子さまの公務の分担量が増える可能性も高く、その重要性が高まりはすれど、決して低くなることはないだろう。
そのような非常に重要な秋篠宮家が家族皆で良好な関係を保っていくことは、皇室の将来のためにも極めて大切なことである。現在、様々な逆風に晒されてはいるが、それでも一家が皆で協力して、困難を乗り越えていくことを期待したい。
(編集部)