上皇陛下

美智子さま「新作ドレス」をご発注! 新年一般参賀に登場確定で関係者も「苦言」

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文/新藤幸人

上皇后美智子さまのご体調不良が報じられる

宮内庁は今月13日、上皇后美智子さまが9月頃から血の混じる嘔吐を繰り返し、心不全の診断指標となるホルモンの値が基準値を上回るなどの不調が続いているということを明らかにした。ある宮内庁関係者は動揺した様子で話す。

「上皇さまや美智子さまのご体調に関して、公表直前まで庁内の限られた人間しか知りませんから、大変驚きました。外出が続き、宮中でもお元気でお引越し作業に取り組まれているとばかり聞いていたもので…」(宮内庁関係者)

お代替わり以降、外出はあったが「私的」なものが多く、しばらくはそのご活動内容も控え目であったご夫妻。5月4日の天皇陛下の御即位を祝う一般参賀もTV中継でご覧になったという。しかし、10月22日からの「即位礼」に前後して、雲行きが変わってきたのだ。

「10月23日の『宮中茶会』では、海外王族を饗すために上皇ご夫妻もご参加をされたのですが、その際ご移動の車には上皇旗が掲げられていました。ご夫妻はこれを公務だとお考えなのです」(皇室記者)

美智子さまのストレスは「国民のせい」なのか

つまり、お代替わりを迎えても、上皇ご夫妻はお体が元気なうちは公務もこなしていきたいというご意向なのだろう。上皇職関係者は以下のように語る。

「側近らも『お元気なうちは国民の期待に応えてお出ましになるべき』と考える者が多く、それがしばしば二重権威を指摘される要因となっているのです。上皇職の中には『未だ上皇両陛下を天皇陛下と思っている国民もいる』と憚らず、『お出ましの機会を無くすなどありえない』と開き直る者も少なくありません」(上皇職関係者)

令和元年も残すところわずかとなり、重大行事も終えている中、上皇ご夫妻を“天皇皇后両陛下”と認識している国民はいないだろう。宮内庁は美智子さまのご体調不良を伝えると同時に、週刊誌報道による「二重権威」への指摘がストレスの要因と糾弾したが、つまり二重権威を指摘する国民のせいでご体調不良になったと言いたいのだろうか? その二重権威を自ら作り出しているのは上皇職をはじめとする皇室側であるように感じる。

出るか、新作ドレス

国民の疑問が噴出する中、宮内庁内では「来年1月2日の一般参賀に上皇ご夫妻も出席」との方向で決定しているという。

この件については、当サイトでもNHKに先んじて15日に報じている。

「宮内庁としては先の発表により、メディアに“批判自粛”を要請したつもりになっています。『国民も求めているのだから』と今後の一般参賀へのご出席も解禁する方向性です。

先日美智子さまご贔屓のオートクチュールから、何着かのドレスが届けられ大変驚きました。まさかこの新作でご参加されるおつもりなのか、と…。社交の場でお使いになるのかもしれませんがね。苦言を申し上げたい気にもなります」(同前・上皇職関係者)

今後も上皇ご夫妻がお出ましになることに、筆者個人的には異論はない。しかし、メディアに牽制を行うことは言論統制に他ならないだろう。特例を作り「生前退位」した以上、国民の声を抑制する方向ではなく、今後の上皇ご夫妻のご活動について、広く理解を求めるように動くのが筋というものではないだろうか。


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